0歳ひよこ組2023年度2月のまとめ

食事

ほとんどの子が完了食に以降する。活動から戻ると自ら進んで手を洗い、自分のエプロンを見つけて着けている。また、友だちのエプロンもわかり「どうぞ」と渡す姿があった。手づかみ食べもあるが、食具を使うことが増え上手に口に運ぶようになる。相変わらず、野菜などが苦手で見た目から手を出さない子もいるが、保育者が、「○○は美味しそうだね」「いい匂いがするよ」など、興味が持てるような言葉がけをすることで、一口食べようとするようになった。また、友だちが褒められる様子に影響されて意欲的におかわりしたり、苦手な物も食べようとしたりする。今後も食べる意欲を大切にする。また、絵本・手遊びなどを通して食べ物に興味が持てるようなきっかけづくりをしていきたい。

情緒

高月齢児は、本格的に自己主張が始まったように思う。何でも自分でやってみるが上手くいかず泣いたり、玩具を独占したりと自分の思いを懸命に伝える様子が見られる。気持を受け止めながら思いに寄り添い言葉で気持を代弁することで納得し、気持が切り替えられる様子。また、低月齢児も、自分の気持ちを表情や仕草で伝えている。引き続き気持ちに寄り添うと共に、気持がわかってもらえた心地良さや、思い通りにはいかないこともあるということも少しずつ感じられるようにしていきたい。
言葉は、二文語話せる子が増えてきた。喃語だった子も単語を話すようになる。友だちや保育者と会話をする事を喜びに感じている様子が見られる。
朝の分離は、笑顔で見送ることが出来ている。その後も安心して過ごしている様子が見られる。異年齢児での関わりの中では、年上の子に優しくされ一緒に制作したり遊んだりしながら関わりを楽しむことができた。積極的に異年齢児の関わる機会をつくっていきたいと思う。

身体発達

歩くのが大好きで散歩時は、両手を広げて歩きたいと両手を広げる子や保育者の手を握ってアピールする子などやる気が見られる。立ち乗りバギーを1台にし、順に歩いている。順番を待っている間も、歩く友だちに手を振ったり、声をして声援をしたりしながら楽しんでいる。また、道中の散歩中にも魚や鳥、草花を見たり触れたりしながら楽しんでいる。
公園では、砂場遊びや探索中心だったが、友だちや保育者とごっこ遊びやおままごとを楽しむようになる。今まで関心がなかった子も友だちと小石を並べて楽しんでいる様子が増えてきた。また、室内でも押し入れや階段を利用し、滑り台にするなど身体を十分に動かしている。
手先の器用さは、更に発達しシール貼りをしたりはがしたりもするのが上手になった。お絵描きはクレヨンで簡単な丸を描いたりなぐり描きを楽しんだりしている。

 

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