2歳うさぎ組2023年度8月のまとめ

食事

暑さによってか、ご飯と汁を混ぜて食べる子が増えた。主食や果物、おやつは「おかわり」と伝えよく食べる。水遊び等で沢山遊んだ後は疲れから、食事はあまり進まず、布団に向かう子が多い。横を向いて食べるなど姿勢が崩れやすい子は、テーブルとの距離を調整する援助をしている。引き続き色々な食材に親しみながら、意欲的に食事ができるようにしていきたい。

睡眠

食後は、自分から布団に横になる子が殆ど。水遊び等でよく遊び満足した時は、スムーズに入眠する子が多かった。なかなか寝付けない子は、静かに絵本を読んだり、満足するまで遊んだりした後、眠っていた。引き続き、各々のタイミングに合わせ、空調やCO₂濃度測定器も利用し、快適に身体を休める環境をつくっていく。

排泄

トイレに行かなかった子が、トイレに行く姿が増えてきた。行きたいという気持ちに寄り添いながら、声をかけていく。
尿意を伝え、自らトイレに向かう子も少しずつ増えている。布パンツを進めている途中でも紙オムツがいいと言う場合には無理せず、気持ちを尊重する。家庭と連携し、個々のペースに合わせながら、成功した時には大いに褒め、自信に繋げるようにする。

健康

水遊びは、玩具を使用し工夫しながら、じっくり遊びこむ子もいれば、ダイナミックに身体に水をかけ合い楽しむ子もいた。汗をかいた日には、シャワーをするとすっきり気持ちよく快適に過ごせるように心がけた。熱中症アラートが出ている時は、静(感触遊び)と動(ホール)を取り入れて過ごす。水遊びやシャワー後は、顔色や様子、触診等をして個々の体調の変化に留意した。こまめな水分補給や家庭との丁寧な連携で、熱中症や、感染症に気を付けて過ごした。

身体発達

8月も引き続き、戸外での水や泥を使った遊び、室内での感触遊び(氷遊び)などを楽しむ。氷の冷たさや感触を子ども同士で伝え合い、楽しんでいた。リズム遊びでは、色々な虫や動物になりきり、身体全体を動かしていた。
巧技台ではジャンプができるようになり、身体を動かす事を楽しんでいる子も増えた。
月末に涼しくなると散歩にも出かける。公園では、虫探しやどんぐり探しに夢中になり、手で捕まえようとしたり、枝や葉っぱに虫を乗せたりしている。怪我には十分注意しながら、個々の成長を見守っていく。

情緒

水遊び等、好きな遊びにじっくり取り組むことで満足し、落ち着いて過ごす時間が増える。思い通りにいかない時は、表現できない気持ちから、衝動的に物に当たったり、友だちに手が出たりする姿も見られる。保育者はその気持ちをしっかり受け止め、落ち着いてから、お互いの気持ちを代弁したり、危険なことを何故いけないのか等を伝えたりしている。引き続き、安心して保育園生活を過ごせるようにしていく。

言葉

おままごとの会話は、大人の真似などをしながら、イメージを広げてやりとりをする姿が見られる。言葉の発達にも個人差があるので、伝えたい気持ちに寄り添い代弁したり、どんな風に伝えたらよいか、その都度話したりしながら、援助していく。紙芝居や絵本も取り入れて、沢山の言葉を楽しく習得できるよう促していきたい。

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