3歳ぺんぎん組2021年度4月のまとめ

健康

今月は気温が高く、上着を着用せず外遊びができた。遊びに夢中で、声をかけても水分を摂ろうとしない子がいるので、遊びのタイミングを見計らって声をかけている。また、昼食の麦茶・汁物でしっかり水分を摂るよう心掛け、まだ4月だが熱中症に気を付けた。

環境の変化や緊張により疲れている様子が見られた。第一週目は落ち着かず、昼寝をしない子が何人もいたが、新しい環境に慣れてくるとリラックスして入眠できるようになった。   子どもの体調の変化に気づき、早めに対処できるようにしていきたい。

人間関係

散歩の時、誰と手をつなぐかトラブルがある。また、楽しそうな友だちと一緒に遊びたいけれど、遊具の数やスペースにも限界があり、貸してもらえないことや仲間に入れてもらえないことがある。そんな時、本人たちの話しをしっかり聞いて受け止め、それぞれに誤解が生じないように間に入り、やり取りが上手くいくようサポートし悲しい気持ちが和らぐよう配慮していきたい。

環境

公園では蝶を標的物に見立てた探検隊ごっこや、ツツジの植え込みの空いたスペースを基地にして逃げ込むなど、昆虫や植物を遊びの一部として楽しんでいる。また、公園のハトを初めは追いかけていたが、保育者が「どこか怪我して飛べないのかも」つぶやくと、様子がおかしい事に気が付き、心配して見守るようになる。生き物が遊びの対象だけではなく、共存し、守ってあげたい気持ちを育めるような言葉をかけていきたい。

言葉

新年度が始まり新担任に対し、少し距離を置いて口数が少なかった子も、半月を過ぎると、休日中の楽しかったことや、「○○君が貸してくれない」など、言葉で伝えてくれるようになってきた。個人差はあり、言葉より先に手が出る子には、どう話したらいいかその都度知らせている。中には、自分の名をひらがなで書く子や、「あいうえお さし…」と、た行まで言えている子、図鑑を見ながら昨年の夏にカブトムシを捕まえた事を思い出して話す子などが見られる。個人差があって当然なので、ひとりひとりと丁寧に関わっていきたい。

表現

友だちに「入れて」「貸して」と言葉で表現できている子が増えてきたが、なかなか難しい様子である。保育士が仲介し代弁することで、気持ちの表し方を知らせていきたい。排尿感を感じた時に自分から言い出せない子も、保育士に近づきモジモジしたり、オムツを持って近づいたり、その子なりに表現している姿が見られる。

ブロックですごい物ができた時や、今までできなかったことができた時など、「せんせい見て、見て」と満面の笑みで嬉しさを表現している。子どもたちが、自然と気持ちを表現したくなるような雰囲気や、保育者との愛着関係が築けるよう努めていきたいと思う。

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