3歳ぺんぎん組2020年度2月のまとめ

健康

大きく体調を崩すことなく元気に過ごした。引き続き手洗い・うがいの大切さを伝えていき、子どもたちの姿を見守っていきたい。戸外に出る際、上着の袖がひっくり返っていると自分で直したり、ファスナーを閉めるのもほとんどの子が1人でできるようになってきている。また、脱いだ服も丁寧に畳んでリュックにしまえる子も増えてきている。頑張っている事やできるようになったことを十分に認め、次も頑張ろうという意欲を持てるように関わった。

人間関係

友だち関係に変化が見られ、以前はあまり遊んでいなかった友だちとも遊ぶようになり、友だち関係の広がりとクラス全体の仲の良さを感じる。また、自己主張や意見をぶつけ合い、喧嘩になる事もあるが思いを受け止めながら仲立ちをすると気持ちの切り替えも早く、再び遊び始める。今後も自分の言葉で思いを伝え、子ども同士で互いの気持ちが分かり合えるように働きかけていきたい。

環境

今月も自分の遊びたい場所へ行き良く遊んでいる。4才児クラスに混じり、トランプをしているが、ルールを理解し上手に遊んでいる。パズルも自分の部屋にある物では物足らず5才児の部屋で真剣に取り組む姿が見られる。先月までは片付けずにいた子たちも、今月は保育者が声を掛けなくても片付けてから戻って来られるようになった。3月半ばからは、年下児との交流が多くなるのでそれまでは自由に行き来し思う存分楽しんでいき、たくさんの事を吸収できるよう見守っていきたい。

言葉

お当番活動の発表で今までは質問やお題を保育者が提案していたが、子どもたちの中から様々な内容の質問や、言いたいことを考えて自分なりに文章を組み替えて話している姿がある。人前で話す事にもだいぶ慣れてきて、ほとんどの子が緊張せずはっきりと言葉にしている。語彙や知識がすぐに増え、年上の子や家族から教えてもらった言葉を保育者や友だちに的確に説明することもある。また、不適切な言葉と、気持ちの良い言葉の区別がついてきているが、単語の面白さが勝ってその場にふさわしくない言葉が出てくるときもある。その都度声を掛けてゆっくりと理解し、優しい言葉や正しい言葉遣いが習慣づけられるようにしたい。

文字に興味がある子も多く、短いひらがななら多数の子が読めて意味も理解している。絵本の文字も友だちに読み聞かせしてもらったり、自分で一つひとつ読んでみたりと読解力も少しずつ芽生え始めているようだ。

表現

先月に引き続き、自由遊び中、折り紙やコピー用紙・マジック・ハサミ・のり等を使い、様々な作品を作って楽しんでいる。友だちが作る作品を見て「どうやって作ったの?」と聞いて教えてもらったり「やってあげる」といい作ってあげたり頼もしい一面もあった。その反面作れたことで満足して床に落としたままになっている事も多い。作った物を大切にすることも伝えていきたい。今月は雪だるま製作、ひな祭りを製作行った。雪だるまの身体は紙皿に毛糸を巻いた。四苦八苦する子、何となく巻いている子といたが、皆真剣な表情で取り組めていた。それ以外は自由に作ったが保育者の予想を超える個性豊かな作品が出来上がった。吊るし雛の枝は散歩に出掛けた時自分で探したものに毛糸を巻いたが、雪だるまで経験したため、慣れた手つきで巻いていた。

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