食事
近くのお友だちと「おやさいたべられるよね」と会話しながら楽しく食べている。また、その日のメニューにはどのような食材が入っているのか給食の人に聞く子もいる。
感染予防の為、保育士が子どもたちと一緒に食べる機会はなくなったが「みてて!」と苦手な食材を自ら食べたり援助をすると完食したりと挑戦して食べる子が増えてきた。引き続き、楽しい雰囲気の中食べられるように声掛けを工夫していくと共に苦手な食材を食べられた喜びを共有し自信や意欲に繋げていきたい。
睡眠
室温や温度の調整を行い快適な環境を整えた。体力がついてきて興奮気味になる事もあるが、入眠すれば睡眠時間は十分に取れているように感じる。シーツをとり、畳むことを意欲的に行う子が多く、金曜日以外にもシーツを取る姿が見られる。引き続き、一人ひとりに合った睡眠時間を考え心地よく睡眠が取れるようにしていきたい。
排泄
寒い時期になり、トイレに来ることを拒むこともあるが声掛けを工夫すると友だちと競い合い楽しい雰囲気の中トイレトレーニングが進んでいる。また、寒さから排尿間隔が短くなっている為、パンツで過ごしている子は声掛けをこまめに行ったり散歩時だけオムツを履いたりしている。今後も、個々に合ったペースでトイレに促していきたい。
健康
12月に入ってからも、軟便や下痢をする子が数名出た。個々の健康状態を丁寧に観察し、家庭連絡をこまめにとり早めの受診をすすめた。先月から始めたうがいは、保育士が言わなくても進んでできる子が多く意欲的に行っている。気温差があり乾燥もする為、鼻水をこまめに拭き、肌荒れの時にはワセリンを塗布するなどして清潔に快適に過ごせるようにしていく。
身体発達
子どもたちは寒さに負けず、外でもたくさん身体を動かし遊んでいる。追いかけっこでは、保育者に「おばけ・おに」などリクエストをして楽しむ子やウルトラマン・ジュウオウジャーごっこと怪獣になる子など、役割を決めて遊ぶ姿が見られる。また、フラフープ遊びでは動いている間にフラフープの穴に入ろうと挑戦する子やコップのポシェットを持ち散策遊びを楽しむ子もいる。製作遊びでは糊を使うことに慣れ量を考えて貼る姿も見られる。今後も、子どもたちが興味を示す遊びを提供しながら保育者も遊びに加わり楽しさを共有していきたい。
情緒面
保育者に見てもらうだけでなく友だちに「みててね」と伝えている事も多くなってきた。また、お友だちが何かに挑戦している姿や褒められている姿を見ると「私だって!」と競争心が少し芽生えて幼児らしさをますます感じる日々である。年長との交流では、一緒になって前で踊りを披露するなど環境の変化や状況に順応できるようになったと感じる。
言葉
自分のやりたいことや、出来事を保育者だけでなく友だち同士で話すなど会話のやり取りを楽しむ。言葉での表現が難しい子どもたちも、友だちの真似をして会話に交じっている。ごっこ遊びでは、役に応じて話し方を変えるなど微笑ましく感じる。歌や絵本が好きな子が多い為、遊びを通して語彙の獲得に繋げていきたい。