3歳ぺんぎん組2020年度4月のまとめ

環境

年度末の移行保育もあったため、新年度になっても大きな戸惑いはなかったが、1週目は朝のおやつを食べたがる子が何人もいた。机を減らしてコーナーを多く作り環境を整える事で保育者が介入する事なく遊び込める姿が見られた。カブトムシの幼虫を部屋で飼育しており、土が乾くと霧吹きをしたり、公園でもダンゴ虫やアリを見つけ虫等に興味深々の様子である。今後も自然物に親しみを持てるよう触れ合える機会を多くしていきたい。

人間関係

進級当初は気の合う友だちとごっこ遊びやピタゴラス、ワミー、ミニカー等で仲良く遊ぶ。自粛時期は幼児クラス合同で過ごしていたので4、5歳児が作るパーキングや道路にぺんぎん組も自然に仲間に入り、気付くとみんなで遊ぶ姿も見られた。上手く遊べず作ったものを壊してしまい喧嘩になる事もあるが自然に仲直りし再び笑顔で遊び出していた。異年齢と過ごす事で保育者の仲立ちもなく気持ちの折り合いを上手につけられている。今後も子ども同士で互いの気持ちがわかり合えるよう働きかけていきたい。

健康

戸外で遊ぶ時は進級した事で遊べる固定遊具が増え思い存分楽しんでいる。進級し食事の量は増えたが良く食べている。自粛のため幼児合同になり4、5歳児を真似て配膳下膳も自分で意欲的に行っている。トイレの場所が近くなった事でトイレに行ける子が増えた。引き続き無理のない様にトイレトレーニングを進めていきたい。

表現

前年度に引き続きお楽しみ会の劇音楽を流し、歌ったり踊ったりする事を楽しんでいる。塗り絵も色鉛筆を使い細部まで上手に塗っている。こいのぼり制作は異年齢でシール、折り紙、マーカー、画用紙、型抜き、のり等の用具を使い思い思いのこいのぼりを楽しそうに作っていた。今後も様々な表現方法を子ども達に伝えながら楽しんでいきたい。

言葉

語彙が増え自分なりに短く順序だてて話しをしている。玩具の貸し借りで思い通りにいかない時など上手く言葉で伝えられず困ってしまったり、時には手が出てしまう事もある。その子に応じて保育者が仲立ちをしていき、子ども自身が言葉で伝えられるよう配慮していきたい。

育児あれこれ