食事
入園にあたり面談を行い食材や形状を確認し、初期食2名、中期食4名
後期食2名でのスタートだったが、どの児も初めての給食を嫌がることもあまり無く良く食べることができた。家庭でも日々、食材が進み4月の後半 には中期食4名、後期食4名となった。また食材は進んだものの形状の好みはそれぞれに合わせることで無理のないようにしている。今後も一人一人の様子に合わせて楽しく食べられるような雰囲気をつくっていく。
情緒
入園から2週間ほどは、登園の分離時や傍にいる保育者が立ち上がるなどのきっかけで泣いてしまったり後追いをする姿が多く見られたが、分離時での涙は徐々に減ってきており保育者に抱っこされたり傍に寄り添うと落ち着いて玩具で遊んだり室内の探索をしたりできるようになってきた。保育者への甘える気持ちも出てきて抱っこを求めたりハイハイなどで後を追ってきたりする。保育者からの言葉かけや遊びの誘いに笑顔で応え、声をあげたり口元をみて真似をしようと動かしたりしている。また友だちの存在にも興味を示し手を伸ばして触ろうとする姿も見られる。それぞれの要求に応えゆったりと過ごして安心して過ごせるようにしていく。
身体発達
それぞれの月齢で仰向けからの寝返り、ずりばい、ハイハイ、つかまり立ち、一人歩きと様々な過程であるが、ずりばいから一人でお座り、つかまり立ちから数歩、歩けるようになったり、つかまり立ちがしっかりとしてきたりとそれぞれの探索遊びの中で日々、成長する姿が見られる。バギーで散歩に出かけると、しっかりと座ることができ、周囲の様子を良く見ていた。また手のひらで握るグーとパーの運動からスティック状の野菜をつまんで食べたり、ケースに入った布を引っ張り出したりと指先も発達してきている。入園から2週間頃に疲れからか体調を崩し休園する児も居たが保育園でも体調や機嫌に合わせて水分補給や午前寝、午睡をこまめに取り、ゆったりと過ごし負担のないように努めた。