4歳あさがお組2023年度2月のまとめ

健康

2月に入り寒さが増すが、戸外で積極的に身体を動かして遊ぶ。鬼ごっこやマラソンごっこの他、5歳児が取り組んでいるドッジボールにも興味をもち参加している。また、円海山への散歩では往復5㎞の道のりを歩き切り、「次回は更に山の奥まで歩きたい」と意欲をもっている。身体を動かす心地良さや充足感を得られるよう活動を考えていきたい。
給食では日々の献立で使われている食材を栄養表『げんきっず』に分けて確認する活動を始める。「足が速くなりたいから、赤色げんきっずの魚やお肉を食べよう」など、栄養を意識して苦手な物も食べてみようとする姿も見られるようになる。食べ物と身体の関係を理解し、食べることに意欲をもてるよう関わっていく。

人間関係

友達と誘い合いながら、自分たちで遊びを進めていく姿が増える。友達同士で楽しく過ごせる時があれば、思いが相手に通じず悔しさや悲しさを抱く時もある。自分とは違った考えや思いがあることに気付き、受け入れることもできるよう、場面に応じては仲立ちもしながら丁寧に関わっていく。

環境

暖冬の為、2月に入りようやく寒さを感じられるようになる。雪が降った時にはその景色を喜び、 雪の粒をじっと観察したり、冷たさや感触を味わったりしている。また、円海山の散歩では、早咲きの桜や菜の花を見て、訪れる春を感じることもできる。その季節ならではの自然現象に触れ、好奇心や探求心を育むことができるよう、貴重な機会を逃さずに保育に取り組んでいく。

言葉

これまでの5歳児クラスとの関わりを振り返りつつ、「どんな内容にしたら皆で楽しむことができるのか」「どんなプレゼントなら保育園の思い出となるか」など、卒園する年長児の気持ちを考えながら、お別れ会の内容や準備を話し合いで進めていくことができる。中にはイメージを言葉にすることが難しい児もいるが、そのイメージを汲みとった児が代弁する姿もある。今後も、クラスで自分の思いや考えを伝え合う話し合いの場を積極的にもっていきたい。

表現

卒園児へのプレゼント作りでは、年長児への感謝や卒園・入学を祝う気持ちをもち、丁寧に作っている。「きっと、ひまわりさんは喜んでくれる」とお別れ会にも期待を膨らませ、これまでの制作遊びをもとに室内装飾について考える姿もある。思いに合わせた表現ができるよう援助していく。

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