健康
大きく体調を崩す子は少ないものの、咳や鼻水のでる子は増えている。健康状態をしっかりと把握し、家庭と連絡し合う。また、咳の時には手で口を覆うなどの咳エチケットも伝え、感染を予防していく。
給食の献立表のひらがな表記のものを部屋に掲示する。昼食時には子どもたち自身でメニューや食材を確認し、栄養について友達と話す姿も見られるようになる。食べ物と健康の関係を知らせつつ、楽しく食事ができるよう援助していく。
人間関係
年長児が取り組んでいるドッヂボールに興味をもち、一緒に参加するようになる。ルールを伝え合いながら、遊びや仲間を広げていく。円形ドッヂボールでルールを分かりやすくすると、クラスの友達同士で声を掛け合い、遊びを進めていこうとする。子どもたちが自分で遊びを進めようとする姿を見守り、保育者も一緒に楽しんでいく。
環境
暖かい日が多く、『秋』『冬の訪れ』は感じづらいが、朝夕のヒンヤリとした空気や夕方の夕焼け空を見ながらゆっくりとした季節の変化を感じ取っている。また、サツマイモの収穫やどんぐり拾いをして大きさや数の比較にも関心をもつ。身近な自然に関わりながら、考えてみたり興味、関心の幅を広げるきっかけ作りができるよう、活動を考えていく。
言葉
友達との関わりの中で、自分の思いや考えを言葉で伝えながら、友達の思いに耳を傾けるようになる。思いを汲み取ることまでは難しい場面もあるので、保育者が仲立ちし言葉を補いながら、相手の思いを理解、受け入れができるよう援助していく。
表現
劇遊びでは、お気に入りの絵本からイメージをひろげ、友達と一緒にお話作りやごっこ遊びを楽しんでいる。劇に必要な道具や衣装も、「こんな物があったらいいな」「絵本ではこういうものを使っていたよね」とイメージしたものを形にしていく。運動会で『海賊』をテーマに取り組み、劇遊びまで繋げていくことで、子どもたちのイメージの共有や劇遊びへの導入が自然な流れでできる。一つ一つの活動の導入から展開、まとめまでを丁寧に行っていく。