0歳ちゅーりっぷ組2021年度2月のまとめ

食事

高月齢児は嗜好品も多くなり、好みも出てきている。好きな食事から食べるなど、食べる順番を選びスプーンや手掴みで食べる。低月齢児は、食材の感触を確かめながら手掴みを中心に意欲的に食べる。一人一人のペースを大切にして、一緒に楽しい雰囲気で食べられるよう声を掛けていく。

睡眠

布団を敷いて欲しいと仕草で伝え、嬉しそうに横になる子もいる。周りの様子を見たり、友達の声が聞こえたりすると気になり、入眠に時間がかかる事があるがぐっすり休む子が多くなる。遊びたい子と眠りたい子の場所を分け、一人一人の睡眠時間を確保し安心感と充実感が満たされるよう心地良い環境をつくる。

排泄

おむつがぬれたことを言葉や動作で知らせ、トイレに行き便座に座る子もいる。保育者がズボンを下げる手伝いをすると自分で脱ごうとする姿が見られる。排尿のサインを見逃さず、おむつを交換し、排尿間隔や興味に合わせ便器に座っていく。低月齢児は「気持ち悪いね。」という気持ちの伴った言葉と共におむつを交換し、濡れていた時とは異なる感覚を「さっぱりしたね」と言葉をかけ心地良さを繰り返し経験できるようにしていく。

健康

食前の手洗いが身についてきている。食後、手や口を自分で拭く姿も見られる。暖かい日は戸外で遊んだり散歩に行ったりして身体を動かす。感染症の予防や流行防止のため、玩具の消毒や室内環境への配慮(室温、湿度の管理、換気など)を引き続きこまめに行う。

身体発達

手遊びやダンス、歌遊びを真似することや、絵本の中の顔の表現を動作で表してやりとりを楽しむ。繰り返し表現遊びを楽しんでいく。指先も器用になり、玩具を重ねる、つなげる、崩す、転がすなどの動きを楽しむ。夢中になっている時は、静かに見守る。高月齢児は動きが活発になり、段差に上ったり、鉄棒にぶら下がろうとしたりして、体を動かすことを喜ぶ。低月齢児は、不安定ながらも歩行を楽しみ短い距離を保育者と手を繋いで歩行する。のびのびと遊びながら、さまざまな体験ができるように保育者が手を添え、一緒に遊ぶ。

情緒面

思いを簡単な言葉や表情を変えて伝える。その気持ちを共感し、思いが受け止められたことで、言葉や仕草で自分の思いが伝わった喜びを感じられるようにする。友達の頭を撫でたり微笑あったりする姿が見られる。また、友達の遊びに興味を持ち近寄り同じように遊ぼうとする。必要に応じて仲立ちをしていき、関わりを楽しめるよう環境を整える。

言葉

高月齢児は「せんせい」「○○ちゃん」「いらない」など、はっきりと聞き取れる言葉を発し、簡単な言葉で思いを伝える。低月齢児は指差しや喃語、しぐさで保育者とのやり取りを楽しむ。指差しや呼びかけに答えるなど、動作と言葉を結び付けて語りかけ伝わる心地よさを繰り返し経験する。

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