5歳ひまわり組2021年度9月の保育日誌

9月 3日(金) 雨 萩原

これまで皆で制作や太鼓の準備を進めてきて、期待が高まっている中で日野祭りを迎える。年下児のお客さんを迎えるにあたって、初めは緊張や戸惑いが大きく、中には表情が強張ってしまう児もいたが、徐々に雰囲気に慣れていき「いらっしゃいませー!!」「〇〇屋さんはいかがですかー」と大きな声でお客さんを呼ぶことができるようになる。また、それぞれのコーナーでは、相手に合わせて身をかがめたり、視線を合わせたりしながら優しく遊び方を知らせている。今年度初めての行事で楽しみや期待が大きいが、中には緊張して戸惑う児も数名いる。行事の中でも活動内容の見通しを持ちやすくし、安心して取り組める環境をしっかりと作っておくことがとても重要だと改めて感じる。これから、運動会・おたのしみ会・卒園を祝う会と大きな行事があるが、それぞれの『らしさ』を発揮し、のびのびと取り組むことができるよう、準備や援助の仕方を考えていく。

 

9月 9日(木) 雨 萩原

運動会ごっこについての話し合いをする。開会式から一つずつ『どのように進めていくか』『どんな内容にするか』を考え、意見をあげていく。歌や体操など、これまでにクラスで取り組んできたものを思い出し、皆で楽しめるものを選んでいる。今年度はひまわり組単体での運動会ごっこの開催となる。『自分たちで作り上げていこう』とこれまでの運動会には捉われずに、考え決めていくことを提案すると、運動会の雰囲気も考えつつ、これまでに取り組んで楽しかったものや好きなものをあげていく。今年度のひまわり組らしさが発揮されるよう、子どもたち主体で進めていけるようにする。

 

9月 13日(月) 晴 萩原

1か月ほど前から楽しみにしていた『ボディペインティング』をする。「やっとできるね」「顔にお化粧するんだ」と期待で胸を膨らませている。まずは、赤青黄の三原色の絵の具と洗濯のり、ボディシャンプーを混ぜてとろっとした感触を味わう。徐々に、模造紙に手形を押したり、足の裏に絵の具をつけて歩いたり、四つん這いになって身体で描くことを楽しんでいる。また、ゾンビやおばけをイメージして、手足や顔に絵の具を塗りたくるなどダイナミックに遊び始める。三原色のみを用意することで、混色やマーブリングなどに発展することを期待したが、ダイナミックに塗りたくって遊ぶ児が多かった。今回の活動に入るまでに、色水遊びなど、絵の具の特徴を生かした遊びを取り入れておけば、ボディペインティングの中でもさまざまな気付きがあったのではないかと反省する。今夏は雨が多かったり気温が低くなったりして、ボディペインティングには難しい日が多かった。できれば、もう一回取り組み、遊びの発展を期待したい。

 

9月 27日(月) 晴れ 末﨑

4歳児クラスと玉入れとリレーを楽しむ。4歳児と混合でチームを作り対戦すると、声を上げて友達や同じチームを応援したり、励まし合ったりする姿がある。その後、ドッジボールにも取り組む。中には転がるボールを手にすることができずに悔し涙を流す児もいるが、友達の声に励まされて一生懸命にボールを追いかける姿が見られる。転がってきたボールを必死に追いかけ抱えると相手チームの友達の動きをよく見て投げる。ゲームが終わると勝敗に関わらず、「楽しかった」との言葉があがり、満足感が伺えた。テンポよく運動遊びをしていく中で、互いに応援したりルールを伝え合ったりして楽しんで身体を動かすことができ、「今日は小さな運動会だったね」と話す児もいる。「運動会ごっこ」までに、他クラスとも関わりを持ちながら競技を楽しんでいき気持ちを高めていく。

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