1月12日(木) 晴れ 中野
子ども新年会に参加する。幼児クラスで干支の由来をパネルシアターで紹介してもらったり、獅子舞の踊りを見たりする。会の開始前から「獅子舞が怖い」と訴える子がいたので、保育者の傍で過ごすが一人が泣き出すと、つられて他の子も泣き始める。正月遊びで自由に遊ぶ頃には落ち着き、園庭・室内を自由に行き来して、福笑いやコマ・羽根つきなど伝統的な遊びに触れる。獅子舞の登場に半数近くの子に動揺があり驚いていたので、保育者が獅子舞を被る時は、子どもの目の前で被る・希望者だけ前に出て獅子舞に頭を噛んでもらうなどした方が、必要以上に子どもを怖がらせないのではないかと感じる。遊びでは伝統的な遊びに触れることができてよかった。福笑いなど保育室に用意して、正月の余韻を楽しんでいく。
1月19日(木) 曇り 中野
バス通りを歩き日野中央公園に向かう。途中、「こっちを曲がったらお寿司屋さん」「まっすぐ行ったらぼくのお家」と地域の地理を子どもなりに理解して楽しそうに会話が広がる。公園ではアスレチックで遊び、池を見に行ったり、かけっこをしたりして身体を動かして遊ぶ。昨年よりも格段に子どもの運動能力が上がったのを感じる。以前は保育者の介助を求める子も、今は自分の技量を自分で判断しながら高さを調整して遊ぶことができるようになる。心も身体も成長していく子どもの姿をさらに後押しできるように声掛けや活動内容を工夫していく。
1月23日(月) 曇り 中野
おうちの人に見てもらおうと、全員で絵馬・獅子舞を画用紙で貼る。友だちの作品を見て「じょうず」「かわいい」等言い合い楽しんでいる。その後希望する子は節分制作の続きに取り組む。張り子が終わった子は、毛糸の髪を付けたり厚紙で角を付けたりする。制作は仕上がりに近づく子が増えると共に意欲の高まりを感じる。少しの隙間時間でもやりたいと望む子もいるので、材料を豊富に準備して最後まで楽しめるようにしていく。張り子は根気のいる作業なので、その子に合わせて少しずつ進めていき、行事を楽しみにする気持ちを高めていく。
1月30日(月) 晴れ 中野
ドッジボールで遊ぶが、ルールがよく分かっていないので、ひまわり組の有志の子と一緒に行う。ゲームを進めるごとに遊び方を理解して、積極的にボールを受けたり投げたりする。ボールが当たるとふてくされたり、泣きだしたりする子もいるが、時間を空けると再度遊びに加わり楽しんでいる。女児を中心にしてゲーム性のある集団遊びを楽しめるようになる。年長児が優しく教えてくれることで安心感を持って遊ぶことができた。年長児と遊びを共有して、年下の子との関わり方を学び、進級に向けて更に経験を増やしていく。集団遊びに参加せず、個別で遊んでいることが多い子も、様子を見て遊びに誘い、様々な遊びに触れる経験を増やしていきたいと思う。