4歳あさがお組2020年度2月の保育日誌

2月4日(木)晴れ 青木

看護師から手洗い指導を受ける。紙芝居の読み聞かせ後、保育者2人がそれぞれしっかりと洗った手、簡単に洗った手を見せる。両保育者の手に看護師が水をかけると簡単に洗った保育者の手が黒くなり、子どもたちは「うわあ!汚い!」「適当に洗ったからだ!」と目を大きくさせて驚いた反応を見せる。その後、1人ずつ手の甲に判子をつけて手洗いをする。手洗いポスターを見ながら真剣に洗う子が多い。

日頃からウイルスや、ばい菌についての話はしているが、今回「ばい菌=黒い水」と分かりやすく目に見えたことで衝撃を受けているようだった。以前お腹が痛くなった経験のある子もいて「しっかり洗おう」と話す子や、自分の手を見て心配になりすぐに洗いに行こうとする子もいる。手洗いの大切さを再確認できた。今後もこの意識が続き、丁寧な手洗いが習慣化するよう工夫する。

 

2月5日(金)晴れ 松崎

もう少しで自分達が年長児になること、今の年長児が小学校へ行くことから話し始め、卒園プレゼントや卒園児へ送る歌について話をする。運動会やお楽しみ会での年長児の格好いい姿や一緒に関わったことなど一緒に思い出す。子どもたちから「プレゼントを作りたい」と意欲的な言葉が出る。プレゼントを作っていることは年長児には内緒にし、「楽しみな思いはプレゼントを渡すときまで取っておこうね。」と子どもたちと約束をすることでクラスの団結が深まっているようだ。年長児にプレゼントを渡すために制作をしていくことで、年長児への感謝の気持ちが湧くような言葉掛けをしていく。

 

2月12日(金) 晴れ 松崎

いつもより早めに園を出発し、四ッ切公園へ向かう。途中で梅の花を見つけ、顔を近づけて香りを楽しむ。公園では喜びで一杯の表情を見せ、思い思いの遊具で遊ぶ。保育者との約束を守り、子ども同士でも声を掛け合っている。今学期初めての四ッ切公園で距離もあり、散歩も久しぶりで体力も気になったが、殆ど転ぶことなく、あまり疲れることもなく歩いている。満足した表情でその後も過ごしている。今後も体力増進や気分転換をはかっていく。

 

2月19日(金)晴れ 松崎

ほうれん草、小カブのプランター前に集まり、保育者から野菜についての話や、収穫の方法を聞く。「やってみたい!」と意欲的に手を伸ばし、収穫する。今回収穫した野菜はそれぞれが家に持ち帰ることを伝えると嬉しそうにする。その後西公園に散歩に行き、梅の花や水仙を見たり、遊具や鬼ごっこで体を動かす。今回のことが食育に繋がるように野菜カードでクイズを出したり、パネルシアターを見たりしながら食べる意欲を育んでいく。クラスのヒヤシンスに興味を持っているので、花の図鑑や絵本を手の届くところに置き、いつでも見ることができるようにする。

育児あれこれ