3歳さくら組2020年度5月の保育日誌

5月7日(木)  晴れ 髙島

プランターを用意し、指で種まきの穴をあけると土の感触に思わず笑みがこぼれる。インゲンの種を渡すと「ピンクきれいね」と言い、自分で開けた穴に優しく種を蒔く。保育者が「どんな野菜ができるかな?」と聞くと「おいしいやさい!」と嬉しそうに答える。給食で食べたり、スーパーに並んでいたりする野菜を自ら育て、収穫し、食べることを経験して食べ物を大切にする気持ちを感じて欲しい思う。子どもたちが喜んで世話のできる環境を作りながら収穫を心待ちにできるようにしていく。

 

 

5月12日(火)  曇り 中村

園庭にちゅーりっぷ組がバギーで出てくると傍に寄り添い「かわいいね」「やわらかいね」と触れ合いを喜ぶ。散歩では、車用と歩行者用の信号機を比べて違いを探したり、広場でかけっこや梅の実拾い、シロツメクサで指輪を作ったりして自然と触れ合う。疲れや暑さからか全体的に食事のペースが落ちているように感じられる。子どもの体調の変化を見逃さず、水分補給や休息をこまめにとるようにする。

 

 

5月19日(火)  雨時々曇り 高島

幼児クラスになり初めてハサミを使用する。「わにわにのおおけが」の絵本を見てハサミの使い方を知る。一回切りができるように画用紙を2cm幅に切ったものを用意し、保育者の持ち方、切り方を見て意識しながらゆっくりとハサミを動かす。繰り返すうちにスムーズに切れるようになり、笑顔を見せる。ハサミに触れたことがある子も「わにわにのおおけが」を見ることで、改めてハサミの使い方を知ることができた。今後も使用する機会を作り、繰り返しの経験で安全に使えるようにしていく。

 

 

5月29日(金)  晴れ 髙島

5月の誕生会に参加した後、園庭で遊ぶ。自分が用意した三角コーンに1歳児が興味を示し、重ねて遊んでいるのを見て「ちょっとしょうがないか」と戸惑いながらも貸してあげる姿が見られる。色水遊びをしている5歳児を見て興味を持ち、少し距離を置いて様子を伺っていたが、5歳児から声を掛けられて、色水が入ったプラコップを差し出してもらうと少しずつ距離が縮まり、嬉しそうに一緒に遊ぶ。年上児がしている遊びや活動を見る中で、様々な事への興味が広がり、良い刺激になっている。今後も担任同士声を掛け合いながら交流を持つ。

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