3歳さくら組2020年度2月の保育日誌

2月1日(月) 晴れ  高島

「今日は豆まきなの?」と一日早く行う豆まき集会に戸惑いの表情を見せながらも期待を持つ。由来の紙芝居、豆まきの歌を楽しみ園庭で「赤鬼と青鬼のタンゴ」を踊る。太鼓の音が鳴ると表情が変わり、赤鬼青鬼が登場すると、園庭の端へ逃げたり、保育者の後ろに隠れたりする。果敢に豆を投げる友達を見て、涙をこらえ豆を投げ始める子もいる。「家でもやるよ」と保護者と一緒に行う事を楽しみにする。赤鬼青鬼の姿を見て不安になる子も、豆まきをする友達の姿を見て勇気を出して豆まきをしていた。友達を意識し、勇気を貰い行動する姿に成長を感じる。行事の由来や伝統などまだ難しい面もあるが、友達と参加をする事で親しみや期待感を持てるようにしていく。

 

2月9日(火) 晴れ  藤

北公園へ散歩に行く。虫めがねを持ち葉っぱの葉脈や木の根っこ、地面に小さな虫がいるかなど夢中で観察する。「みてみて!これすごいね!」「こっちにも!」と友達や保育者に話しかけてくる。普段見ているものを虫めがねで見ることにより新たな発見があり、様々なものに興味が広がっている。他の公園へ行き、虫や植物などを虫めがねで観察したり、見たものを絵に描いたりして発見する喜びや探究心を高めていく。

 

2月15日(月) 雨  髙島

ハサミを使い雛人形の顔の形を切る。保育者が「ゆっくりで大丈夫だよ」と伝えると「今日は時間がいっぱいあるもんね」と雨の日の生活を理解する。スムーズに曲線を切る子や慎重に一度切りを繰り返す子、切るのが不安な子は予め切ってある物を選んだりする。髪の毛は折り紙を細かくちぎり貼っていく。ハサミの使い方に不安を持っている子は丁寧に道具の使い方を伝えていく。一人一人の成長の進み方を把握して、援助をし作る楽しさ、達成感を感じられるようにする。

 

2月22日(月) 晴れ  髙島

幼児クラスの行事を楽しみにしていた子が多く、持って来た水筒を嬉しそうに保育者に見せる。3クラスでのなかよしグループに戸惑いながらも、5歳児に手を取ってもらい関わりを楽しむ。おやつを食べたことや散歩が楽しかったことをお家の人に伝えたいと保育者に言いに来る。感染予防の為、幼児クラスの行事を縮小したり無くなったりした事が多く、水筒を持っての散歩に大きな期待を持ち喜んで参加する。5歳児が手を引いてくれたり、譲ってくれたりする姿を見て良い刺激となり、思いやりの気持ちを経験するよい機会になった。低年齢児との関わりの機会を増やし思いやりの気持ちを育んでいく。

育児あれこれ