3歳さくら組2019年度の2月の保育日誌

2月3日(月) 晴れ 萩原

節分の集い:登園時から「今日は鬼がくるんだね」と楽しみにしている子と、緊張している子がいる。自分で作った豆入れの袋を身につけると嬉しそうに見せ合っている。鬼が登場すると怖がりながらも豆を投げたり隠れたりして、それぞれのペースで楽しんでいる。先週より、豆まきの由来についての紙芝居を見たり歌をうたっていたので、大まかな意味は理解していたと思う。終了後も、改めて鬼の紙芝居を見たいという声があり、由来の理解を深めることができたと思う。

 

2月10日(月) 晴れ 萩原

豚汁に使うこんにゃくをちぎる作業をする。初めのうちは、こんにゃくをつかむ強さや指先の動かし方(ちぎり方)に悪戦苦闘し「難しい」「できない」という子が多かったが、コツをつかむと、程よいサイズにちぎることができていた。給食の時間には、汁の中から見つけ出し友達と見せ合って食べていた。ちぎったこんにゃくを調理室へ持っていった際、しばらく調理の様子を観察することができた。今後も調理の様子を見に行く機会を持ち、食への関心へと繋げていく。

 

2月17日(月) 晴れ 萩原

すみれ組(2歳児)と一緒に四ッ切公園へ行く。出発前に“今日はさくら組がお兄さんお姉さん(の立場)でお散歩に行く”ことを伝えると、「できるよ」「車の方がさくら組ってことだね」と自信の表情を見せる子と、緊張の様子の子がいる。歩行中の手つなぎの入れ替わりではぎこちなさはあるものの、保育者の声掛けに応じ手を繋ぎ変えることができる。公園では“だるまさんが転んだ”や追いかけっこ、大型遊具で遊ぶ。最近、進級を意識する姿、言葉が多く見受けられる。今、子どもたちが抱いている進級への期待や意欲を膨らませていき、安心して進級できるよう援助していくとともに、年上児だからこそ感じられる嬉しさも味わえるようにしていきたい。

 

 

2月19日(水) 晴れ 萩原

室内に飾ったひな人形を、眺めたり「ひな祭り」の歌を口ずさんだりしながら、ひなまつりへの関心が高まってきている。由来の紙芝居を見てから、おひな様の人形作りを始める。男の子女の子の違いや、ひな祭り、端午の節句、それぞれに祝う伝統行事があることがわかる。花作りでは、薄く破れやすいお花紙を慎重に起こしながら丁寧に進めていく。人形の顔作りでは、雛人形を観察しながら描く子もいる。少しずつ形になってくる自分のひな飾りを喜んで見ている。お花紙を使っての制作は初めてで、素材を扱いにくい子もいたが立体になる面白さを味わうことができてよかったと思う。

育児あれこれ