11月2日(火) 平本
移動動物園がやってくることを知らせると、楽しみにしながら支度をする。ポニーの乗馬は、ほとんどの子が楽しみにしている。乗馬している友達を見たり、手を振ったりする。また、モルモットやヒヨコをカゴに入れ、膝の上に置いて野菜をあげたり、優しく撫でたりする。昨年度は、大きい動物を見て不安になる姿が見られたが、保育者や友達が楽しそうに触れ合う姿を見て、ほとんどの子が喜んで触れ合う。ポニーの乗馬に時間が掛かり、全ての動物を十分に見ることができなかったため、時間配分を考慮しながら行っていく。
11月12日(金) 平本
園舎の横にある畑にて、5歳児と一緒にさつまいも掘りをする。子どもたちが採りやすいように、事前に葉やつるを刈る。また、芋掘りに関するパネルシアターを行い、芋がどこにあるか話したり、採り方を分かりやすく伝えたりすると、戸惑う事なく全員参加する。採れた芋を保育者や友達、5歳児に喜んで見せる。収穫後、芋つるで綱引きや縄跳び、しっぽ取り遊びをしたり、つるをリボンや冠に見立てたりして遊ぶ。芋の葉やつるは処分するのではなく、遊びに繋げ、実際に栽培物に触れたり、遊びの道具に見立てたりして遊ぶ経験ができた。今回の収穫した経験を食育に繋げていきたい。
11月16日(火) 齊木
起伏のある道を歩いて散歩する。枯れ葉を踏みしめカサカサ音を立てながら歩くことを楽しんだり、落葉した木をみて「葉っぱさんないね」と友達や保育者に気付いた事を話したりする。電車が通るのを見ることができ喜んで手を振る。保育者に見守られながら子どもたちだけで手を繋いで歩くことが増える。散歩を楽しみながら、晩秋の季節を感じることができた。落ち葉は滑りやすいので、気をつけながら見守る。寒くなり上着のポケットに手を入れて歩く子もいるが転倒したときにすぐに手が出ないので危険であることを伝えていく。
11月25日(木) 中村
消防署まで散歩に行く。歩行しながらクリスマス飾りなど見つけたものを友達や保育者に伝え会話を楽しむ。消防署では、ホースやノズル、防火服に触れたり、消防車を間近で見たりする。また、署に戻ってきた救急車を見て喜ぶ。到着時はシャッターが閉まり、消防車を直接見る事ができなかったが、消防士の方のご好意で中を見学する。今までで一番の遠距離の散歩だったが、消防車や救急車を見たいと言う気持ちが“歩こう”という意欲に繋がった。 “○○を見に行く”などわかりやすい目的があると子どもたちも、その目標に向かって期待感をもつ事ができるので、今後も明確に分かりやすく伝え、目的を共有しながら活動を楽しめるようにしていく。