1歳たんぽぽ組2022年度3月の保育日誌

3月 1日(水) 晴れ 末﨑

園庭遊びでは、マットや砂場遊具を使いごっこ遊びを楽しむ。お金や商品のやりとりをし、生活の中で見聞きしたことを真似ている。時に遊具の譲り合いが難しくなると、涙ながらに訴えてくる姿があるが、同じような遊具や気に入った遊具を保育者と一緒に探して遊び始めると、気持ちを切り替えられるようになる。運動遊びや表現遊びも広がっているので、友だちと一緒に楽しめる遊びを工夫していく。

 

 

3月 6日(月) 晴れ 尾崎

5歳児クラスと散歩に行く。5歳児には「歩幅を合わせてゆっくり歩く」ことや「手をしっかり繋ぎ、車に気をつけて歩く」ことを伝える。靴が脱げた時や段差があるときには気にかけてもらい、安全に散歩を楽しむ。多くの言葉のやりとりを楽しんだわけではないが、年長に優しくされる経験を味わうことで、思いやりや親切心に触れられる機会になった。

 

3月16日(木) 晴れ 萩原

絵の具遊びを楽しむ。これまで絵の具遊びの経験を重ねてきたことで、道具の使い方やのびのびと描く楽しさが分かり、期待を持って参加する。以前使ったローラーやタンポを思い出し、「きょうはつかうの?」と聞いてくる児もいる。手が汚れることを気にしている児も、楽しんで取り組めるようになる。今回は筆を使ったが、さまざまな道具を準備し、その中から選択するようにしても良かったのではないかとも思う。気持ちを開放してのびのびと楽しめるようにする関わり方も大切だと感じる。

 

3月30日(木) 晴れ 萩原

5歳児と一緒に駅前公園へ散歩に出掛ける。行き先を伝えると「トトロの公園?」と喜び、意欲的に支度を進めていく。出発前に5歳児から声を掛けられると喜ぶ児もいれば、人見知りや緊張を表す児もいる。公園までの道のりでは、会話をしたり、つくしやたんぽぽの観察をしたりする。公園では桜の花びらを集め、斜面の上がり下がりを楽しむ。5歳児との関わりを多く持つことで、初めは人見知りが強く関わることを拒否する姿も見られたが、手伝ってもらったり遊びに加わったりすることで、気持ちが通じるようになる。進級により大きく環境が変化するが、今年度の経験をもとに異年齢児と積極的に関わってほしい。

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