5歳ひまわり組保育日誌バックナンバー

5歳ひまわり組2023年度6月の保育日誌

6月2日(金)雨 五十嵐
1歳児と一緒にダンスを踊ることを提案すると、「(保育室に)いく!!」と楽しみにする。曲が流れてくると照れながら踊る子、自信に満ちている子などそれぞれの姿が見られる。人の前に出て発表する経験や、1歳児(異年齢児)と交流する経験など保育園ならではのことを楽しみながら、様々な感情を味わう機会を作れるようにする。その後、「かごめかごめ」をする。今年度初めて行うので、ルールを確認する様子が見られる。参加したがらない子に対しては無理強いせずに他の子の様子を観察することで、自分でしてみたいという気持ちが湧くまで待っていく。

6月7日(水)晴れ 五十嵐
3歳児と手を繋いで、玉ねぎ畑に行く。3歳児の歩くペースに合わせることに疲れを見せている子もいるが、玉ねぎの収穫が出来ることに期待する姿も見られる。畑でも、収穫した玉ねぎの大きさを比べたり、根っこや茎を観察したりする。匂いがしていることに気付いて、手の匂いを嗅いでいる。帰りは、3歳児と話をしながら楽しんで歩く姿が見られる。さつま芋の苗を植えたり、キュウリの生長を観察したりすることで、野菜に興味を示しているので、直接触れられる経験ができることをよい機会と捉えて、食育を進めていく。

6月13日(火)晴れ 五十嵐
港南台地区の保育園交流(なかよし交流会)に参加する。交流会のことを話すと楽しみにする様子が見られたが、当日緊張する子もいる。公園まで歩いているうちに、楽しみの方が上回る様子が見られる。顔合わせの挨拶をする時は、緊張する様子が見られたが、「ジャンケン列車」「猛獣狩り」などのゲームをする中で他園の子との交流を楽しむようになる。交流の機会を大切にして、様々な人との関わりを持てるようにしていく。公園での往復に疲れが見られているので、天候や子どもの様子を見ながら休憩したり、ペースを合わしたり無理なく歩くようにしていく。

6月21日(水)曇り 五十嵐
ドッチボールの線を自分たちで引き、ドッチボールを始める。コートが狭かったので、ボールの勢いが強く、迫力のあるゲームになる。ボールを受け取ったらすぐ投げ、挟み撃ちにするなど作戦を考えている。ゲーム遊びでは、自分達で工夫したり、勝つ為の作戦を考えたりしているので、今後も話合う時間を作り、遊びを深めていくようにする。泥んこでは、砂の形の変化や感触を手足、体全体で楽しむ。触るのを嫌がる子はいなかった。子どもによって泥遊びの仕方が異なるので、その子に合わせた環境を作っていく。次第に大胆に遊び始めることが予想されるので、スペースを広く取り、用具を揃えていく。…

5歳ひまわり組2023年度5月の保育日誌

5月2日(火)晴れ 髙島
鉄棒やボール、巧技台などの運動用具で体を動かす。円の中心にタイヤとカゴでゴールを作ると、ボールを持ってきてカゴにめがけてボールを投げる。繰り返し投げることで、力加減がわかりカゴに入ることを喜ぶ。巧技台では、足を伸ばしたり曲げたりしながら地面においたフラフープの中心を目がけて跳ぶ。フラフープを遠ざけたり、近づけたりして楽しむ。
ドッジボールや爆弾ゲームでは、4歳児と声を掛け合って遊びを進める。遊びに夢中になり自分中心のルールを相手に伝える姿が多く見られる。その都度、ルールの確認やどんなルールにするのかを考えていき、参加している児が納得して遊ぶことができるようにしていく。
自分のしてみたいことなど保育者に確認をする姿が多いので、自分で考えて遊んだり、展開したりできるように活動を工夫していく。

5月9日(火)晴れ 五十嵐
0歳児の様子が気になり、保育室内を覗いて手を振ったり、園庭では傍で過ごしたりする。年下児に優しく接している時には、その姿を褒めて年長になったことの自信に繋げられるようにしていく。
「英語で遊ぼう」では、発音が難しかったり、リズムが早くなったりすると声が小さくなる。一方講師に褒められると、どんどん積極性が見られる。みんなの前に立ちたがる子もいる。一人一人取り組み方が異なるので、様子を見ながら保育者が声掛けをしたり一緒に参加したりして安心して参加していけるようにしていく。

5月22日(月)晴れ 五十嵐
子どもたちが暑さに気付き、日陰にドッチボールのコートを描いて遊び始める。暑さを感じる日も増えてきているので、天候によっては室内で体を動かす活動を取り入れていくようにする。砂場では1歳児が砂遊び好きなことに気付いて、「砂山を作ってあげよう」と大きな山作りを始める子がいる。異年齢児で交流する機会を持ち、関わりを深めていく。
さつま芋の苗を植える。保育者の説明を聞きながら、「こうかな?」と友達と話しながら取り組んでいる。苗を観察していくことで、野菜の生長に興味が持てるようにしていく。

5月25日(木)晴れ 五十嵐
以前おこなった野菜スタンプ(ピーマン)を楽しむ様子が見られたので、今回はチンゲン菜の切れ端でスタンプをする。茎の断面を見て、何の野菜か考えている様子が見られる。形が「バラの花に似ている」と赤の絵の具でスタンプしていた子も色を混ぜて、他の色に変わったりグラデーションになったりしていく様子を喜ぶ。自分の作ったものを保育者や友達に見せている。前回のピーマンよりなじみのない野菜だったが、断面の形が不思議で観察する姿が見られる。この機会を大切にして、野菜に興味が持てるようにしていく。絵の具に触れることを楽しんでいるので、天候を見ながら全身で絵の具遊びを楽しめる経験ができるように準備していく。…

5歳ひまわり組2023年度4月の保育日誌

4月3日(月)曇り 五十嵐

今日から進級したことや保育室での過ごし方についての話をしたり、室内で自由に過ごしたりしてゆったりと過ごす。帽子の色が変わったことや、「ひまわりさん」と呼ばれることに照れた様子も見られる。ひまわりさんでやりたいことをアンケートすると、様々な遊びが挙がってきたので、子どもたちと活動の内容を相談しながら、進めていく。片付けや行動も早くなり自信が見られる。期待を持ち、過ごしている姿を認めて、自分でやってみようとする気持ちを伸ばしていけるような環境を作っていく。子どもにより、進級に対する捉え方が違うので、一人一人に合わせて対応していく。

4月12日(水)晴れ 五十嵐

心地良い気候だったのでお風呂マットを出して日向ぼっこをしたり、ごっご遊びをしたりして過ごす。誰が何役になるのか、なかなか決まらない様子が見られるが、自分達だけで解決することが出来ている。また、ドッチボールが好きな子が多く、毎日楽しんでいる。ドッチボール以外にも集団で楽しめる遊びを楽しめる時間を作っていく。その後ポックリを皆でしていたので、ポックリを使った競争を提案すると、やってみたい子数人が参加する。その他の子は観戦席で、応援し、最後の子がゴールするまで、拍手をしている。競争では、最後まで頑張る子に対して優しい声援や拍手を送ることが出来るので、その気持ちを大切にしていく。

4月18日(火)晴れ 五十嵐

散歩へ行くことが分かると、張り切って準備をする。手を繋いだ友達と、散歩中の発見を伝えながら楽しそうに歩く。話に夢中になり、列からはみ出てしまうことなどがあるが、保育者の声掛けで気付き、歩き始める。公園では、花や昆虫をたくさん見つけることが出来て、嬉しそうに観察する。遊具で遊びたい子もいたので、事前に約束をしてから遊び始める。年長クラスだけでの散歩ということで、気分が高揚している子が多い。歩くペースをゆっくりすることで、子どもたちの発見を大切にしながら散歩をする。公園では、遊びたいことや場所が沢山あり、遊びきれなかったので、次回散歩へ行く時には事前にリクエストを聞き、遊ぶ時間を多く取れるようにしていく。

4月25日(火)曇り 五十嵐

「英語で遊ぼう」では、講師の言葉の後に英語を話す際は元気よく発言していても、一人で前に出て話すことに緊張して声が小さくなったり、話せなくなったりする子がいる。ジャンケンや数のカウントでは、自ら発言する子が多い。時間が長くなると、飽きてしまったり、疲れを見せたりする子がいる。馴染みのある言葉や以前に習ったことに対しては自信を持っているので、今回したことを日常に取り入れて、安心して参加していけるようにする。子どもの様子に合わせて、保育者が援助し、英語に触れることを楽しめるようにしていく。数名飽きてしまう子もいるので、様子を見ながら声掛けをしていく。

 …

5歳ひまわり組2022年度3月の保育日誌

3月9日(木) 晴れ 髙島

花壇で虫探しに夢中になり、ダンゴ虫やかたつむりを捕まえ「春だからね」と保育者に虫を嬉しそうに見せる。「今日は暑いね」「カブに水をあげたほうがいいね」と気温が高いことに気付く子もいる。捕まえたかたつむりに名前をつけ、保育室で友達と観察をする。春の訪れに気付き、じっくり虫を探すことが出来た。図鑑で食べ物や正式の名前を調べ、かたつむりを夢中で観察し、身近な自然に触れる事ができ良かった。子どもたちの気付きを大切に、季節の変化を感じられるようにしていく。遊んでいる中でも、低年齢児が困っている様子に気付く姿に成長を感じる。一つ一つの行動に、自信を持って出来るよう見逃さず、褒めていく。

 

3月17日(金) 曇り 髙島

「エスコートされるの楽しみ」とお別れ会を楽しみにする。園庭での会では、仲良しグループに分かれて玉入れやボール運びリレーを楽しむ。室内では、幼児クラスの前で将来の夢を発表し、コサージュや鉛筆立てなど心のこもったプレゼントをもらい、お礼に「ぼくらのパワー」「たいせつなともだち」を元気に歌う。1年間、中心になる事が多かったので、招待される活動を楽しく参加出来て良かった。園庭でのゲーム遊びでは、年下児に声を掛ける事に恥ずかしさが見られたが、ゲームが始まると声を掛け一緒に楽しんでいた。立派な姿を在園児に見てもらう事ができ、自信となり就学への期待となった。残り日々、園全体で楽しく過ごしていけるよう担任同士連携を取っていく。

 

3月25日(土) 雨 髙島

期待を持ち卒園を祝う会に参加をする。祝う会では、保護者や保育者と目が合うと手を振ったり、笑顔を見せたりして堂々とした姿を見せる。保護者に感謝の気持ちを伝えた後、着席すると涙を見せる子もいる。自信を持って、歌をうたい成長した姿を見てもらえた事を喜ぶ。終了後は、保護者や友達と記念写真を撮り記念になる日々を楽しむ。雨天だったが、笑顔で登園をして元気な姿を見せてくれた。緊張をした様子を見せる子もいたが、伸び伸びと成長した姿を見てもらうことができ良かった。前日から、慌ただしく準備をしてしまったが、職員間で協力し合い無事に進めることが出来た。

 

3月31日(金) 晴れ 髙島

登園最終日で少し戸惑い、保育者の傍で過ごす子が多かったが、ダンスの音楽をかけると伸び伸びと身体を動かし楽しむ。その後、在園児に感謝の気持ちを込め、歌や卒園制作のプレゼントを贈る。歌を歌っている所に、低年齢児が近付き抱きつくと優しく寄り添う姿も見られる。歌を歌ったり、三歳児に遊びを教えてあげたり今までの年長児にしてもらったことを思い出す。不安や寂しさなどの気持ちを受け止め、出来るだけ、一対一の時間を作るように工夫をしていった。ダンスや歌、年下児の関わりなど自分で考え自信をもって過ごす姿に成長を感じ感動する。出来るだけ、見守り一人一人の気持ちを大切に過ごすことを心掛け、ゆったりと過ごすことが出来た。自信をもって安心して、最終日を最後まで過ごせるようにする。…

5歳ひまわり組2022年度2月の保育日誌

2月3日(金) 曇り 髙島

「今日は楽しみだな!」「鬼になるんだよね」と豆まき集会を楽しみにして登園する。第一部の乳児の部では、「泣いちゃったら可哀想だな」と相手を思いながら低年齢児と距離を置いて鬼役をする。第二部の幼児の部では元気に伸び伸び参加をする。また、保育者の鬼役が現れると、前に立ち年下児を守るように並んで紙の豆を投げる。相手の年齢に合わせた関わり方を、自分達で考えて思いやりを持って行事に参加する事が出来た。行事の由来などを丁寧に伝え、楽しめるように準備を進めていく。

 

2月7日(火) 曇り 髙島

園庭でドッヂボールを楽しむ。ルールを守らず進める子や新しいルールを一方的に決める子が出てきて、困った表情を見せる子もいる。その様子に気付き、ルールを確認しようとする。ドッヂボールをする事が多くなり、楽しさや慣れからルールやゲームの進め方が雑になっている事があるが、疑問を感じて友だちに確認をしたり声を掛けたりして楽しく遊ぼうとする姿もある。保育者は、怪我に繋がりそうな時には声を掛け、子ども同士のやり取りを見守っていく。

 

2月15日(水) 曇り 髙島

雛人形の制作を行う。作り終わった子は「お家用に作りたい」と廃材を使い、作り方を考えながら作る。必要な材料を考え、足りない材料は保育者に準備してもらう。イメージしたものを形にして嬉しそうに友だちや保育者に見せる。友だちの作品に興味をもち、作り方について聞き参考にしている様子も見られる。

 

2月24日(金) 曇り 髙島

楽しみにしていたなかよし散歩に行く。仲良しグループでゲームをしたり、異年齢児とさり気なく手を繋いだりして交流をする。呼んでも集まる事が難しい3歳児に戸惑いを見せていたが、ゲームでは力を合わせて楽しんでいる。年長児としての役割を理解し、年下児に声を掛けながら楽しい時間を過ごすことが出来る。日々の活動で、異年齢との交流が難しい子も、遊びや手を繋いでの歩行で自然に関わる事ができた為、これからも担任同士連携をとり、交流を増やしていく。…

5歳ひまわり組2022年度1月の保育日誌

1月12日(金) 晴れ 髙島

朝の園庭遊びで時計を気にしながら、間もなく始まる「子ども新年会」に期待を膨らませている様子が伺える。十二支のパネルシアターを見て、自分たちが生まれた年や保育者の生まれた年の動物を発表し、自分と違う十二支の人がいることに興味を持つ。正月遊びでは、羽根つきやコマ回し、福笑いなどを楽しむ。福笑いでは、三、四歳児の友達に優しく声をかけ目隠しを手伝っている。おみくじでもらった折り紙のコマを自分で改造して色が回転する変化を楽しむ。友達や保育者と一緒に伝承遊びを楽しむ事が出来た。幼児3クラスでの行事だったので、年下児に優しく声をかけ、年長児として出来る事を自分で判断して行動している姿に成長を感じる。自分で考えすすんで行動する姿を認め、自信をもって就学を迎えられるよう見守っていく。卒園までの行事も子どもたちの考えを大切にして、楽しい経験を増やしていけるように工夫していく。

 

1月17日(火)曇り時々晴れ 髙島

講師と一緒に、身体を動かして英語に親しむ。身振り手振りで問いかけられたり応答を英語で伝えられたりして戸惑いや恥ずかしがる様子が見られたが、終始笑顔で参加をする。英語でのジャンケンでは、自分達が行っているジャンケンと異なりリズムを掴むことが難しかったが、友達が一緒に声を出して参加してくれることで、自信を持って言葉にする。保育者が講師との会話を見せることで、英語での応答の雰囲気が感じられたと思う。子どもと一緒に参加をして楽しい雰囲気を作り、英語に親しみを持てるようにしていく。

 

1月23日(月) 曇り 髙島

それぞれが好きな色を選び、鬼のお面を作る。土台を作り、廃材やお花紙などさまざまな素材を選び工夫をして顔を作りあげる。怒った表情を表現したい子は吊り上がった目を作り、可愛い表情を作りたい子はリボンをつけ、いろいろな鬼の表情を友達と楽しむ。豆入れ制作では、スズランテープを紙コップに編み込んでいく。保育者がやり方を伝えていると完成した子が友達に優しく編み方を教え、「いいね」「そんなかんじ」と相手の頑張りを認めている。自分のイメージを形にし、完成した鬼のお面に満足感を感じることができた。

 

1月26日(木) 晴れ 髙島

氷柱を見つけ「きれいだね」「すごいね」「初めてみた」と大喜びで触れる。太陽の光を当てて、キラキラ光る様子を夢中で見る。卵パックで作った色水の氷をチョコレートに見立てたり、こまかく砕きかき氷屋さんを開いたりして、異年齢児に振る舞い楽しむ。興味を示した低年齢児には優しく声を掛け「つめたいでしょ」と伝えたり、割ってしまった氷を拾いながら「大丈夫だよ」と声をかけてあげたりしている。氷柱を観察し「どうしたらこんな風に凍るのかな」と不思議に思ったり、氷柱の美しさに夢中になったりする。初めて見て、触れる子もいたので冬ならではの自然を楽しむ事ができた。仲間を集めてゲームをしたり、自分達でルールを作ったりして楽しんでいる。遊びの中で問題が生じた時は傍で様子を見守っていく。また、身体を動かすことを楽しんでいる姿を大切にしていく。…

5歳ひまわり組2022年度12月の保育日誌

12月2日(金)曇り 髙島

「今日は寒いね」「暖かいジャンパー着てきたよ」と空気の冷たさを感じる。友達とドッジボールやサッカー・鉄棒を行い「身体を動かすと温かくなるんだよね」と言って身体を動かす。保育者とおしくらまんじゅうを楽しむ子もいる。気温が低くなってきたが、伸び伸び身体を動かすことを楽しんでいるので、怪我につながらないよう身体を温めてから遊びを始められるように声を掛けていく。また、一歳児クラスが園庭に出る準備をしていると、遊ぶ事を止めて靴を履かせてあげたり、ジャンパーを着せてあげたりする。低年齢児に気づき、自然に戸外へ出る準備を手伝う姿が見られた。その姿、気持ちを見逃さず、褒めていき引き続き異年齢との関りも大切にしていく。

 

12月6日(火)雨 髙島

お楽しみ会のリハーサルに参加する。保育者が会場づくりの為、ゴザを準備すると動きを見て自分が出来る事を積極的に手伝う姿がある。他クラスの歌や劇を見ると「かわいいね」と言って年下児が頑張っている姿に笑顔が見られる。五歳児の順番が来ると「全然、緊張しないよ」「楽しみ」と言って、見てもらうことに期待を持つ。台詞などに不安な表情を見せる場面もあるが楽しく参加をする。つい、保育者が言葉を掛けてしまうことが多くなってしまうが、子どもたちの思いや表現したいことを見守り、待つことも大切だと改めて感じる。子どもの可能性を伸ばす援助を考え、お楽しみ会当日を迎えられるようにする。

 

12月19日(月)晴れ 髙島

園庭に出来た氷に触れる。持って光を当てたり、氷越しに物を見たりするとキラキラ見えることに気付き「宝石みたいだね」と喜ぶ。氷に触れた手を太陽の光に当て「あたたかいね」と自然の温かさも感じる。また、落ち葉で氷にデコレーションをする子もいる。自然の不思議に気づき「今日は、1度だから氷が出来たんだよ」と知識を伝えに来る。氷が光るとさまざまな物を見て喜び、手が冷たくなると水道で洗い、水の温かさを感じる。自然の不思議を感じることが出来た。

 

12月22日(木)雨のち曇り 髙島

幼児3クラスを開放し、交流をする。3歳児クラスの運動のスペースでは、動きが大きくなるが伸び伸び身体を動かし楽しむ。4歳児のクラスの小麦粉粘土のスペースでは「きもちいいね」「蒸しパンの臭いがするね」と感触を楽しむ。5歳児のクラスの制作・ゲームのスペースでは3歳児に「こうやるんだよ」とオセロや智能ビーズの遊び方を教えてあげたり、手編みごっこのマフラー作りを進めたりする。幼児3クラスの交流は日常では園庭が多かったので、良い時間を過ごすことが出来た。また、年下児に遊び方教えてあげ、運動遊びでは5歳児らしい動きを楽しみ見本となったと思う。今後も感染症に気を付けながら、担任同士で連携し交流を増やしていきたい。手編みごっこのマフラー作りでは、何度も失敗しながらも繰り返し挑戦し、夢中になる。子どものやってみたい気持ちを大切に、丁寧関わっていく。…

5歳ひまわり組2022年度11月の保育日誌

11月2日(火)晴れ 髙島

園庭に動物が到着すると「ポニーがいたよ。」「何て名前だろう」「ひよこに会えるのが楽しみだな」と期待を持つ。モルモットに野菜類をあげながら「二本の歯が大きいね」「爪が長いからちょっといたいかも」と夢中で観察をする。ポニーの乗車では、少し緊張した表情を見せていたが「たのしかった」と何度も乗る子もいる。「この子は、人参が好きなの」「これをあげるとよく食べるよ」と友達に教えてあげながら一緒に触れ合いを楽しみ、じっくり観察する姿に成長を感じる。また、モルモットなど自分で捕まえられない子に気づくと、声を掛けて手を差し出してあげる子が多い。動物の触れ合いを通して、思いやりや愛おしさを感じる良い機会になり、このような経験を増やしていくようにしていく。

 

11月9日(水)晴れ 髙島

鉄棒で前回りを楽しむ。前回りが出来るようになり、楽しさや心地良さを友達と共有する。「前回りできたから、次は逆上がりだね」「もうすぐ、逆上がりができそうだ」と次の段階の成功に期待を持って身体を動かす。鉄棒で身体を動かすこと、出来なかったことが出来るようになったことで気分が高揚し動きが大きくなる。本人はできると思い運動遊びをするので、子どもの動きが予想できないこともある。遊びが始める前に、危険な事がある事も伝えていく。

 

11月16日(水)晴れ 髙島

園の畑でサツマイモ掘りを楽しむ。生長したツルや葉を見て「すごいね」「どこに芋があるんだろう」と喜ぶ。友達が大きな芋を見つけると、自然に手伝いに行き力を合わせて土を掘る。大きな芋を手にして「すごいね」「やったね」と一緒に収穫を喜ぶ。自分たちで植えたサツマイモの生長を観察する良い経験になる。カブや大根を栽培しているので、引き続き世話をして収穫する楽しさを味わえるようにしていく。

 

11月29日(火)曇り 髙島

保育者がお楽しみ会ごっこの準備をしていると「今日は楽しみだな」と笑顔で登園をする。3、4歳児の発表を見ながら「どんな話し合いをしたんだろう」と各クラスの活動を気にする。自分たちの出番が近づくと表情が変わり、緊張している様子が見られる。合唱、合奏は自信を持ち堂々とした姿を見せる。劇は、緊張から台詞や動きを忘れてしまう子がいたが、楽しく参加をする。他クラスとの交流で見せ合いっこをする活動を取り入れ、見てもらう楽しさや嬉しさを感じ、自信へと繋げていく。子どもたちが伸び伸び表現し、一人一人の思いや考えが発揮できるよう寄り添っていく。…

5歳ひまわり組2022年度10月の保育日誌

10月5日(水) 曇りのち雨 髙島

3.4歳児の遊戯を一緒に踊ったあと、衣装を着て低年齢児に披露したり、4歳児と障害物競争のボール入れをする。年下児が5歳児の遊びに興味を持ち一緒に遊ぼうとする中で、困っていると手を差しのべる姿もある。また、ダンスをしていると低年齢児が一緒に身体を動かしていることに気付き、友達と自分の間に入れて一緒に楽しむ。どのように関わってよいのか戸惑っていることが多かったが、一緒に遊ぶにはどういう手助けが必要なのかを考えて動く姿に成長を感じる。年長児としての意識が高まっていくように、交流をしていく。

 

10月12日(水) 曇り時々雨 髙島

「今日は運動会だね」「ドキドキしてきちゃう」と緊張した様子で登園する。競技中は真剣な表情を見せるが、保護者の顔を見ると嬉しそうな笑顔を見せて手を振る姿がある。子どもたちにとって初めての活動になったが、自分たちの思いを形にしたり、皆で作り上げたりして当日を迎える。運動会後は、保護者や保育者に褒められ「ドキドキしたけど楽しかった」と自信と達成感に満ち溢れる。皆で一つの物を作りあげる喜びをお楽しみ会に繋げていく。

 

10月28日(金) 曇り 髙島

地域運動会交流に参加する。「一番に公園に着いたね」「やったー」と運動会に期待を持ち、他園が到着すると元気に挨拶をする。他園がリレーを始めると「がんばれー」と気持ちを込めて応援をする。リレーでは、負けてしまい涙を見せる子もいたが、諦めずに二回戦に参加をする。ダンス披露では、運動会の遊戯を披露し、「たのしかった」と嬉しそうに帰園する。園内での活動が多いので、地域の友達との関わりを経験することができ良い時間となった。言葉遣いや、態度など他園の友達の姿を見て学ぶこともあったと思う。就学に向け新しい人との出会いに期待を持ち、楽しめるようできる限り交流に参加していく。

 

10月31日(月) 晴れ 髙島

とうもろこし畑を片付ける。根が強くなかなか抜けない茎があるが、友達に声を掛け協力して抜く。収穫を見逃していたとうもろこしを見つけると「やったー」「これも、ポップコーンにできるね」と大喜びし、保育者に見せに来る。とうもろこしの栽培を通して、穀物を栽培する難しさを感じた。収穫時期を逃してしまったとうもろこしを見つけ「これは、白いから駄目だね」と残念そうな表情を見せる子もいる。収穫量は少なかったが、感謝を土に伝え、皆で片づけをする事ができ良かった。収穫の難しさ、物の大切さや体験を大切にし、冬野菜の栽培に取り組んでいく。…

5歳ひまわり組2022年度9月の保育日誌

9月2日(金) 雨 髙島

低年齢児が会場に来ると乳児の目線に合わせ「いらっしゃいませ」と優しく声を掛ける。探索を楽しんでいる子のカードを見て、スタンプが押されていないゲームの場所に連れて行ってあげる姿も見られる。最初は、どのように声を掛けたら良いのか戸惑いっていた子も、繰り返し関わりを持つ事で、一緒にゲームをしてあげたり、手を繋いでゲームの場所に連れて行ってあげたり、自分の役割の場所以外でも年下児に優しく声を掛けている。日常、年下児と関わることが難しい子も、自然に関わり事ができ、一緒にお祭りを楽しむ事が出来ていたので良かった。これからの行事も、経験として大切にしていく。

 

9月9日(金) 曇り時々晴れ 髙島

バスの中から海が見えると「きれいだね」「もう少しで、着くね」と水族館へ期待を持つ。水槽が見えると「ぼくは、ウミガメが見たい」「イルカショーは?」と見たい生き物を保育者に夢中になって伝える。「これは、なんていうんだろう」「名前は○○だって」と生き物のプレートを友達と読み、海の生き物を夢中で観察し友達同士で、知識を伝え合い楽しい雰囲気で見学をする。幼児クラスになって、初めてのバス遠足で不安な子や緊張していた子もいたが、友達と楽しい時間を過ごしている。ひとつひとつの思い出を大切にしていき、仲間意識をより深めていく。

 

9月13日(火) 晴れ 中村

夏から秋への季節の移り変わりの時期であることを踏まえ、秋探しに散歩へ行く。歩行中はイチョウやドングリ、涼しい風に秋を感じたり、公園では花壇のコスモスや飛んでいたシオカラトンボ、赤とんぼに秋を見出したりする。ドングリなど定番の秋の他に、木の実や固まった樹液などにも秋を感じているようで、「この蝶々は夏?秋?」「帰ったら調べてみよう」という会話も聞こえてくる。涼しい風や鈴虫の声など目で感じる秋以外にも気付くことが出来たのは良かった。まだ少し早かったようで紅葉や銀杏などはあまり見られなかったので、もう少し時期をずらして行ってみても良いと感じた。

 

9月30日(金) 晴れ 髙島

友達の誕生会に参加した後、運動会リハーサルの映像を見る。「みんな、先生の方見てるね」「足を広げるとかっこいいね」「ここ間違ったね」と気付いたことを出し合う。「手はこうだね」「どこを見ればいいんだろう」と疑問に思ったことや提案をしたりする。「こうした方がかっこいいね」と実際に動いてみる子もいて、自分や友達が演技をしている姿を客観的に見ることができ良い刺激となった。参加するだけでなく、自分の姿を見る機会も作り、子どもたちの気付きを大切にしていく。…