5歳ひまわり組保育日誌バックナンバー

5歳ひまわり組2022年度2月の保育日誌

2月3日(金) 曇り 髙島

「今日は楽しみだな!」「鬼になるんだよね」と豆まき集会を楽しみにして登園する。第一部の乳児の部では、「泣いちゃったら可哀想だな」と相手を思いながら低年齢児と距離を置いて鬼役をする。第二部の幼児の部では元気に伸び伸び参加をする。また、保育者の鬼役が現れると、前に立ち年下児を守るように並んで紙の豆を投げる。相手の年齢に合わせた関わり方を、自分達で考えて思いやりを持って行事に参加する事が出来た。行事の由来などを丁寧に伝え、楽しめるように準備を進めていく。

 

2月7日(火) 曇り 髙島

園庭でドッヂボールを楽しむ。ルールを守らず進める子や新しいルールを一方的に決める子が出てきて、困った表情を見せる子もいる。その様子に気付き、ルールを確認しようとする。ドッヂボールをする事が多くなり、楽しさや慣れからルールやゲームの進め方が雑になっている事があるが、疑問を感じて友だちに確認をしたり声を掛けたりして楽しく遊ぼうとする姿もある。保育者は、怪我に繋がりそうな時には声を掛け、子ども同士のやり取りを見守っていく。

 

2月15日(水) 曇り 髙島

雛人形の制作を行う。作り終わった子は「お家用に作りたい」と廃材を使い、作り方を考えながら作る。必要な材料を考え、足りない材料は保育者に準備してもらう。イメージしたものを形にして嬉しそうに友だちや保育者に見せる。友だちの作品に興味をもち、作り方について聞き参考にしている様子も見られる。

 

2月24日(金) 曇り 髙島

楽しみにしていたなかよし散歩に行く。仲良しグループでゲームをしたり、異年齢児とさり気なく手を繋いだりして交流をする。呼んでも集まる事が難しい3歳児に戸惑いを見せていたが、ゲームでは力を合わせて楽しんでいる。年長児としての役割を理解し、年下児に声を掛けながら楽しい時間を過ごすことが出来る。日々の活動で、異年齢との交流が難しい子も、遊びや手を繋いでの歩行で自然に関わる事ができた為、これからも担任同士連携をとり、交流を増やしていく。…

5歳ひまわり組2022年度1月の保育日誌

1月12日(金) 晴れ 髙島

朝の園庭遊びで時計を気にしながら、間もなく始まる「子ども新年会」に期待を膨らませている様子が伺える。十二支のパネルシアターを見て、自分たちが生まれた年や保育者の生まれた年の動物を発表し、自分と違う十二支の人がいることに興味を持つ。正月遊びでは、羽根つきやコマ回し、福笑いなどを楽しむ。福笑いでは、三、四歳児の友達に優しく声をかけ目隠しを手伝っている。おみくじでもらった折り紙のコマを自分で改造して色が回転する変化を楽しむ。友達や保育者と一緒に伝承遊びを楽しむ事が出来た。幼児3クラスでの行事だったので、年下児に優しく声をかけ、年長児として出来る事を自分で判断して行動している姿に成長を感じる。自分で考えすすんで行動する姿を認め、自信をもって就学を迎えられるよう見守っていく。卒園までの行事も子どもたちの考えを大切にして、楽しい経験を増やしていけるように工夫していく。

 

1月17日(火)曇り時々晴れ 髙島

講師と一緒に、身体を動かして英語に親しむ。身振り手振りで問いかけられたり応答を英語で伝えられたりして戸惑いや恥ずかしがる様子が見られたが、終始笑顔で参加をする。英語でのジャンケンでは、自分達が行っているジャンケンと異なりリズムを掴むことが難しかったが、友達が一緒に声を出して参加してくれることで、自信を持って言葉にする。保育者が講師との会話を見せることで、英語での応答の雰囲気が感じられたと思う。子どもと一緒に参加をして楽しい雰囲気を作り、英語に親しみを持てるようにしていく。

 

1月23日(月) 曇り 髙島

それぞれが好きな色を選び、鬼のお面を作る。土台を作り、廃材やお花紙などさまざまな素材を選び工夫をして顔を作りあげる。怒った表情を表現したい子は吊り上がった目を作り、可愛い表情を作りたい子はリボンをつけ、いろいろな鬼の表情を友達と楽しむ。豆入れ制作では、スズランテープを紙コップに編み込んでいく。保育者がやり方を伝えていると完成した子が友達に優しく編み方を教え、「いいね」「そんなかんじ」と相手の頑張りを認めている。自分のイメージを形にし、完成した鬼のお面に満足感を感じることができた。

 

1月26日(木) 晴れ 髙島

氷柱を見つけ「きれいだね」「すごいね」「初めてみた」と大喜びで触れる。太陽の光を当てて、キラキラ光る様子を夢中で見る。卵パックで作った色水の氷をチョコレートに見立てたり、こまかく砕きかき氷屋さんを開いたりして、異年齢児に振る舞い楽しむ。興味を示した低年齢児には優しく声を掛け「つめたいでしょ」と伝えたり、割ってしまった氷を拾いながら「大丈夫だよ」と声をかけてあげたりしている。氷柱を観察し「どうしたらこんな風に凍るのかな」と不思議に思ったり、氷柱の美しさに夢中になったりする。初めて見て、触れる子もいたので冬ならではの自然を楽しむ事ができた。仲間を集めてゲームをしたり、自分達でルールを作ったりして楽しんでいる。遊びの中で問題が生じた時は傍で様子を見守っていく。また、身体を動かすことを楽しんでいる姿を大切にしていく。…

5歳ひまわり組2022年度12月の保育日誌

12月2日(金)曇り 髙島

「今日は寒いね」「暖かいジャンパー着てきたよ」と空気の冷たさを感じる。友達とドッジボールやサッカー・鉄棒を行い「身体を動かすと温かくなるんだよね」と言って身体を動かす。保育者とおしくらまんじゅうを楽しむ子もいる。気温が低くなってきたが、伸び伸び身体を動かすことを楽しんでいるので、怪我につながらないよう身体を温めてから遊びを始められるように声を掛けていく。また、一歳児クラスが園庭に出る準備をしていると、遊ぶ事を止めて靴を履かせてあげたり、ジャンパーを着せてあげたりする。低年齢児に気づき、自然に戸外へ出る準備を手伝う姿が見られた。その姿、気持ちを見逃さず、褒めていき引き続き異年齢との関りも大切にしていく。

 

12月6日(火)雨 髙島

お楽しみ会のリハーサルに参加する。保育者が会場づくりの為、ゴザを準備すると動きを見て自分が出来る事を積極的に手伝う姿がある。他クラスの歌や劇を見ると「かわいいね」と言って年下児が頑張っている姿に笑顔が見られる。五歳児の順番が来ると「全然、緊張しないよ」「楽しみ」と言って、見てもらうことに期待を持つ。台詞などに不安な表情を見せる場面もあるが楽しく参加をする。つい、保育者が言葉を掛けてしまうことが多くなってしまうが、子どもたちの思いや表現したいことを見守り、待つことも大切だと改めて感じる。子どもの可能性を伸ばす援助を考え、お楽しみ会当日を迎えられるようにする。

 

12月19日(月)晴れ 髙島

園庭に出来た氷に触れる。持って光を当てたり、氷越しに物を見たりするとキラキラ見えることに気付き「宝石みたいだね」と喜ぶ。氷に触れた手を太陽の光に当て「あたたかいね」と自然の温かさも感じる。また、落ち葉で氷にデコレーションをする子もいる。自然の不思議に気づき「今日は、1度だから氷が出来たんだよ」と知識を伝えに来る。氷が光るとさまざまな物を見て喜び、手が冷たくなると水道で洗い、水の温かさを感じる。自然の不思議を感じることが出来た。

 

12月22日(木)雨のち曇り 髙島

幼児3クラスを開放し、交流をする。3歳児クラスの運動のスペースでは、動きが大きくなるが伸び伸び身体を動かし楽しむ。4歳児のクラスの小麦粉粘土のスペースでは「きもちいいね」「蒸しパンの臭いがするね」と感触を楽しむ。5歳児のクラスの制作・ゲームのスペースでは3歳児に「こうやるんだよ」とオセロや智能ビーズの遊び方を教えてあげたり、手編みごっこのマフラー作りを進めたりする。幼児3クラスの交流は日常では園庭が多かったので、良い時間を過ごすことが出来た。また、年下児に遊び方教えてあげ、運動遊びでは5歳児らしい動きを楽しみ見本となったと思う。今後も感染症に気を付けながら、担任同士で連携し交流を増やしていきたい。手編みごっこのマフラー作りでは、何度も失敗しながらも繰り返し挑戦し、夢中になる。子どものやってみたい気持ちを大切に、丁寧関わっていく。…

5歳ひまわり組2022年度11月の保育日誌

11月2日(火)晴れ 髙島

園庭に動物が到着すると「ポニーがいたよ。」「何て名前だろう」「ひよこに会えるのが楽しみだな」と期待を持つ。モルモットに野菜類をあげながら「二本の歯が大きいね」「爪が長いからちょっといたいかも」と夢中で観察をする。ポニーの乗車では、少し緊張した表情を見せていたが「たのしかった」と何度も乗る子もいる。「この子は、人参が好きなの」「これをあげるとよく食べるよ」と友達に教えてあげながら一緒に触れ合いを楽しみ、じっくり観察する姿に成長を感じる。また、モルモットなど自分で捕まえられない子に気づくと、声を掛けて手を差し出してあげる子が多い。動物の触れ合いを通して、思いやりや愛おしさを感じる良い機会になり、このような経験を増やしていくようにしていく。

 

11月9日(水)晴れ 髙島

鉄棒で前回りを楽しむ。前回りが出来るようになり、楽しさや心地良さを友達と共有する。「前回りできたから、次は逆上がりだね」「もうすぐ、逆上がりができそうだ」と次の段階の成功に期待を持って身体を動かす。鉄棒で身体を動かすこと、出来なかったことが出来るようになったことで気分が高揚し動きが大きくなる。本人はできると思い運動遊びをするので、子どもの動きが予想できないこともある。遊びが始める前に、危険な事がある事も伝えていく。

 

11月16日(水)晴れ 髙島

園の畑でサツマイモ掘りを楽しむ。生長したツルや葉を見て「すごいね」「どこに芋があるんだろう」と喜ぶ。友達が大きな芋を見つけると、自然に手伝いに行き力を合わせて土を掘る。大きな芋を手にして「すごいね」「やったね」と一緒に収穫を喜ぶ。自分たちで植えたサツマイモの生長を観察する良い経験になる。カブや大根を栽培しているので、引き続き世話をして収穫する楽しさを味わえるようにしていく。

 

11月29日(火)曇り 髙島

保育者がお楽しみ会ごっこの準備をしていると「今日は楽しみだな」と笑顔で登園をする。3、4歳児の発表を見ながら「どんな話し合いをしたんだろう」と各クラスの活動を気にする。自分たちの出番が近づくと表情が変わり、緊張している様子が見られる。合唱、合奏は自信を持ち堂々とした姿を見せる。劇は、緊張から台詞や動きを忘れてしまう子がいたが、楽しく参加をする。他クラスとの交流で見せ合いっこをする活動を取り入れ、見てもらう楽しさや嬉しさを感じ、自信へと繋げていく。子どもたちが伸び伸び表現し、一人一人の思いや考えが発揮できるよう寄り添っていく。…

5歳ひまわり組2022年度10月の保育日誌

10月5日(水) 曇りのち雨 髙島

3.4歳児の遊戯を一緒に踊ったあと、衣装を着て低年齢児に披露したり、4歳児と障害物競争のボール入れをする。年下児が5歳児の遊びに興味を持ち一緒に遊ぼうとする中で、困っていると手を差しのべる姿もある。また、ダンスをしていると低年齢児が一緒に身体を動かしていることに気付き、友達と自分の間に入れて一緒に楽しむ。どのように関わってよいのか戸惑っていることが多かったが、一緒に遊ぶにはどういう手助けが必要なのかを考えて動く姿に成長を感じる。年長児としての意識が高まっていくように、交流をしていく。

 

10月12日(水) 曇り時々雨 髙島

「今日は運動会だね」「ドキドキしてきちゃう」と緊張した様子で登園する。競技中は真剣な表情を見せるが、保護者の顔を見ると嬉しそうな笑顔を見せて手を振る姿がある。子どもたちにとって初めての活動になったが、自分たちの思いを形にしたり、皆で作り上げたりして当日を迎える。運動会後は、保護者や保育者に褒められ「ドキドキしたけど楽しかった」と自信と達成感に満ち溢れる。皆で一つの物を作りあげる喜びをお楽しみ会に繋げていく。

 

10月28日(金) 曇り 髙島

地域運動会交流に参加する。「一番に公園に着いたね」「やったー」と運動会に期待を持ち、他園が到着すると元気に挨拶をする。他園がリレーを始めると「がんばれー」と気持ちを込めて応援をする。リレーでは、負けてしまい涙を見せる子もいたが、諦めずに二回戦に参加をする。ダンス披露では、運動会の遊戯を披露し、「たのしかった」と嬉しそうに帰園する。園内での活動が多いので、地域の友達との関わりを経験することができ良い時間となった。言葉遣いや、態度など他園の友達の姿を見て学ぶこともあったと思う。就学に向け新しい人との出会いに期待を持ち、楽しめるようできる限り交流に参加していく。

 

10月31日(月) 晴れ 髙島

とうもろこし畑を片付ける。根が強くなかなか抜けない茎があるが、友達に声を掛け協力して抜く。収穫を見逃していたとうもろこしを見つけると「やったー」「これも、ポップコーンにできるね」と大喜びし、保育者に見せに来る。とうもろこしの栽培を通して、穀物を栽培する難しさを感じた。収穫時期を逃してしまったとうもろこしを見つけ「これは、白いから駄目だね」と残念そうな表情を見せる子もいる。収穫量は少なかったが、感謝を土に伝え、皆で片づけをする事ができ良かった。収穫の難しさ、物の大切さや体験を大切にし、冬野菜の栽培に取り組んでいく。…

5歳ひまわり組2022年度9月の保育日誌

9月2日(金) 雨 髙島

低年齢児が会場に来ると乳児の目線に合わせ「いらっしゃいませ」と優しく声を掛ける。探索を楽しんでいる子のカードを見て、スタンプが押されていないゲームの場所に連れて行ってあげる姿も見られる。最初は、どのように声を掛けたら良いのか戸惑いっていた子も、繰り返し関わりを持つ事で、一緒にゲームをしてあげたり、手を繋いでゲームの場所に連れて行ってあげたり、自分の役割の場所以外でも年下児に優しく声を掛けている。日常、年下児と関わることが難しい子も、自然に関わり事ができ、一緒にお祭りを楽しむ事が出来ていたので良かった。これからの行事も、経験として大切にしていく。

 

9月9日(金) 曇り時々晴れ 髙島

バスの中から海が見えると「きれいだね」「もう少しで、着くね」と水族館へ期待を持つ。水槽が見えると「ぼくは、ウミガメが見たい」「イルカショーは?」と見たい生き物を保育者に夢中になって伝える。「これは、なんていうんだろう」「名前は○○だって」と生き物のプレートを友達と読み、海の生き物を夢中で観察し友達同士で、知識を伝え合い楽しい雰囲気で見学をする。幼児クラスになって、初めてのバス遠足で不安な子や緊張していた子もいたが、友達と楽しい時間を過ごしている。ひとつひとつの思い出を大切にしていき、仲間意識をより深めていく。

 

9月13日(火) 晴れ 中村

夏から秋への季節の移り変わりの時期であることを踏まえ、秋探しに散歩へ行く。歩行中はイチョウやドングリ、涼しい風に秋を感じたり、公園では花壇のコスモスや飛んでいたシオカラトンボ、赤とんぼに秋を見出したりする。ドングリなど定番の秋の他に、木の実や固まった樹液などにも秋を感じているようで、「この蝶々は夏?秋?」「帰ったら調べてみよう」という会話も聞こえてくる。涼しい風や鈴虫の声など目で感じる秋以外にも気付くことが出来たのは良かった。まだ少し早かったようで紅葉や銀杏などはあまり見られなかったので、もう少し時期をずらして行ってみても良いと感じた。

 

9月30日(金) 晴れ 髙島

友達の誕生会に参加した後、運動会リハーサルの映像を見る。「みんな、先生の方見てるね」「足を広げるとかっこいいね」「ここ間違ったね」と気付いたことを出し合う。「手はこうだね」「どこを見ればいいんだろう」と疑問に思ったことや提案をしたりする。「こうした方がかっこいいね」と実際に動いてみる子もいて、自分や友達が演技をしている姿を客観的に見ることができ良い刺激となった。参加するだけでなく、自分の姿を見る機会も作り、子どもたちの気付きを大切にしていく。…

5歳ひまわり組2022年度8月の保育日誌

8月5日(金) 晴れ 髙島

三歳児クラスと手を繋ぎ散歩に行く。固定遊具で遊んでいた児もセミや抜け殻などに興味を示し一緒に探す。「飛び方が変だったから羽根がおかしいのかも…」と羽根や足の動きに変わりがないか観察する。セミを捕まえるだけでなく、なぜ弱っているのかを友達と考え観察し原因を探そうとする。「木に止まらせて逃がしてあげたら元気になるかも」と自分たちなりに考え行動している。身近な生き物や栽培などで命について触れていく。

 

8月9日(火) 晴れ 髙島

お店屋さんとお客さんに分かれ夏祭りごっこを楽しむ。店役は「いらっしゃいませ」「はい。景品はこちらからどうぞ」と元気に声を出し、保育室にある玩具を景品に見立て展開する。ゲームの遊び方を教えてもらった客役もルールを守って店を回り、「今度は、くじ屋さんをしたいな」「くじつくらなきゃ」「じゃ、景品もだね」と発想を広げていく。一人一人が自分の役割を理解し、遊びを進めている姿や相手の話を聞きルールを守ろうとする姿に成長を感じる。「また、やりたいね」という言葉を聞き友達と進める楽しさを味わえることができた。目標を持ってそれに向けて話し合ったり、考えたりしようとする気持ちを育み、友達と一緒に楽しさを味わえる活動を組み入れていく。

 

8月18日(木) 雨のち曇り 髙島

日野まつりの盆踊りを友達と楽しんでいると、1歳児担任から声が掛かる。太鼓と盆踊りを披露しに行くことになり、喜んで仕度をする姿がある。披露後は太鼓を一歳児に触れさせてあげたり、叩き方を教えてあげたり交流を楽しむ。急な誘いだったので最初は緊張した表情の子もいたが、堂々と太鼓を打つことができ、披露後は自信と達成感に満ち溢れていた。子どもたちの取り組む姿を十分に認め、自信をもって行動できるように繋げていく。

 

8月24日(水) 晴れ 髙島

乾燥させたヘチマに触れ感触を楽しむ。振ると音が鳴ることに気づき穴を開けて中を調べる。「ここを引っ張ればいいかな」「中に種が入ってた」と音の正体である種を発見する。さらに皮を剥くと「ハチの巣みたい」「これは、スポンジだよ」「せんせい、調べてみよう」と新たな発見があり、乾燥したヘチマはどんな風に使えるのか、何になるのかをタブレットを使って調べることになる。乾燥させたヘチマを友達と相談しながら穴を開けたり、皮を剥いたりして楽しみながら探究する。自分達が育てた植物を調べられたことは良かったが、実りが少なかったので一人一人が触れる時間が少なかった。なぜ、少なくなってしまったのか一緒に調べ冬の栽培に活かしていく。…

5歳ひまわり組2022年度7月の保育日誌

7月5日(木) 晴れ 髙島

各自の水筒、リュックを持ち期待を持って七夕まつりに参加する。会場に着くと、少し緊張した様子も見られるが、地域の方や他の保育園の友達に元気な声で挨拶をする。七夕まつりの会場で、自分が作った笹飾りを見つけると表情が自信と達成感に満ち溢れ、「あった」「きれいだね」と指を差して喜ぶ。コロナ感染予防で、交流や行事が少なかった学年なのでこのような機会があり良かった。嬉しさのあまり、歩行中の交通のルールが雑になってしまう面があったので、再度しっかり伝えていき、楽しい園外交流をしていく。

 

7月11日(木) 曇り 髙島

とうもろこしの皮むきをする。「かたいね」「あっ、黄色が出てきた」「こうやって売ってるんだよね」「甘い匂いが少ししてきた」と夢中になり、感じたことを保育者に伝える。「この皮もったいないね」「なにかに使いたい」と声があがり、保育者とパソコンやタブレットで調べてみて、皮を干してコースター作りをすることになる。皮むきを通して、食べることが出来ない部分にも興味を示す子がいた。興味を示したことを大切にし、次の活動のヒントとして繋げていく。

 

7月21日(木) 晴れ 髙島

宇宙や船、魚など好きなものをイメージして三色(赤・青・黄色)の絵の具から色を選び、画用紙に思い思いに描いていく。画用紙の上で色が混ざると「あ、紫になった」「見て、こんな色になったよ」「何色と何色でこの色になったの?」「○色と◎色」「やってみよう」と友達同士で色の変化に興味をもつ。筆洗器の中でも筆を洗う度に色が変わると「実験みたいだね」「実験だよ」と夢中になる。用意する色を少なくすることで、混ざってできる新しい色に驚きや喜びを味わうことができたと思う。今後も色水遊びなど色に興味を深めていける活動に繋げていく。

 

7月25日(月) 晴れ 中村

プランターで育てているナスを見に行き、収穫できるものがあるかどうか調べる。ナスを収穫する時に「切りにくいなぁ」と言う子がいると、そばで見ていた子が「ナス持っててあげるよ」と言って手を差し伸べる姿があり、その姿を見て残りのナスを切る時も自然と2,3人で切る係、支える係と役割を決めて進めていく。そばで見ていた1歳児にナスを触らせてあげる子もいる。育てているへちまの実が更に大きくなった事に驚いたり、上の方に咲いている花を見る為に階段にのぼり観察する。ナスを切るという活動から、子ども同士で今はどういう助けが必要なのか、やり易くするためにはどうしたらいいのかを考えて動く姿に成長を感じる。保育者もすぐに助言をするのではなく、時には見守り子ども同士のやりとりや考えを尊重していく。…

5歳ひまわり組2022年度6月の保育日誌

6月2日(木) 晴れ 髙島

内科健診を受ける。先生の姿が見えると「おなかきくだけだよね」「ちゅうしゃされたらどうしよう」「だいじょうぶだよ。おおきくなったかきくだけだよ」と友達同士で話しをする。健診直前は緊張した表情を見せていたが、先生の前に立つと元気な声で自分の名前を言い、しっかりと受けることができる。健診が終わると「ありがとうございました」と挨拶をし、保育者と目が合うと安心した笑顔を見せる。健診を機に体や健康に興味がもてるよう、絵本や図鑑を用意していく。

 

6月16日(木) 曇り 髙島

昨日より、じゃがいもほりの話をしていたので、登園するとすぐに友達や保育者と準備をする。畑に到着すると元気に挨拶をした後、茎を引っ張ったり、土を掘ったりしてじゃがいもほりを楽しむ。土の中から、虫の幼虫やカナヘビなど発見すると驚いたり、大喜びしたりして捕まえて観察する。芋ほりの後に地域の方や養護学校の生徒さんとクイズを出してもらい交流する事ができた。コロナウイルス感染予防を考えると、交流は難しいが出来る範囲で子どもたちがさまざまな経験ができるよう園内外で工夫していく。

 

6月22日(木) 曇り 髙島

泥遊びの流れを知り、自分で進んで準備をする。雨上がりの水たまりに入り「あったかいね」「あしゆみたいだね」と水道から出る水との温度差に気づく。裸足で追いかけっこし泥の感触を楽しむ子、泥水をかけあったりして笑顔で逃げ回る子などさまざまな遊び方で感触を楽しむ。友達と相談したり話し合いをしたりしながら、見立て遊びをして水の動き、流れを考えていたので保育者も一緒に遊び、子どもたちの発見を共有していく。当日の判断だったが、幼児三クラスの担任と連携をとり、活動を進めることができた。引き続き、担任同士連携を取って活動を考えていく。

 

6月27日(月) 晴れ 髙島

卒園児に貰った秘密の種から芽が出たことに気付いた子が「はっぱがでてる」「おおきくなったね」と保育者に伝える。植え替えの際、土の下からしっかりとした根が出てくると「すごい」「つちがかたくなってる」と葉の形、肌触りなど蒔いた時との違いを友達と伝え合い驚く。生長する過程を観察しながら好奇心や探究心を継続していく。その後、春に植えていた茄子を収穫し触ったりしながら「つるつるだね」「きもちいいね」「こことここの色が違うよ」「おおきさはどうかな」と虫眼鏡を取り出し観察をする。日頃、野菜の生長にあまり興味を持つ事が少なかった子も生長した茄子に興味を持ち、手で触れたり大きさを比べたり率先して参加していた。これからも、自然・植物の生長を身近に感じ、さまざまな事象に興味や関心をもてるようにする。…

5歳ひまわり組2022年度5月の保育日誌

5月2日(月) 晴れ 髙島

あさがお組と手を繋ぎ散歩へ行く。歩行中、地域の方のベランダに鯉のぼりが飾ってあることに気付くと「あそこも子どもの日だね」と保育者に話す。公園に着き、沢山の鯉のぼりを見て「大きいね」「きれいだね」と喜び跳んで触れようとする。帰園すると園の鯉のぼりを見て子どもの日の集いでの由来を思い出し保育者に伝える。園内、家庭だけでなく地域や戸外で行事を感じることができ、更には子どもの日の集いの由来の話を思い出す子もいた。毎年の積み重ねで行事の意味が伝わっていることに成長を感じる。行事を通して季節の変化を感じ、伝統的な文化に触れられるよう引き続き、工夫していく。

 

5月11日(水) 晴れ 髙島

20日のなかよし散歩に向け、幼児3クラス分のおやつを買いに行く。お店に入る前に「大きな声を出さない」「お店のものに触らない」と約束事を確認する。お気に入りのアイスやパンを見つけると保育者に嬉しそうに教える。おやつを購入すると「さくらさん、あさがおさんに内緒だね」「よろこんでくれるかな」と友達が喜ぶ姿に期待を持つ。行事の準備に参加できたことで、最長年児という意識が高まっている。また、お店では買い物をするだけでなく、身近な場所で働く人たちの姿を知ることもでき良い経験になった。今後も感染症予防に気をつけながら、活動に組み込んでいき、地域との関わりを意識していく。

 

5月20日(金) 晴れ 髙島

自分の水筒を肩にかけ「今日は、なかよし散歩だよね」と嬉しそうに登園する。三歳児と手を繋ぐことを伝えるとバッチを見ながらなかよしグループを確認して、優しく声を掛け手を繋ぐ。公園ではじゃんけん列車とリレーを楽しむ。ゲーム後のおやつのラムネを三歳児や四歳児に開けてあげたり、食べ終わるまで傍に寄り添ってあげる姿もある。園内では、年下児にどのように関わってよいのか悩んでしまう様子が見られることが多いが、戸外では自然に思いやりの姿が見ることが出来た。年下児のお世話をして、無事に帰園することができ、帰園時の挨拶から達成感や満足感を感じることが出来たことを実感する。年長児ならではの行事の役目が多くなるが、自信をもって参加できるようにする。

 

5月30日(月) 晴れ 髙島

公園に早めに到着したので、交流の時間まで固定遊具で遊ぶ。高さがあり怖がる子もいるが繰り返しうんていに挑戦し、何度か行うと成功する子もいる。公園内で見ることが出来る電車の大きさに大喜びで「えいがみたいだね」「みんなおいでよ」と友達を誘い、楽しさを共有する。交流会では、園の紹介を皆で行う。地域の保育園が集まると「たくさんいるね」「たのしみだね」と期待を持つ。緊張した様子もなく、元気な声でしっかり園の紹介をすることが出来た。他園の紹介の時も、拍手をして帰園時も大きな声で挨拶をし、頼もしさを感じる。感染予防のため、顔合わせのみの交流になったが「しっているともだちもいるよ」と今後の交流に期待を持つ事ができ、良い機会になった。…