4歳あさがお組2022年度3月の保育日誌

3月6日(木) 晴れ  中野

園庭では、氷鬼やドッジボール、ままごとなどで遊ぶ。氷鬼で「鬼になりたくない」と言う子がいるが、友達に「そういうゲームだからね」と教えられる場面がある。ドッジボールでは、ボールに当たって外野へ行くのを渋っていた子が友達から「当てたらまた中に入れるよ」と声を掛けられ、ゲームを続行する様子が見られる。ルールと分かっていながらも気持ちの整理がつかない子もいるが、周囲の子が励まそうとする姿があり、友達同士助け合うことが増えたように感じる。様子を温かく見守り、優しく接する姿を周囲の子にも分かるように褒めて自信に繫げたり、他の子への刺激になるようにしたりする。遊びの経験を重ね、自信を持って進級できるようにしていく。

 

3月17日(金) 曇り  中野

あさがお組が主催してお別れ会が行われる。年長児のために少しずつ準備を重ねてきたので、今日を楽しみに登園してくる。自分と同じ席の子のランチョンマットを丁寧に並べたり、招く側として3歳・5歳児を誘導したり、それぞれの役割に責任を持って挑もうとする気持ちが伝わってくる。園庭では玉入れ・ボール運びゲームを楽しんだ後、室内で3クラス合同で給食を食べる。幼児合同で遊ぶ楽しさを存分に味わい、会終了後は達成感を感じる子が多く、「もっとひまわりさんと遊びたい」「もっとお別れ会をしたい」と口にする。お別れ会へ期待を膨らませて当日を迎えることが出来た。全員が自分の役割を果たそうとする姿に成長を感じると共に、これから年長児になろうとする意気込みも感じる。ゲームも大いに楽しみ、笑顔が多く見られ、温かな雰囲気の中で会を進めることが出来て、子どもたちも満足することができたようだ。「祝ってあげたい」という思いを皆で実現することが出来て、良い経験となった。

 

3月22日(水) 晴れ  中野

さくら組と一緒に散歩に行く。手繋ぎで歩く時はリードする場面もあり、年長児としてのどう接すればいいか考えようとする姿が見られる。公園では斜面の山を上り下りして遊んだり、氷鬼をしたりして楽しむ。自分の力量を考えながらどこの斜面に挑戦しようか考えている。遊具側に移動して好きな遊びを楽しむ。自分の技量に挑戦するボルダリングに人気が集中する。斜面を苦手とする子も、自分の力で最後までしようとする。危険が伴うので、十分な見守りや遊び場の厳選を行いながらも、挑戦する気持ちを応援して楽しめるように配慮する。20度を超える天候なので、十分な水分補給と休息の時間を持つようにし、家庭にも薄手の衣服の用意を呼び掛ける。

 

3月27日(月) 晴れ  中野

本日からひまわり組保育室での生活が始まる。普段から行き来していたので、落ち着いてはいるが、物の配置などで混乱する場面がある。好きな遊びにじっくり取り組む姿が見られ、楽しんでいる。ひまわり組へのメッセージカード作りは女児が積極的に参加する。男児は部屋遊びを満足するまで楽しんだ子から少しずつ参加する。給食はスペースが広くなったことで配膳に余裕があり、ゆったりとした雰囲気の中で友達と一緒に食事を楽しんでいる。普段からひまわり組の玩具を借りているので、部屋を移動して好きな時に自由に取り組める喜びを感じる。「~していい?」と一つ一つ確認する子もいるが、大まかな約束事を皆で決めて自分が好きな事に十分取り組めるように配慮する。まだ、動線に慣れていないので活動は余裕を持って行うようにして、安心して新しい生活に慣れていけるようにしていく。

育児あれこれ