3歳さくら組月のまとめバックナンバー

3歳さくら組2024年度11月のまとめ

健康

生活の流れの中に手洗い・うがいをすることが習慣になってきているが、丁寧に洗えていないこともあるので、一緒に確認しながら取り組んだり、健康に過ごすための大切なことを絵本や紙芝居を通して伝えたりする。かくれんぼ、縄跳び、巧技台や遊具を使って友達や保育者と積極的に体を動かし遊ぶ。寒い日が続くが、一緒に遊びながら体を動かす心地よさを味わえるようにする。

人間関係

「○○して遊ぼう!」と遊びに誘い、かき氷屋さんなどになりごっこ遊びをしたり、タイヤを組み合わせて、車やバイクを作って見立て遊びをしたりする。自分の思いを伝えながら遊んでいるが、一方的に思いを通そうとしてトラブルになることもある。葛藤する経験をする中で、相手の気持ちに気付いて行動していけるようにする。年上児の遊びを真似たり、年下児に優しく声を掛けたりして、コミュニケーションを楽しんでいる。異年齢児との関わりを持てる機会を作っていく。

環境

散歩先で落ち葉や木の実を見つけたり、風に吹かれて落ちてくる葉を追いかけたり楽しむ。季節を感じ、気付いたことや疑問を一緒に調べるなど興味や関心が深まるようにする。

言葉

友達同士で遊ぶ時間も増え、会話も多くなり、自分の気持ちを言葉で表現する。お互いの思いや気持ちが通じると、嬉しそうな表情を見せる。一緒に過ごしたい気持ちは強まるが、まだ言葉だけで表現するのが難しく、態度で示すことが多い。一人一人の言葉に耳を傾け、子どもの思いや伝えたいことを受け止め、共感し合う。

表現

おたのしみ会に向けた表現遊びでは、大好きな♪どんないろがすき♪の歌に合わせて、色々なクレヨンになりきり、のびのびと演じたり歌ったりする。内容に合わせて、絵を描いたり、制作をしたりすると、「くれよんのくろくん」の世界観を皆で味わう場面が見られる。子どもの表現や発想を大切にし、皆で表現する楽しさを味わえるようにする。…

3歳さくら組2024年度10月のまとめ

健康

鼻水や咳が出る子が増える。引き続き、鼻水はこまめにティッシュで拭き、咳エチケットなども伝えていく。また、手洗い・うがいの手順を表で確認していく。運動会後も友達や異年齢児を誘いながら、バトンを使ってリレーをしたり、かくれんぼや鬼ごっこなどの遊びをしたりして、体を動かすことを楽しんでいる。今後も、子どもの興味や発達に合わせた運動遊びを取り入れていく。

人間関係

運動会を経験し、異年齢児と過ごすことを楽しむようになり、年上児を真似して鉄棒や登り棒に挑戦する姿が見られる。安全な環境を整えながら、子どもたちのやってみたい気持ちを大切にしていく。気の合う友達を誘い、色々な役になりきりながらごっこ遊びを楽しむ。保育者も一緒に遊んだり、必要に応じて思いを代弁したりして、それぞれのイメージや発想を受け止めながら、友達とイメージを共有して遊ぶ楽しさが感じられるようにする。

環境

天気の良い日は散歩へ行き、ドングリや落ち葉を集めて自然に触れる。ドングリの大きさや形の違いに気付き並べて比べたり、工夫したりしながら遊びに取り入れる。虫を探したり、観察したりする姿も見られる。自然物に触れて遊ぶ子どもたちの発見を受け止め、共感することで関心を持てるようにしていく。

言葉

言葉での表現が豊かになり、保育者や友達との会話を楽しむ。相手の表情の変化に気付き、話しかける場面も見られるようになる。気持ちの行き違う時もあるが、様子を見ながら保育者がお互いの気持ちを代弁することで、納得する。子どもたち同士のやりとりを大切にして、必要に応じて援助していく。気に入った絵本や紙芝居があり、保育者や友達と一緒に楽しむ。好きな絵本や紙芝居を繰り返し読むことで、イメージして楽しむ経験をしていく。

表現

運動会で、皆の前で遊戯やかけっこを披露することにより、活動に対する意欲が増す。今後のお楽しみ会に向けて、友達と一緒に表現することが楽しいと思えるように工夫していく。楽器遊びでは、音を出す経験を通して、楽器を奏でる楽しさを味わえるようにする。

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3歳さくら組2024年度9月のまとめ

健康

鼻水や咳の出る子が多くなる。鼻水はこまめにティッシュで拭き、咳エチケットなども伝えていく。朝晩の気温差があり、体調を崩しやすくなるで、衣類の調整や室温管理、換気をする。午前中の活動のあとには、「おなか、すいた!」と空腹を訴えることが増えてくる。これから、体を動かすのにはよい季節なので、十分に体を動かして、食事を美味しく食べられるようにしていく。

人間関係

運動会ごっこを通して、異年齢の活動を見たり、応援をしたりして憧れや親しみを持つ。年上児の遊びの輪の中に加わり、遊びの幅の広がりが見られる。友達の遊びに興味を持ち、一緒に遊び始めることが多くなる。まだ、興味の持てる時間が短かったり、思いの行き違いがあったりして、トラブルになることもある。保育者が仲立ちをして、お互いの気持ちを知ることが出来る機会になるようにする。

環境

友達と相談しながら、レゴブロックや人形などで飛行機や大きな車を作ったり、牛乳パックやマットを使い、家を作ったりして、様々な玩具を組み合わせて見立て遊びをする。一人一人のイメージが形に出来るよう、全体を見て玩具の種類・量を考えて、遊び込めるようなスペースを作っていく。

言葉

自分がしたいこと、やりたいことを言葉で表現し、「いっしょにあそぼう」「これやろう」など友達に気持ちを伝えたり、相手の気持ちに応えたりする姿が見られる。自分の思いがうまく伝えられないと、強い口調になることがあるので、優しく声を掛けて代弁したり、その時に合った言葉を伝えたり言葉のやりとりを楽しめるようにする。

表現

運動会に向けては、「海賊」に変身し、ポンポンを使ったダンスをする。リズミカルな曲なので、すぐに気に入り、海賊になりきったり大きな声で掛け声を発したりして、喜んで参加し、元気よく体を動かす。今後は、リズム遊びなども取り入れて、様々な体の動きを楽しめるようにしていく。

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3歳さくら組2024年度7月のまとめ

健康

熱中症警戒アラートが出る日が増え、室内で過ごすことが多くなる。適宜、水分補給や休息をとりながら健康に過ごせるようにする。夏の生活の仕方に慣れてきて、着替えや始末を自分でしようとする。衣服の着脱など難しいところは手伝いながら、励ましたり認めたりして、出来たことを共に喜び、意欲や達成感を味わえるようにする。

人間関係

気の合う友達と遊ぶことが増え、特定の友達と遊びたい欲求が出始めたり、思いの行き違いになったりすることがある。相手に自分の気持ちが伝わらず、保育者に伝えに来る。子ども同士の関わりを見守りながら、必要な時に保育者が仲立ちして相手の気持ちに気付けるようにしていく。

環境

「今日は何するの?」と毎日の活動を楽しみにしている。特に水遊びの日には、「やったー!」と友達と喜び合い、進んで支度を始める。ジョーロの水を足にかけて、「気持ちいい!!」と心地よさを感じたり、水鉄砲をしながら追いかけっこをしたり遊ぶ。タライに魚の玩具を入れて、魚釣りを楽しむ子もいる。水との関わり方は子どもによって異なるので、一人一人の遊びの様子を把握して、みんなが満足して過ごせるようにしていく。また、水遊びを安全に楽しめるように点検を毎回行っていく。

言葉

家庭での出来事や、発見したことを友達や保育者に伝えようとする。子どもの言葉や表現に合わせて保育者が返答すると、自分で考えて言葉を選びながら答えようとする。友達との言葉のやり取りも増え、会話が続くようになる。うまく表現できない時は伝えたい思いを受け止めて、言葉を添えるなど援助をしていく。

表現

体操をすると、大きく体を動かして表現する。見本を見て手足を動かす子もいれば、リズムに合わせてオリジナルの動きを楽しむ子もいる。保育室の使い方を考えながら、十分に体を動かせるスペース作りをしていく。ブロックなどを積み重ねて、乗り物や家を作って友達とのごっこ遊びを楽しんでいる。コーナー作りをしたり玩具などを揃えたりしながら、遊びを深めていけるようにしていく。…

3歳さくら組2024年度6月のまとめ

健康

気温の高い日や蒸し暑い日が多くなり、汗をかいた日には着替えをしたり、シャワーをしたりして快適に過ごせるようにする。衣服を着脱する機会が増えて、始末の仕方に戸惑いを見せる子がいるので、手を添えたり出来たことを一緒に喜んだりして自信に繋げていく。戸外遊びでは、「暑さ対策」ガイドラインに沿い、休憩や水分補給など声を掛け、健康に留意してながら活動していく。

人間関係

積極的に友達の名前を呼び、誘って遊ぶ。触れ合うことが増えて、気持ちが高揚する場面も見られるのでその都度、お互いの気持ちを代弁し、相手の気持ちなどを一緒に考えていく。年上児の真似をして遊んだり、一緒にゲームをしたりして関わりを楽しむ。異年齢児で交流できる場について、各クラスの担任間で話し合い連携を図りながら、交流が楽しめるようにする。

環境

毎日交代で水やりをしているナスの収穫では、大きくなる様子に驚いたり、「つるつるしてる」と触れたりして生長を喜ぶ。ナスが苦手な子も自分達で収穫したナスが昼食に入っていると喜んで食べ、食材に興味を示す。水・泥んこ遊びでは、水、泥、砂の感触を味わう姿が見られる。回を重ねるごとに、大胆に水に触れる姿が見られるようになってきているので、満足できるように玩具を増やしていく。

言葉

見たこと、感じたことなどを自分なりの表現で伝え、友達や保育者と会話を楽しむ。子どもの言葉を引き出せるような投げかけをし、保育者が言葉を補いながら伝わることの楽しさを体験していけるようにする。

表現

好きなキャラクターになりきり、演じたり歌ったりして遊ぶ。おままごと用のスカートなど小物を使い、工夫し表現する。七夕制作では、のりやはさみなどの道具を使ったり、千代紙、折り紙などの素材を使ったりすることで、「次、何するの?」「やってみたい!」と楽しみながら取り組む。また、作品が完成すると保育者に見せ喜ぶ。制作への興味の示し方は、一人一人違うので、作ってみたいという気持ちを大切にしていく。

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3歳さくら組2024年度5月のまとめ

健康

少しずつ生活の流れがわかり始め、自ら行動しようとする姿が見られる。毎日の生活リズムをなるべく変えずに、繰り返し行うことで習慣化していく。また、子どもたちが自分で身の回りのことを取り組みやすいように、動線を考えながら環境を整えていく。排泄の感覚がわかり、自ら「トイレに行きたい」と伝える子が増える。子どもたちの排泄間隔に合わせて、いつでも安心してトイレにいけるようにしていく。「今日の給食は、何かな?」と食事の時間を楽しみにしている。選り好みは見られるが、食べられる量を調整し、食べられた満足感を味わえるようにしていく。

人間関係

ごっこ遊びや見立て遊びを通して、友達との関わりが深まる。自分の思いを主張することで、トラブルになることがある。保育者が仲立ちをして、相手の気持ちがわかるようにしていく。年上児の遊びを真似して遊びの幅が広がったり、泣いている年下児に優しく関わったりして異年齢児との関りが増えている。異年齢児で過ごすことで、様々な経験をしていけるようにする。

環境

園庭でダンゴムシやアリを見つけては、観察したり捕まえたりして戸外で過ごすことを楽しむ。子どもたちの発見に丁寧に応えて、疑問があれば保育者も一緒に図鑑などで調べて興味を深めていく。クラスで栽培している「なす」の水やりを通して、生長を観察し、食への興味を持てるようにしていく。

言葉

自分の知っている言葉を使い、相手に思いを伝えようとする。友達に対して、自分の思いが強くなり、強い口調で伝えることもある。うまく相手に伝えられない時は、わかりやすい言葉で丁寧にやりとりをして、気持ちに寄り添いながら安心して言葉で表現していけるようにする。

表現

体操をすることに慣れてきて、保育者の動きを真似て思いっきり体を動かすことが増えてくる。今後はリズム感のよい体操などを取り入れながら、気に入った動きを見つけて、楽しんで体を動かしていけるようにする。…

3歳さくら組2024年度4月のまとめ

健康

進級したことを喜び、張り切って行動する。生活面では、自分でやってみようと頑張ることもあれば、保育者に甘えることもある。一人一人の子どもの気持ちに寄り添いながら、安心して身の回りのことに取り組めるようにしていく。戸外ではシャボン玉や追いかけっこをしながら、体を動かして過ごす。季節の変わり目で、鼻水や咳が出る子が多いので、家庭と連絡を取りながら健康に過ごせるようにする。

人間関係

好きな遊びを通して、友達との関わりを楽しむ。幼児クラスになり異年齢児との関わりも増えてくるので、行事や活動を通して親しみを持ちながら楽しめるようにしていく。遊びの中で、言葉よりも先に行動で気持ちを表現する場面もあるのでお互いの気持ちを代弁しながら見守っていく。

環境

天候の良い日には、積極的に園庭に出て、草花や虫など春の自然に触れる。子どもたちの驚きや発見に共感していく。室内では、おままごとやブロックなど好きな遊びを楽しむ。子どもたちの見立て遊びを大事にしながら、保育者も一緒に遊び、じっくりと遊び込めるようにする。

言葉

保育者や友達との会話を楽しみ、散歩の後は「たのしかった」「また、いこうね」と気持ちを言葉で伝えている。保育者との信頼関係の中で、子ども一人一人の思いを丁寧に汲み取り、表現方法を知らせていく。

表現

「こいのぼり」をクレヨンで塗る。自分のクレヨンを使ったので、「どれにしようかな?」と言いながら、嬉しそうに取り組む。身近な用具や素材に触れ、用具の使い方を確認しながら、子どもたちのやってみようとする姿を大事にし、満足感を味わえるようにしていく。…

3歳さくら組2023年度3月のまとめ

健康

朝夕の気温差や花粉症により鼻水が出る子がいるが、体調を大きく崩すことなく登園する。気温にあった衣服の調整や室温管理を心掛け、定期的に換気をしていく。氷鬼やボール遊び、リレーごっこなど体を動かして遊ぶ事を楽しむ。気に入った遊びをじっくりと楽しみ、のびのびと過ごしていけるようにする。

人間関係

遊んでいる中で、思い違いが生じて衝突する事もあるが、少しずつ相手の気持ちに気が付いて行動をしたり解決案を出したりする事がある。引き続き子ども同士のやりとりを見守りながら必要に応じて仲立ちをしていくようにする。

環境

園庭の木に花が咲いていることに気が付いたり、ダンゴ虫などの虫の姿を見つけたりして、春の訪れに触れる。また、年上児と長距離の散歩に行ったりして、初めて歩く道や周りの景色、公園に気持ちが高揚し「またいこうね」と喜ぶ姿もある。散歩に行きやすい時期でもあるので、長距離の散歩を通して、子どもたちと色々な発見を共有しながら体力作りもしていく。

言葉

興味の幅が広がったことで語彙も増え、自分が知っていることを相手に伝えたり、経験、体験したことを思い出しながら楽しそうに話したりする。保育者が質問をすると、更に会話が広がり話を聞いていた児も会話に加わる。言葉で表現する楽しさを味わえるようにしていく。

表現

卒園児へのプレゼントでキーホルダーを作る。雛飾りと同じ作り方だったので、「おひなさまのちいさいのだね」と作りながら気付く子や「にじいろでかわいくなるよ」と完成を心待ちにする子もいる。ビーズの紐通しなど指先を使う細かい作業もあったが、集中して最後まで取り組む姿がある。少しだけ行った廃材遊びでは、年長児がやっていたことを出来ると喜ぶ子が多くいる。様々な素材や道具を使いながら表現する楽しさを味わえるようにする。…

3歳さくら組2023年度2月のまとめ

健康

インフルエンザに罹患し長期欠席する子が多くいたが、体調が良くなり元気に登園する。鼻水や咳が出ている児もいるので体調の変化に気をつけ手洗いうがいを丁寧に行なっていく。

人間関係

気の合う友達を誘い、氷鬼やタイヤ、お風呂マットを組み合わせて楽しむ。少人数で遊んでいたが、同じ遊びを楽しむ姿が多くなる。ゆっくりと遊ぶ事を好む児は、砂場で穴を掘ったり、山を作ったりして車や電車の玩具を走らせて遊ぶ。保育者も一緒に体を動かして楽しさを共有する。

環境

ほうれん草とカブの収穫を楽しみにしながら世話をする。絵本や給食にカブが出ると、「さくら組で育てるカブかな?」「大きなカブやったよね」と友達、保育者と話す。冬野菜の栽培を通して生命の大切さや世話をすることの大切さを知らせていく。

言葉

カルタや絵本をゆっくりと一人で読んだり文字を書いたりする児が増え、自分の名前を書いたり手紙を書いたりする。思い違いでの衝突する事はあるが、少しずつ受け入れようとする。引き続きお互いの気持ちを聞きながら代弁し様子を見ながら仲立ちをしていく。

表現

雛飾りの制作では、ステンドグラス風の飾りを作る。透明折り紙を隙間なく埋めて貼る児、重ならないように貼るなど様々な姿が見られる。ハサミを上手に使い曲線を切り顔を切っていく。出来上がると太陽や電気に当てて光る雛飾りを見て「綺麗だね」「キラキラしてる」と喜ぶ。廃材遊びでは、ハサミやテープを使いロボットや生き物を作っていく。道具の使い方に慣れて、表現する喜びを十分に味わえるようにする。…

3歳さくら組2023年度1月のまとめ

健康

発熱で欠席する子が数人いたが、長期欠席する事なく登園する。鼻風邪や咳が出る子が増える。家庭と連携を取りながら、こまめに健康観察をし、体調変化に気をつけていく。戸外活動では、鬼ごっこやボール遊びなどで体を動かして体を温める。寒い日は、体が硬くなり怪我に繋がりやすいので、体を動かして温めるようにし怪我に気を付けていく。

人間関係

友達を誘い合い鬼ごっこやカルタ遊び、絵合わせカードなどルールのある遊びやままごと遊びを楽しむ。友達との関わりが深まる中で、思い違いから衝突することもある。お互いの気持ちを聞きながら代弁し、相手の気持ちに気付けるように仲立ちしていく。

環境

コマや羽根つき、福笑いなど伝承遊びに触れ、年長児が遊んでいる羽根つきやコマ回しに興味を持ち、真似をして遊ぶ。一緒に遊ぶ楽しさを味わえるようにする。豆苗を買ってきて切って食べた後、メモリを用意してどのくらい伸びるのかを観察する。「ずれてはっぱがでてきてるね」と切ったところからは芽が伸びていないことに気付く児もおり、子どもならではの表現方法に感心した。引き続き、水替えなどをしながら、生長と食に興味を持てるようにしていく。

言葉

文字に興味を持つ子が増え、絵本をゆっくりと読んだり保育者に確認しながら文字を書いたりする。遊んでいる中でアイディアや自分の思いを伝え、遊びが広がっていく。自分とは違う気持ちや考えを受け入れられず衝突する姿もあるので、子どもたちの様子を見守り、お互いの気持ちを代弁しながら違う考え、気持ちがあるという事を知らせていく。

表現

鬼のお面作りでは、緩衝材のプチプチ一つ一つをペンで根気強く塗っていく。塗った緩衝材を日にかざし、床に色が映る様子を見て楽しむ姿もある。角は自分で画用紙に描き、切って貼り、個性があふれる鬼のお面が完成する。完成したものを棚の上に飾ると「〇〇くんのおにかわいいね!」「つのかっこいいね!」と言い合う姿がある。指先が器用になり、曲線を切る子もいるが、道具の使い方に不安な様子を見せる子もいるので、安全な使い方を伝え、作る楽しさを味わえるよう援助していく。…