3歳さくら組2025年度6月のまとめ
健康
月下旬は発熱での欠席や咳・鼻水の症状が見られる子が増える。気温の高い日や蒸し暑い日が多く、汗をかいた日には着替えをしたり、シャワーをしたりして快適に過ごせるようにする。衣服を着脱する機会が増えて、始末の仕方に戸惑いを見せる子がいるので、手を添えたり出来たことを一緒に喜んだりして自信に繋げていく。高温の日が多いので、戸外での活動は少なくなるが、室内でも楽しみながら体を動かせる活動を用意していく。
人間関係
積極的に誘いあって遊ぶ一方で、思いの行き違いによるトラブルも増えている。お互いの気持ちを代弁し、自分や相手の気持ちを一緒に考えていく。年上児の真似をして遊んだり、一緒にゲームをしたりして関わりを楽しむ。異年齢児で交流できる場について、各クラスの担任間で話し合い連携を図りながら楽しめるようにする。
環境
毎日交代で水やりをしているナスの栽培では、大きくなる様子に驚き、「こんなに大きくなった」と触れて生長を喜ぶ。ナスが苦手な子も給食に入っていると興味を示す。水遊びでは、水、泥の感触を味わう姿が見られる。回を重ねるごとに、大胆に水に触れる姿が見られるようになってきているので、満足できるように玩具を取り揃えておく。
言葉
見たこと、感じたことなどを自分なりの表現で伝え、友達や保育者と会話を楽しむ。子どもの言葉を引き出せるような投げかけをし、保育者が言葉を補いながら伝わることの楽しさを体験していけるようにする。
表現
盆踊りを友達と一緒に楽しそうに踊る子もいるが、慣れない事により少し離れた場所から友達の様子を見ている子もいる。繰り返し行い、見通しを持って踊れるように配慮し、お祭りの雰囲気を感じられるようにしていく。おままごと用のスカートなど小物を使い、プリンセスになりきって遊ぶ。七夕制作では、のりやはさみなどの道具を使ったり、折り紙などの素材を使ったりすることで、「やってみたい!」と楽しみながら取り組む。作品が完成すると保育者に見せて喜ぶ。制作への興味の示し方は一人一人違うので、作ってみたいという気持ちを大切にし、いつでも制作遊びを楽しめるように用意しておく。…