3歳さくら組2024年度12月のクラスだより
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11月6日(水)曇り 五十嵐
移動動物園では、どんな動物が来るのかな?と話をしていると、「ペンギン」「ぞう」など好きな動物を答える子が多い。ポニーに乗せてもらうと、笑顔が見られる。色々な動物に触れ、「目が赤いね」、「人参、食べているよ」と発見を伝えている。触れるのが苦手な子も、保育者が手を添えると、触れることが出来ている。ウサギが気に入った子は、ウサギを観察しながらエサをあげたり、チャボに触れたくて、追いかけっこをしながら楽しんだりしている。野菜を沢山食べてくれるのが嬉しくて、保育者に「見て見て!」と伝えている。生き物に優しく接する経験を、今後も大切にしていく。
11月13日(水)晴れ 五十嵐
園庭では、昨日4歳児が穴を掘っていた場所を見つけて、掘り始める。ある程度掘り進めると、おままごとの玩具を隠して、宝物探しをしている。砂遊びでは、砂の中から貝殻や色々な石が出てくるのを楽しむ子もいれば、料理をたくさん作って保育者とやりとりをすることを楽しむ子もいる。羽根つきが気に入り、友達や保育者と遊び始める。羽子板になかなか羽根が当たらないが、心地よい音がするのを楽しんでいる。それぞれが気に入った遊びを見つけてじっくりと遊んだり、数人の集団で遊んだりしている。一人一人が満足して過ごせるように環境を整えていく。
11月20日(水)雨 五十嵐
5歳児の部屋から玩具を借りてきて、おままごとをしている。冷蔵庫を出すと、中に食材を入れて、冷やしてから料理をしたり、レンジなどで温めたりして楽しんでいる。ご飯作りもひと手間加わり、遊びが広がって行く。玩具の数が限られていることもあり、友達とトラブルになる。自分の気持ちを受け入れてほしくて、泣いて訴える子がいる。気持ちの切り替えが出来るような環境を作っていく。
11月25日(月)晴れ 五十嵐
散歩に行くことが分かると、「やったー!!」と歓声を上げている。4歳児に「歩くよ!」と声を掛けられて、サポートされながら歩く。公園では、黄色のちょうちょを追いかけて広場を走ったり、ドングリや虫を観察したりしている。ちょっとした斜面を見つけて、ドングリを転がし、「どんぐり祭り」と称して遊んだり、その斜面を登ったり下ったりして楽しんでいる。4歳児に優しくサポートしてもらい、嬉しそうに歩いている。道すがら、見つけたクレーン車や重機に気を取られる場面が見られたが、保育者に声を掛けられると列に戻り歩いている。斜面を登ったり下ったりする場面では、楽しさから友達とぶりそうになる場面が見られたので、動線を一緒に考えながら、のびのびと遊べるようにしていく。
健康
生活の流れの中に手洗い・うがいをすることが習慣になってきているが、丁寧に洗えていないこともあるので、一緒に確認しながら取り組んだり、健康に過ごすための大切なことを絵本や紙芝居を通して伝えたりする。かくれんぼ、縄跳び、巧技台や遊具を使って友達や保育者と積極的に体を動かし遊ぶ。寒い日が続くが、一緒に遊びながら体を動かす心地よさを味わえるようにする。
人間関係
「○○して遊ぼう!」と遊びに誘い、かき氷屋さんなどになりごっこ遊びをしたり、タイヤを組み合わせて、車やバイクを作って見立て遊びをしたりする。自分の思いを伝えながら遊んでいるが、一方的に思いを通そうとしてトラブルになることもある。葛藤する経験をする中で、相手の気持ちに気付いて行動していけるようにする。年上児の遊びを真似たり、年下児に優しく声を掛けたりして、コミュニケーションを楽しんでいる。異年齢児との関わりを持てる機会を作っていく。
環境
散歩先で落ち葉や木の実を見つけたり、風に吹かれて落ちてくる葉を追いかけたり楽しむ。季節を感じ、気付いたことや疑問を一緒に調べるなど興味や関心が深まるようにする。
言葉
友達同士で遊ぶ時間も増え、会話も多くなり、自分の気持ちを言葉で表現する。お互いの思いや気持ちが通じると、嬉しそうな表情を見せる。一緒に過ごしたい気持ちは強まるが、まだ言葉だけで表現するのが難しく、態度で示すことが多い。一人一人の言葉に耳を傾け、子どもの思いや伝えたいことを受け止め、共感し合う。
表現
おたのしみ会に向けた表現遊びでは、大好きな♪どんないろがすき♪の歌に合わせて、色々なクレヨンになりきり、のびのびと演じたり歌ったりする。内容に合わせて、絵を描いたり、制作をしたりすると、「くれよんのくろくん」の世界観を皆で味わう場面が見られる。子どもの表現や発想を大切にし、皆で表現する楽しさを味わえるようにする。