3歳さくら組2025年度8月のクラスだより
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7月2日(水) 曇り 中野
役所職員の方がパペットを使った交通安全教室を開催してくれた。普段の生活の中で体験することも含まれていたので、身を前に乗り出しながら真剣に話を聞く。自転車に乗る時は大人もヘルメット着用することを聞くと、保護者がしていない事を気にして「教えてあげなきゃ」と言う子もいる。お土産にキーホルダーを貰い嬉しそうにする。「保育園の門から飛び出さない事」など子どもたちにとってもイメージしやすい内容だったのも集中力を持って聞くことが出来た理由かと思う。これを良い機会として皆で話し合ったり、散歩が再開できる様になったら道路の渡り方など実際に体験したりして、交通安全に対しての興味と理解を深めていきたい。
7月11日(金) 曇り 中野
楽しみにしていた祭りの日なので、朝から「今日はお祭りだよね」と嬉しそうにする。普段と違う室内の雰囲気に緊張する様子はあるが、「いらっしゃいませ」と4歳児に声を掛けられ、スタンプを押してもらったり、お土産を貰ったりすると緊張がほぐれて夢中で出し物を楽しむ。最後は幼児クラス合同で盆踊りもする。会終了後は「楽しかったね」と友達との話しが盛り上がる姿を見て祭りの雰囲気を十分楽しめたようで良かったと思う。4歳児さんが優しく接してくれたので、子どもたちも安心した様子で参加することが出来たとともに、憧れの気持ちも芽生えているように感じる。異年齢で参加する行事の大切さを改めて感じさせられた。今後もイメージを持って来年の姿への期待感がもてるようにしていきたい。
7月23日(水) 晴れ 中野
2階テラスで水遊びを行う。水鉄砲でカーテンに水を飛ばし、どこまで高く飛ばせるか競争し夢中になって遊ぶ。自分で水を入れられない子もやり方を教わると出来るようになり、楽しそうに遊び始める。入室後は自由遊びをして過ごす。普段の水遊びは2クラス合同で広い場所で行っているが、今回はスペースが限られているもののじっくり遊び込むことができたように感じる。泥で衣服が汚れることがなかったこともあり、シャワー後の入室もスムーズだった。暑い日だったので水にふれることができ、さっぱりした気持ちを味わう事が出来よかった。遊び前後の水分補給を十分に行ない、ゆっくりと休息をとっていく。
7月28日(月) 晴れ 中野
「ちんぼつ」と言われたら用意してあるマットの上に乗るゲームをする。始めは大きなマットで全員が乗り、慣れてくると小さなマットになる。「チョコレート」「チンパンジー」など「ち」のつく言葉で間違って座ってしまう事も面白かったようで笑い合っている。話しを聞こうとする力を刺激する遊びを取り入れてみる。また、二人ずつしか乗れない・マットの枚数を少しずつ減らすなど少しずつルールを変えながら遊んでみるが、ルールを理解し集中して楽しむ姿が目立ち良かったと思う。遊び後はエノキの房分けの調理体験もする。丁寧に分けながら香りを嗅いだり、「家でもお手伝いしてるよ」など感じた事を自由に言葉にしながら体験を楽しむ。体験をした後は、給食の食材に何が使われているか気にする子が増えている。今後も給食職員と相談しながら調理体験を取り入れ、食への興味を深められるようにしていく。
健康
月下旬は発熱での欠席や咳・鼻水の症状が見られる子が増える。気温の高い日や蒸し暑い日が多く、汗をかいた日には着替えをしたり、シャワーをしたりして快適に過ごせるようにする。衣服を着脱する機会が増えて、始末の仕方に戸惑いを見せる子がいるので、手を添えたり出来たことを一緒に喜んだりして自信に繋げていく。高温の日が多いので、戸外での活動は少なくなるが、室内でも楽しみながら体を動かせる活動を用意していく。
人間関係
積極的に誘いあって遊ぶ一方で、思いの行き違いによるトラブルも増えている。お互いの気持ちを代弁し、自分や相手の気持ちを一緒に考えていく。年上児の真似をして遊んだり、一緒にゲームをしたりして関わりを楽しむ。異年齢児で交流できる場について、各クラスの担任間で話し合い連携を図りながら楽しめるようにする。
環境
毎日交代で水やりをしているナスの栽培では、大きくなる様子に驚き、「こんなに大きくなった」と触れて生長を喜ぶ。ナスが苦手な子も給食に入っていると興味を示す。水遊びでは、水、泥の感触を味わう姿が見られる。回を重ねるごとに、大胆に水に触れる姿が見られるようになってきているので、満足できるように玩具を取り揃えておく。
言葉
見たこと、感じたことなどを自分なりの表現で伝え、友達や保育者と会話を楽しむ。子どもの言葉を引き出せるような投げかけをし、保育者が言葉を補いながら伝わることの楽しさを体験していけるようにする。
表現
盆踊りを友達と一緒に楽しそうに踊る子もいるが、慣れない事により少し離れた場所から友達の様子を見ている子もいる。繰り返し行い、見通しを持って踊れるように配慮し、お祭りの雰囲気を感じられるようにしていく。おままごと用のスカートなど小物を使い、プリンセスになりきって遊ぶ。七夕制作では、のりやはさみなどの道具を使ったり、折り紙などの素材を使ったりすることで、「やってみたい!」と楽しみながら取り組む。作品が完成すると保育者に見せて喜ぶ。制作への興味の示し方は一人一人違うので、作ってみたいという気持ちを大切にし、いつでも制作遊びを楽しめるように用意しておく。