2歳すみれ組2025年度4月のクラスだより
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3月7日(水) 晴れ 藤原
さくら組と手を繋いで歩く。知っている道のため「もうすぐトンネルだよ」「触ったらいけないよ」など、声を掛けたり、手を引いてリードしたりして歩く姿が見られる。公園の広場では、リレーごっこやしっぽ取りゲームをして遊ぶ。金柑を拾い「いいにおいだね」と匂いを嗅ぐ。切株を見つけて「いすみたい」「トイレしてるの」と腰をかけたり、「あっち行ってみよう」「トンネルみたい」と斜面を探索して楽しむ。年上児に対して危ないことをした時に指摘したり、帰園時に疲れている児を応援したりするなど体力がつき、頼もしく感じた。また他クラスとも交流が持てるようにする。
3月11日(火) 曇り 髙島
公園に着くと「もう着いちゃった」「まずは、何をしようか」と遊びに期待を持つ。広場で、円形ドッジボールをする。新しい遊びに興味を持ち。保育者の説明に耳を傾ける。円の外から転がしたボールが当たると「先生、すごいね」と言い、転がるボールを目で追いながら「キャー」と言って逃げ楽しむ。その後、斜面で体を動かす。滑らないよう慎重にお尻をついて滑り下りたり、勢いよく小走りで下りたり、自分で考えた姿勢で繰り返す。ルールのある遊びに興味を持ち楽しむ姿が見られるので、円形ドッジボールを組み入れた。ルールやボールを転がすということが難しい児もいたが皆で参加することが出来た。多様な動きを経験出来るように、様々な遊びを取り入れていく。
3月14日(金) 晴れ 髙島
お別れ会に途中から参加する。幼児クラスが『猛獣狩り』や『ボール運び』をしていると、真似してみたり、応援したりする。「早いね」「上手だね」と幼児の動きに驚く。参加したオセロゲームでは「がんばるぞ」と保育者とポーズを決め、参加する。その後、保育室でお祝いのプレゼントを5歳児に渡す。嬉しさや恥ずかしそうな表情で「ありがとう」を伝える。幼児の活動を見たり、一緒にゲームをしたりすることで、年上児への憧れや幼児になる期待を持つことができたと思う。引き続き、異年齢交流をして、進級に期待が持てるようにする。
3月19日(月) 雨 伊藤
一人ずつ前に出て、名前を言ってみると小声でも言える子も多い。虫探しゲームで、2回目は隠れている場所を予想して獲る。獲った虫を数えると「いっぱい獲ったよ」と満足感がうかがえる。オセロでは、自分のチームの色に変えることを楽しみ、勝敗も理解して喜ぶ。椅子取りゲームでは、曲が止まることを意識して歩く子や、先に座る子もいる。座れなくても自ら応援席に移動して声を出して見守る。その後は、粘土と井形ブロックで遊ぶ。ゲームそれぞれのルールを理解して楽しむ姿が多く、体も動かせたので良かった。粘土もイメージしながら、取り組む時間が以前より長くなった子も増えて成長を感じる。動と静の活動が持ててメリハリが出来、気分転換にもなったと思う。
食事
食具の持ち方を気にして食べる子どもが増え、食べこぼしが減る。机と体が離れている時は、椅子を前に引くことで姿勢が直ることや、食器に手を添えるように必要に応じて知らせる。見た目で「食べない」と言う児がいるが、一口食べて美味しいと分かると食べ始める。一口食べてみようと思えるように、声掛けを工夫しながら食べられる食材が増えるようにしていく。
睡眠
トイレを済ませ、それぞれの好きな絵本やぬいぐるみなどを持ち一人で入眠する児もいる。体力が付き午睡しない児や入眠時間が遅くなる児が増える。布団の上で絵本を読んだり横になったりして身体を休める。室温を調節して、ゆっくりと体を休めるようにしていく。
排泄
布パンツで過ごす児は、ほぼ自立し「トイレ行ってくる」と保育者に伝え排泄をする。排便に成功する児もいる。紙パンツの児も濡れていない時便座に座って排尿する子が増える。トイレでの排尿経験を積んで自信に繋げていき成功したときには褒めたり、嬉しさを共感したりして意欲に繫がるようにする。トイレ後の手洗いも声をかけて衛生面に配慮する。
健康
咳、鼻風邪を引いている児が多い。鼻水が出ている事に気が付き、「鼻が出た」と拭いたり、かんだりするが上手に鼻水を出すことが難しい。鼻のかみかたを知らせていく。外遊び後は丁寧に手洗い、うがいが出来るように保育者も一緒に行っていく。室内の空気の入れ替えや加湿器を使って感染症の予防をする。
身体発達
距離のある公園までの道中を景色や会話を楽しみながら歩いている。保育者と手を繋がず、子ども同士の手繋ぎで列に並び歩く子がいる。斜面では手を使わず登ったり、足で踏ん張りブレーキをかけながら下ったりする子がいる。様々な全身を使う遊びを取り入れていく。不安定なところは体の使い方を知らせ、自信に繋げる。
情緒面
自我が芽生え、自己表出している。活動の流れや身支度などの行動に時間を要する子がいる。気持ちが落ち着いて見通しが持てるように伝え、時間に余裕を持つように配慮する。進級クラスで遊ぶ時間を作ったり、給食を食べたりして、期待感と共に安心して過ごせるようにする。
言葉
友達とごっこ遊びや見立て遊びを行うなかで玩具の貸し借りを言葉にする。休みの日の体験や家族の事を、保育者に伝えたりする子が増える。共感し、自分から話したいという思いを大切にして、言葉のやりとりを楽しんでいくようにする。友達の様子を見て、肯定する時もあるが「~はダメ。」と強く否定することもある。優しい言い方を知らせる。