2歳すみれ組月のまとめバックナンバー

2歳すみれ組2025年度7月のまとめ

食事

暑い日が続くが、食欲はあり食べられる食材をよく食べる。苦手な食材も少しずつ食べてみようとする姿が増える。食べられた時には、共に喜び褒めていく。食育でちぎったり、種取りしたりした食材を見つけると会話が弾む。引き続き、簡単な食育を行っていき、食に対しての関心を広げていく。

睡眠

布団を敷いたりオルゴールが流れたりすると、お気に入りのぬいぐるみや絵本を持ち自ら布団に行く。保育者に、優しく体を撫でられながら安心して入眠する。発汗状態などを確認し、室内の温度を調整して心地よく体を休めるようにする。

排泄

遊びに夢中で、トイレに向かうのに時間を要する場合があるが保育者の声掛けを聞いて、自らトイレに行く児が増える。便座にすわってタイミングが合うとトイレで排尿をする。成功体験を重ねていくようにする。

健康

暑さが増し、疲れが見られてくる。十分な休息がとれるよう、家庭と連携をとりながら関わっていく。熱中症に気をつけながら、熱中症アラートを確認したり、水分補給をしたりして、活動を楽しめるようにする。衣類の着脱を自分でやろうとする児が増えている。汗によって衣類の着脱が難しい事などがあるのでさりげなく援助し、達成感が味わえるようにする。

身体発達

リズム遊びでは音楽に合わせ、跳んだり、片足でバランスを取ったりする動きを繰り返し楽しむ。パラバルーンで腕を上下左右に、スズランテープや新聞紙遊びでは指先を器用に動かす。楽しみながら手指を使う機会を持つ。

情緒面

友達に近づき、真似をしたり、誘い合ったりして遊び始める姿が増え、コミュニケーションを図る姿が見られる。遊びの中で互いに楽しさを共有しながら関係を築いていけるようにし、関わりの中で生じる葛藤や自己主張を受け止め、時には仲立ちをしていく。

言語

語彙が増え、言葉も明瞭になってきている。好きな歌を口ずさんだり、休日の出来事や体験した事を思い出しながら保育者に言葉で伝えようとする事も増える。楽しい思い出を共有したり、言葉に迷っている時には言葉を添えたりしながら言葉のやり取りを楽しんでいく。…

2歳すみれ組2025年度6月のまとめ

食事

「これはなに?」と食材名を聞き、食材へ興味や関心が芽生えている様子がある。また、友達が食べている様子を見て、少しずつ食べてみようとする。楽しい雰囲気の中で、食べてみようかなと前向きに思えるように関わる。簡単な食育を行っていき、食に対しての関心を広げていく。

睡眠

暑さによる疲れからか、比較的入眠が早くなる。数名、寝付けず歩き回ったり話始めたりすることもある。また、1~1.5時間ほどで目を覚ます児もいる。早く目を覚ました児は絵本など読んで過ごす。一人一人のペースに合わせて入眠できるようにしていく。暑さや湿度の高さから汗をかき、入眠しにくい事がある。眠る時の服装に気をつけ、エアコンや扇風機を有効的に使い、眠りやすい環境を整えていく。

排泄

誘うタイミングが合うとトイレで排尿する児がいる。トイレに行くことを拒んでいた児も、友達が行く姿や次の活動への期待を持ち、自ら行く児が増えた。まずはトイレへ行くところから少しずつ無理なく進めていく。成功した際は子どもと一緒に喜び、自信に繋げる。トイレ後には濡らしたタオルで足裏を拭き清潔を保つ。

健康

季節の変わり目で天気や気温の変化が激しい為、咳や鼻水が出る児がいるが登園する。拭き取りが難しいと、保育者に「拭いて」と伝える。声をかけたり、拭き方を伝えたりしていきながら清潔になった心地良さを知らせていく。室内でも汗をかき額が濡れる児が多い。水遊びや園庭遊びの後は休息をとれるように活動内容を調整し、着替えやシャワーなどの時間を十分に確保するようにする。

身体発達

戸外ではシャボン玉を追ったり、ボールを投げたり、追いかけっこをしたりと全身を使い遊ぶ姿が見られる。散歩へ行くと、帰りには疲れも見られるが最後まで自分の足で歩く姿がある。水遊びでは水に臆することなく積極的に遊んでいる。遊びを通して、身体発達を促し、体を動かす楽しさを感じられるような遊びを積極的に取り入れる。

情緒面

友達と一緒に遊びたいという気持ちが強くなる反面、気持ちのぶつかり合いやすれ違い、物の取り合いからトラブルになりやすくなる。友達と同じ物や場所で遊びたい思いを汲みとり、必要に応じて気持ちの代弁や仲立ちをして友達との関わり方を知らせていく。

言葉

紙芝居や絵本を見て、知っている部分を楽しそうに発語したり、好きなダンスを歌いながら踊ったりする姿がある。手遊びの中で数に触れ、保育者の真似をして数を指で示す。保育者や友達に自分の思いを伝えたり、保育者の話す言葉を真似したり、やりとりを楽しむ。保育者も丁寧な言葉を心掛け、発語や会話の楽しさを味わえるようにしていく。…

2歳すみれ組2025年度5月のまとめ

食事

野菜が苦手で残す子が多いが、一口二口食べてみようとする姿が増える。お皿が空になったことを喜び保育者に知らせる。一人一人のペースに合わせ、ゆったりと食事が楽しめるように関わりに配慮する。

睡眠

布団が敷かれると自分の布団の上に横になり、保育者に身体を擦られたり、好きな絵本や玩具を持ったりしながら入眠する。

排泄

紙パンツに尿が出ていても便器に座り排尿しようとする子がいる。タイミングが合い、座って排尿する子が増える。一人一人の排尿間隔を把握しながら成功体験を重ねていく。

健康

大きく体調を崩す子はいなく、元気に登園する。急に気温が上がり、暑い日が続いたが気温が下がり肌寒い日もあるので、活動内容や気温などに気を付けながら、衣服の調整をしていく。

身体発達

指先を使った細かい動きが出来るようになり、靴下や靴、ズボンなどの着脱に意欲的に取り組む姿が多く見られるようになる。ボールを投げたり、受け止めたりする動きを経験し、身体発達を促す。

情緒面

連休明けも落ち着いて過ごす子が殆どだが、数人は分離時や活動の合間に涙を見せる子がいる。保育者が寄り添ったり、共感をしたりして落ち着いて過ごせるようになる。引き続き、一人一人に寄り添いながら安心して過ごせるようにしていく。

言葉

個人差はあるが、簡単な質問に答えたり、経験したことを少しずつ話したりする。物の名前に興味を持ち、指差しをして「これは?」と名称を聞く姿もある。丁寧に応えながら発語を促していく。子どもが膨らませたイメージに応答的に関わる。発語が明瞭ではない子は言葉を補ったり、同調したりして言葉の広がりを援助する。…

2歳すみれ組2025年度4月のまとめ

食事

手掴みや食具を使い、一人で食べる事を楽しむ。選り好みをし、野菜や汁物を残す児が多いが、声掛けをすると一口食べてみようとする姿がある。食前後の挨拶の言い忘れや姿勢が崩れたり横を向いたりする児がいる。その都度、声掛けをしながら食事マナーを知らせていく。

睡眠

布団が敷かれると、絵本や玩具を持って布団に行く。保育者や年長児に背中を摩ってもらいながら入眠する。安心して入眠できる環境を整えたり、気温に応じて室内の温度調節や換気に留意したりする。早く起床する児は、布団の上で絵本を読んだり、横になったりして静かに過ごす。

排泄

オムツ交換の際に、自ら便座に座り、タイミングが合うと排尿している。トイレに興味を持っているので、便座に座る機会を増やせるように関わる。成功した際にはできたという嬉しさを共感して意欲に繋げていく。子どもが夢中になって遊んでいる時には、遊びが途切れないように誘い、安心してトイレに行けるよう配慮する。

健康

鼻水や発熱により欠席するも、体調良好になり元気に登園する。日中の寒暖差もあるので、体調変化に気を付け様子を見ていく。活動内容によって、衣類の調整をしていく。
食前や戸外から戻った後、手洗いを保育者と一緒に行い、感染症の予防をする。

身体発達

ゆったりと遊ぶことを好む児が多いが、保育者が声を掛けると友達、保育者と一緒に運動遊びを楽しむ。まだ、バランスを崩しやすい児もいるので、マットを敷くなどして事故や怪我に気をつけていく。公園では、しっぽ取りゲームやシャボン玉を追いかけるなど身体を動かして遊ぶことを楽しむ。ラバーリングを足を開いて、閉じて(ケンパ)を上手にして前進する。

情緒面

新しい環境に戸惑うことなく落ち着いて母子分離し好きな遊びに入る。「自分」という気持ちが強く、使っている玩具や本などに他児が触れると声を大にして怒りを表現する。本児の気持ちを受けとめながら、相互の気持ちを代弁しながら言葉を知らせていく。

言葉

不明慮ではあるが、発語が増え、見たもの気付いた事を指差しを交えながら保育者に知らせる。言葉で上手く伝わらない時には、表情や保育者の手を引くなどして思いを表現する。子ども達の言葉に耳を傾け、代弁し言葉を添えならやり取りを楽しめるようにしていく。明瞭な子は、経験したことを思い出しながら、保育者と言葉のやり取りを楽しむ。時に、口調が強くなることがあるのでその都度「やさしくね」等、声掛けをしていく。繰り返しの絵本や歌などを通して、言葉を知らせて発語を促していく。玩具や場所の取り合いでトラブルになる。一人一人の思いをくみ取り、共感して「順番」や「貸し借り」ができるように代弁をし、分かりやすく優しい言葉で伝えられるようにしていく。

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2歳すみれ組2024年度3月のまとめ

食事

全体的に食事量が増える。以前まで苦手だった食材を少しでも
食べてみようとする姿が見られる。お皿が空になると「ピッカリン」と保育者に嬉しそうに伝える。

睡眠

トイレを済ませ、絵本を見てから一人で入眠する子や保育者に背中を擦ってもらいながら安心して眠りにつく。午睡しない子は、布団の上で絵本を読んだり横になったりしながら過ごす。一人一人のペースに合わせて体を休めていくようにする。

排泄

紙パンツを履いている子も活動中に尿意を伝え、自らトイレへ行き排泄することもある。幼児クラスに向け、トイレ用スリッパを履き、便器の前でズボンと下着を下げてから座る。下着やズボンに尿が掛かることがあるので傍で見守るようにしていく。トイレの後に手洗いを始めたが忘れる子もいるため、その都度声掛けをする

健康

鼻水や咳が出ている子はいるが発熱等によって休む子はいなく健康に過ごす。鼻水が出ている事に気が付き、保育者に知らせ鼻を拭く。寒暖差が激しいので、体調管理に気を付けこまめな換気を心掛けていく。調節しやすい服装の準備をお願いする。

身体発達

体力が付き、友達同士で手を繋ぎ、前の子との距離が空くと「前、空いているよ」と教える。帰園時には、歩くペースがゆっくりになるが、「給食は何かな?」「もうすぐ保育園に着くね」など、期待を持てる言葉かけをしながら気持ちを盛り上げていく。

情緒面

進級する事を楽しみにし、期待して胸を膨らましていく。気の合う友達を誘い好きな遊びを楽しむ。時に思い通りにいかず、思いを通そうとする姿がある。やりとりを見守りながら仲立ちをしてお互いの気持ちに気が付けるようにしていく。

言語

休日や帰宅後の出来事を保育者や友達に嬉しそうに話す姿が見られる。一緒に遊ぶ中で言葉のやり取りも楽しめるようにしていく。思いをうまく言葉にできず玩具の取り合いになることがある。双方の思いや感情を出し合う様子を見守り、解決が難しいようであれば保育者が互いの思いを伝え仲立ちをする。

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2歳すみれ組2024年度2月のまとめ

食事

副菜の野菜を残していた子も、「食べてみる」と食べて「美味しい」と言い、少しずつ量も増える。調味料の色が濃くて、何の野菜かわからないと食べようとしないことがある。食具の持ち方を意識して保育者に「合ってる?」と確認したり、保育者に直してもらってから食べ始める子もいる。汁をスプーンで何度も掬う飲み方が多く見られるので、基本的にフォークを使って喫食し、難しい子にはスプーンを渡す。食育で食材に触れることで、給食を楽しみにする子が多くなったので、食材や味付けを知らせて、興味を持って食べることに繋げる。

睡眠

お気に入りの人形を隣に寝かせたり、絵本を見ながら、落ち着いて自分のペースで入眠する子が増える。入眠が遅くなる子もいるが、入眠しやすい場所に移動したり、トントンも必要に応じて行い、体を休めるようにする。室内の換気や加湿に配慮して快適に眠れるように環境を整える。

排泄

布パンツで過ごす子は、尿意を感じて自らトイレに行けるようになる。便器前で衣類の
上げ下ろしにも慣れてくる。手洗いもトイレで行い、サンダルの着用も始めたので、使い方や片付け方を知らせていき、他クラスと重なった時には、混み合わない様に配慮する。紙パンツの子も座る習慣をつけて、無理のないように移行を進めていく。

健康

大きく体調を崩すことなく、元気に過ごしている。鼻水が出ていることに気付き自ら拭く子もいるが、保育者に委ねる子には、拭き取り方を知らせて清潔にする心地よさを感じられるようにする。食後の衣服の汚れも「濡れた」「こぼれた」との言葉を聞き、一緒に確認して着替えを促す。室内の空気の入れ替えや、清浄機を使って感染症を予防する。

身体発達

衣服の着脱を意欲的に行い、友達を手伝う姿も見られる。体力がつき、距離のある公園までの道のりを楽しみながら歩く子が多い。子ども同士の手繋ぎでは、声を掛け合って速度をつけて進むが、転倒しない様に歩調や体格差を考慮して繋ぎ相手を見極める。起伏のある場所や、ポックリはバランスをとりながら挑戦する。ボールを蹴ったり、投げ合いも楽しんで繰り返し遊ぶ。

情緒面

進級への期待感から「おにいさん」「おねえさん」として頑張りが見られ、意識の高まりを感じる。行動が伴わない時には、保育者や他児に助けを求め、そこから遊びを広げる様子がある。気の合う友達との遊びが盛んになり、役割を決めてごっこ遊びを楽しむ。友達の行動が気になり、玩具や場所の取り合いも起きるので、それぞれの思いを受容し、時に保育者が代弁や仲立ちをして、遊びを満喫できる時間や場所を確保する。

言葉

経験したことや、思いを伝え、遊びながらやりとりを楽しむ姿が増える。伝えられたことや、気持ちが通じたことへの嬉しさが表情で見られた時には、共感して会話の広がりを楽しむ。発音や発声が難しい子には、場面に合った言葉を一緒に表現して言葉や会話に繋げる。

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2歳すみれ組2024年度1月のまとめ

食事

食具の持ち方を気にして食べる子どもが増え、食べこぼしが減る。机と体が離れている時は、椅子を前に引くことで姿勢が直ることや、食器に手を添えるように必要に応じて知らせる。見た目で「食べない」と言う児がいるが、一口食べて美味しいと分かると食べ始める。一口食べてみようと思えるように、声掛けを工夫しながら食べられる食材が増えるようにしていく。

睡眠

トイレを済ませ、それぞれの好きな絵本やぬいぐるみなどを持ち一人で入眠する児もいる。体力が付き午睡しない児や入眠時間が遅くなる児が増える。布団の上で絵本を読んだり横になったりして身体を休める。室温を調節して、ゆっくりと体を休めるようにしていく。

排泄

布パンツで過ごす児は、ほぼ自立し「トイレ行ってくる」と保育者に伝え排泄をする。排便に成功する児もいる。紙パンツの児も濡れていない時便座に座って排尿する子が増える。トイレでの排尿経験を積んで自信に繋げていき成功したときには褒めたり、嬉しさを共感したりして意欲に繫がるようにする。トイレ後の手洗いも声をかけて衛生面に配慮する。

健康

咳、鼻風邪を引いている児が多い。鼻水が出ている事に気が付き、「鼻が出た」と拭いたり、かんだりするが上手に鼻水を出すことが難しい。鼻のかみかたを知らせていく。外遊び後は丁寧に手洗い、うがいが出来るように保育者も一緒に行っていく。室内の空気の入れ替えや加湿器を使って感染症の予防をする。

身体発達

距離のある公園までの道中を景色や会話を楽しみながら歩いている。保育者と手を繋がず、子ども同士の手繋ぎで列に並び歩く子がいる。斜面では手を使わず登ったり、足で踏ん張りブレーキをかけながら下ったりする子がいる。様々な全身を使う遊びを取り入れていく。不安定なところは体の使い方を知らせ、自信に繋げる。

情緒面

自我が芽生え、自己表出している。活動の流れや身支度などの行動に時間を要する子がいる。気持ちが落ち着いて見通しが持てるように伝え、時間に余裕を持つように配慮する。進級クラスで遊ぶ時間を作ったり、給食を食べたりして、期待感と共に安心して過ごせるようにする。

言葉

友達とごっこ遊びや見立て遊びを行うなかで玩具の貸し借りを言葉にする。休みの日の体験や家族の事を、保育者に伝えたりする子が増える。共感し、自分から話したいという思いを大切にして、言葉のやりとりを楽しんでいくようにする。友達の様子を見て、肯定する時もあるが「~はダメ。」と強く否定することもある。優しい言い方を知らせる。…

2歳すみれ組2024年度12月のまとめ

食事

「これなに?」と食材に興味を示し、苦手な食材でも少し食べてみようとしたり、他児が食べているのを見て食べたりする子もいる。食具の持ち方を保育者に聞いて確認し、正しい持ち方で食べる。食事を配る時に「手はお膝だよ」と子ども同士で姿勢や椅子の位置を直す。食事中に姿勢が崩れてこぼすことがあるため、その都度、声掛けをして正しい姿勢で食べるようにする。苦手な食材を食べた時には大いに褒め、楽しい雰囲気の中で食事ができるようにする。

睡眠

保育者が布団を敷くと、自ら進んで遊んでいたものを片付けて好きな人形や絵本を手元に置き、一人で入眠する子や保育者にトントンしてもらいながら入眠する子がいる。体力がついてきたこともあり、入眠時間が遅くなる子や午睡しない子もいる。体を休める大切さを知らせながら一人一人に合わせてゆったりと過ごせるようにしていく。

排泄

散歩と午睡以外に布パンツで過ごす子は、自ら尿意を感じてトイレに行くことが増える。排尿間隔がわかるようになってきたので、少しずつ布パンツを履く時間を増やしていく。紙パンツの子もトイレに座り、排尿を成功することが増えた。便座に座る時間が短い子もいるため保育者が見守り、座る時間を長くして排尿した際には共に喜び、成功体験を積んでいく。

健康

鼻水や咳の症状が多く見られ発熱で数日休む子もいた。日中の寒暖差が激しいので衣類で調整できるようにしていく。衣類の汚れに気付いていけるように声を掛けていき、清潔になる気持ち良さを伝えていく。外遊び後に手洗いやうがいをして、感染症予防の為に一人一人の健康状態を把握し、保護者には丁寧に伝え、室温、湿度、換気に配慮する。

身体発達

散歩が好きな子が多く、「今日は○○公園に行きたい」と保育者に行きたい公園を要望する。少しずつ距離も伸びてきて友達同士で手を繋いで歩くことを楽しんでいる。歩くスピードが合わずに転倒することもあるので手を繋ぐ相手を考えていく。全身を使って遊ぶ事が増え、バランスを考えながら挑戦しているので、怪我のないように見守っていき、必要に応じて援助して自分で出来た喜びを感じられるようにする。

情緒面

「一緒に遊ぼう」「いれて」「かして」など友達との関わりも増え、友達同士で追いかけっこやごっこ遊びなど集団で遊ぶ姿が見られる。少しずつルールのある遊びを増やし、集団での遊びの楽しさと友だちとの関わり方を伝える。一人一人が満足して遊べるように見守り、必要な時には仲立ちするなどの配慮をしていく。

言葉

ごっこ遊びの中で思いを言葉で表現し、言葉を交わすことを楽しむ姿が見られる。体験したことや見たことを言葉で保育者に伝えて会話を楽しむ。上手く言葉で表現できない時や伝わらない時は保育者に助けを求める。子どもたちの言葉にしっかりと耳を傾け、言葉で上手く伝えられない時には、保育者が代弁し気持ちを伝えていく。…

2歳すみれ組2024年度11月のまとめ

食事

副菜の野菜を苦手とする子には、量の調整をしたり、主菜や汁の野菜を出来るだけ喫食できるように声をかける。食具の持ち方を保育者に聞いて確認する子がいたり、上手持ちの子もいるので、手を添えて持ち方を伝える。姿勢が乱れてこぼす場合があるので、食べやすい向きに直し、体をテーブルに近くする。みかんの皮むきや房分けが難しい場合は、仕方を見せたり、一緒に行う。食べるペースを把握しながら、味や歯ごたえなどを感じ、食事を楽しめるように関わりに配慮する。

睡眠

排泄を済ませ、進んで自分の布団の上に入り「お布団かけて」と言い、落ち着く子が多くなる。好きな絵本や人形を持ったり、自分のペースで一人でも入眠する子もいる。入眠が遅くなる子もいるが、後期になり活動時間が長くなったので、体を休める大切さを知らせて休息の時間を確保する。

排泄

午睡と散歩以外に布パンツで過ごす子は、尿意を感じてトイレに行けるようになるが、紙パンツを履きたがる子もいるので、本人の意思を尊重しながら、選べるようにする。紙パンツの子もトイレでの排尿が見られる子が増えたので、活動の切り替え時には、トイレに座るよう誘い、座る習慣をつけて、成功した時には共に喜ぶ。ペーパーの使い方を知らせる。トイレでの排泄経験を積み、無理のないように移行を進めていく。

健康

嘔吐、下痢、結膜炎などの症状で休む子がいたが、長引くことなく、クラス内での広がりも小さかった。鼻水が出ていることに気付き自ら拭く子もいるが、保育者に委ねる子には、拭き取り方を伝えて清潔にする心地よさを伝える。食後の衣服の汚れも「濡れた」「ついちゃった」との言葉があるので、一緒に確認して着替えを促す。例年より気温の高い日があるので、厚着にならないように気候に応じて衣服の調節や、休憩・水分補給をして過ごす。

身体発達

体力がつき。距離のある公園までの道のりを楽しみながら歩く。遊具遊びだけでなく、階段・斜面の上り下りや、アスレチックにも手足のバランスを考えながら挑戦する。不安定な子には、体の使い方を知らせたり、手伝ったりして楽しめるようにする。冬の上着の着方やファスナーの止め方を丁寧に知らせて自分でやってみる気持ちを大切にする。

情緒面

気の合う友達との遊びが盛んになり、レゴを組み立てて一緒に走らせたり、役割を決めてごっこ遊びを楽しむ姿がある。遊びが展開していくと、友達の行動が気になったり、玩具の取り合いが起きるので、それぞれの思いを受容し、時に保育者が代弁や仲立ちをして、納得できる関わり方を知らせていく。

言葉

言葉が明瞭になり、気付きや思いをはっきり伝えたり、遊びながらやりとりを楽しむ姿が増える。発音や発声が難しい子には、場面に合った言葉を一緒に表現して言葉や会話に繋げる。絵本やダンス・体操の歌を友達と表すことを楽しむので、音楽を流し、表現しやすい環境を準備する。…

2歳すみれ組2024年度10月のまとめ

食事

苦手な野菜を一口、食べてみようとする姿がある。食べられると「先生、食べたよ!」と嬉しそうに保育者に伝える。食べられた事を一緒に喜び、自信に繋げていく。食べる時の姿勢や、食具の持ち方を伝えていき、友達と会話をしながら楽しい雰囲気で食事ができるようにしていく。

睡眠

電気を消し、オルゴールを流すと自然と自分の布団で静かに横になっている。気に入ったぬいぐるみや絵本を一つ手元に置き、見守られながら安心して入眠したり、一人一人のペースに合わせて入眠する。その日の体調が優れない子は、早めに布団を用意し充分な睡眠が摂れるよう配慮する。肌寒い日が増えたので、快適な環境で午睡できるようにする。

排泄

保育者の声掛けでトイレに向かい、「先生、出たよ!」と保育者に伝え、「お兄さん・お姉さんパンツ履く」と意欲的に履く子も見られる。自分から進んでトイレに行く児もいるので、できた時には大いに褒めて次に繋げていく。安心してトイレに行けるよう、時間に余裕を持って活動をする。

健康

鼻水や咳の症状がみられる。鼻水が出たら拭き取るよう声を掛け、出来ない時は保育者がこまめに拭くようにし、清潔に保てるようにした。気候に合わせて衣服を調節し、快適に過ごせるようにする。また、体調が悪くなり始める兆しがあれば、保護者に日中の様子を伝え、悪化を防ぐ。

身体発達

体を動かすことを好み、友達と追いかけっこをしたりリレーごっこをしたりして楽しんでいる。巧技台や平均台を使ってジャンプをしたり一本橋の上を歩いてみたりバランスを取って楽しむ姿が見られる。気候が良い日には散歩に出かけ長距離を歩く楽しさを感じていけるようにする。

情緒面

気の合う友達と、模倣遊びやごっこ遊びをする中で、「一緒に遊ぼう」「入れて」「貸して」と言葉でのやり取りが増え一緒に遊ぶ楽しさを味わっている。言葉で上手く伝わらずトラブルになってしまうこともある。一人一人の気持ちをしっかりと受け止めつつ、相手の気持ちも受け止めていけるようにしていく。

言語

言葉も増えてきて、自分のしたいこと・してほしいことや経験をした事、見た事など友達や保育者に伝え、会話を楽しむ姿が多くなる。自分の気持ちを上手に相手に伝えることが難しい児には、保育者が言葉を補いながら言葉で伝える楽しさを伝えていくようにする。

 

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