2歳すみれ組保育日誌バックナンバー

2歳すみれ組2024年度1月の保育日誌

1月10日(金) 晴れ 藤原
公園の広場で凧揚げをする。腕を高く上げて走ったり、凧が揚がる様子を確認したりする。上手く凧が上がり、「みて」と保育者に見せる。広場の下にある公園に移動し、初めての遊具に喜ぶ。高い滑り台を滑り、揺れる遊具では友達と交代で乗って楽しむ姿が見られる。砂場の塀を1本橋に見立て、バランスを取って歩いたり、友達同士で追いかけっこをしたりして遊ぶ。広い公園の広場で凧揚げをして、自由に走りながら楽しむ姿が見られた。新しい公園では珍しい遊具があり、子ども同士で順番を守りながら遊んでいたが、途中で割り込む子もいたため、順番を守る大切さを知らせていく。

1月14日木) 晴れ 伊藤
正月遊びの絵本でコマを紹介し、先日シール貼りをしたコマを回す。簡単に回す子もいるが、指の使い方が難しくて回せない子は両手を使い、ゆっくりだが動かせるようになる子もいる。その後、洋光台3丁目公園に行ってしっぽ取りをする。自らオニ役になる子もいて走って楽しむ。他園が遊具側に行ったので、駅横公園に移動する。滑り台やオオカミごっこをして楽しむ。コマはシールを貼ったことを覚えていて、回す面白さを知る事が出来たと思う。戸外ではゲームをしたり、場所の移動をしたりしたがそれも楽しんでいたので良かった。子ども達の順応性を感じた。

1月22日(水) 晴れ 髙島
人形劇のため、幼児クラスへ移動すると「何が始まるの?」と期待を持つ。場面が変わるたびに「次、なにかな?」「もう終わりかな?」と保育者に聞いて来る。最前列で見ていた児は、瞬きを忘れたかのように夢中になって見る。知っている曲や、リズムの良い音楽が流れると、リズムに合わせて手を叩く。「3まいのお札」では、怖さから顔の表情が繰り返し変わる。見ることが難しい児は、保育者の後ろに隠れて、ちらっと、繰り返し見る。最後には「また見ようね」「楽しかったね」と保育者や友達と話をする。保育者と子どもたちが一斉に楽しさを共有する機会が少ないので、良い機会だった。人形劇を一緒に見ながら、話をしたり、驚いたり楽しい時間を過ごせた。一時間という長い時間だったが、夢中になり成長も感じられた。保護者と同じ目線で子どもたちを見ることが出来て良い機会だと思う。

1月27日(月) 曇り 藤原
カボチャの種取りをする。2回目だったこともあり、感触を嫌がる児もいなく、積極的に取り組む姿が見られる。綿を見て「フワフワしてるね」「かぼちゃのにおいがする」と食育を楽しむ。散歩へ行くと、梅の花を見つけて「ポップコーンみたい」や「きれいだね」と景色を楽しみながら歩く。公園では滑り台や追いかけっこをして遊ぶ。「むっくりくまさんやる?」と友だちを誘って、保育者と一緒に集団遊びをする。食育では、同じ食材を2回やることで前回やらなかった児も積極的に取り組む姿が見られた。散歩中に景色を楽しむ様子が見られたので、子どもの気付きや発見を大切にしながら、散歩が楽しめるようにする。…

2歳すみれ組2024年度12月の保育日誌

12月4日(水) 晴れ 髙島
五歳児と手を繋ぎ歩行する。嬉しそうな表情を見せる子や、少し緊張した表情の子もいる。歩行中、五歳児に「いくよ」と声を掛けられると、一緒に前を詰めようとする。公園では、固定遊具を繰り返し楽しみ、体を動かす。五歳児が「こおり鬼」をしていると、一緒に走り雰囲気を楽しむ子もいる。年長児に遊具を借りたい時に「かして」と言うのが難しく保育者に助けを求めに来る。歩幅に差があり、転倒に気をつけたが、五歳児が歩幅や速さを考えてくれ、安心して歩行が出来た。一緒に遊ぶことは難しいが、五歳児の遊び方を見て、よい刺激になったと思う。幼児クラスに憧れがもてるよう、交流を深めていく。

12月 9日(月) 晴れ 藤原
公園の広場で、三角コーンの上にボールを乗せて、ボール運びゲームをする。ボールを落とさない様に手で押さえたり、ゆっくり歩いたりし「もう一回やる」と何回もやる。枯葉が沢山あり、「葉っぱいっぱいあるね」と驚き、枯葉を撒いて「雪みたいだね」と言う。斜面を探索して、「ここも通れるね」「こわくないよ」と色々な道を通って楽しむ。広場を走ったり、保育者や友達と追いかけっこをしたりして遊ぶ。近場の公園だったが、広場でゲームをしたり、思いきり走ったりして体を動かして遊べたので良かった。枯葉が沢山あり、今の季節ならではの遊びができて喜んでいたので、自然に触れて遊べるように考えていく。

12月16日(月) 晴れ 伊藤
初めての公園に行く事を伝えると、身支度を積極的に行う姿がある。途中にある学校に興味を示し、「お勉強するところ」と話す子がいる。公園では、他園が多かったので、滑り台と斜面での遊びにする。斜面では、真近に通る電車を眺めて喜ぶ子が多く、次の電車を待つ。滑り台は他園の子と譲り合ったり、順番で滑ることを伝え安全に配慮する。遊ぶ時間が短かったが、「また来たい」の声が聞こえる。初めての場所に期待感を持って歩いていたが、距離がある為、様子を見ながら速度を調整した。公園では、他園と接する機会にもなり、一緒に遊具を使う気持ちも意識出来たと思う。様々な場所でもいつもと同じ約束を伝えたり、安全に遊べるように助言していく。

12月26日(木) 晴れ 髙島
白菜ちぎりでは、白菜の繊維に戸惑いを見せるが、ちぎっていくと感覚を掴んで手先を使い、小さくする。手先の使い方が難しく、両手で引っ張る児もいる。前回まで参加が難しかった児も、触れてみたり、ちぎってみたりしようとする。掃除ごっこでは、ひとりひとり雑巾を持って、拭き掃除をする。玩具一つ一つを丁寧に拭き、友達と協力をしてロッカーやドアなど夢中で掃除をする。「きれいになったよ」と達成感を感じて保育者に伝える。大掃除の意味はまだ難しいが、保育者の話を聞き、自分が使用している玩具やロッカーを一生懸命に拭く姿に成長を感じる。さまざまな事に、友達と一緒に参加し、経験できて良かった。引き続き、経験が次につながるよう達成感や満足感を大切にする。…

2歳すみれ組2024年度11月の保育日誌

11月6日(水) 晴れ 伊藤

エサを持参したことで、移動動物園への期待が高まり、園庭を覗く子が多い。扱い方やエサのあげ方を伝える。ポニーは数名乗ることが難しかったが、他の子は笑顔で乗る。ヤギやヒツジのエサの食べ方の勢いが強く驚く子もいたが、自ら与えようとする子が多い。もっと長く動物と過ごしたい様子が見られ、ポニーの方で待つ姿も見られる。エサをあげて、動物が食べてくれる充実感があり、優しく接する姿も多く、よい経験になった。絵本や図鑑を通して生き物の話題も取り入れていく。

 

11月15日(金) 雨のち曇り 髙島

指先やローラーなどで腕を使い、粘土遊びを楽しむ。保育者が卵パックなどの廃材を用意すると、イメージを形にすることが難しかった児も廃材を使って表現する。他児が作ったものを真似したり、友達や保育者との会話を楽しんだりゆったりと過ごす。卵パックに粘土を入れ「持って帰りたい」と保育者に伝えにくる児がいたので、好きな色のお花紙を丸くして、卵に見立てる。さまざまな色の卵が完成すると嬉しそうな表情を見せる。廃材を使用したことで、イメージを形にしやすくなったと思う。そこから児の言葉で廃材遊びに広げる事が出来た。ひとりひとりの言葉を聞き逃さず、遊びを展開していく。

 

11月20日(水) 雨 藤原

楽器を準備すると興味を示し、知っている楽器を言葉にする。音楽に合わせて、鈴・タンバリンを鳴らして楽しむ。知っている曲では歌を歌いながら楽器を鳴らす。その後、バランスボードとバランスストーンで体を動かして遊ぶ。テラスにままごとコーナーを設定すると、食べ物を並べて「いらっしゃいませ」「ください」「どうぞ」とお店屋さんごっこを楽しむ。初めての楽器遊びだったが、楽器を鳴らし楽しんでいた。楽器に触れる機会を増やしていく。ごっこ遊びで、友達同士のやりとりが楽しめるようコーナー設定を工夫していく。

 

11月27日(水) 晴れ 伊藤

病後明けや都合休みの子が登園し、気の合う子は喜び、玩具や場所の取り合いもあるが、譲る声や態度も見られる。公園までの道を覚えてきて「~いるかな」「静かに歩くよ」の声が聞こえる。広場に移動し、健康道具に皆で座ったり、小山に上りドングリ探したりして楽しむ。広場でのびのび走り、石渡りをしてから帰る。道を覚えていたり、前との間に気づいて詰める事が増えたが、ペース配分に注意をする。休み明けの子の体調も把握して無理のないように活動する。…

2歳すみれ組2024年度10月の保育日誌

10月4日(金) 曇り時々雨 髙島
チームに分かれ、カルタ遊びをする。カード全体を見て取る児や、カードのイラストをじっくり見てから取る児がいる。幼児クラスの遊戯を見ようと園庭に出たが急な雨で入室をし、五歳児クラスで見る。見た後「かっこよかった」「たのしかった」と五歳児に声を掛ける。年上児の遊戯を見て、行事の期待や表現することの楽しさを感じる良い機会だった。担任同士で連絡を取り合い見せてもらえる機会を増やし、様々な経験を増やしていく。

10月8日(火) 曇り時々雨 藤原
ダンスを踊った後、「むっくりくまさん」をする。保育者がくま役になり、マットを家に見立てて行う。前にやったことを覚えていて、今回は捕まった児もくま役になることを伝えると、役になりきって楽しむ姿が見られる。マット、バランスストーンを用意し、テラスに布のままごとと靴を出すことで自由に行き来して遊ぶ。「むっくりくまさん」ではルールを理解して楽しむ様子が見られた。逃げ場を分けることで人数が分散されて広々とできた。室内とテラスで静と動のコーナーにしたことで、ゆったりと遊ぶことができたので、様々な環境設定を考えていく。

10月16日(水) 晴れ 伊藤
初めての公園に行く事を伝えると、期待感から歩行速度も速くなる子がいる。新しい道を見渡しながら歩いたり、店や病院に気づき会話が弾む。公園では、ワニ形の滑り台をしたり、砂場でドングリ探しを楽しむ。アスレチックに挑戦する子も多く、下りが難しく保育者が手伝ったり、コツを覚え、積極的に行う子もいる。帰路で見覚えのある風景が見えると安心し、園までの道をゆったり歩く様子がある。「また行こうね」の声も聞こえる。距離を伸ばして、いつもより遠い公園まで行ったが、声掛けにより、歩行の立て直しがとれたり、子ども達の持久力もついてきたことを感じた。遊具にも興味を示していたので、次回は早めに出て、遊ぶ時間を増やす。

10月24日(木) 晴れ 髙島
消防車が到着すると「おおきいね」「すごいね」と門にしがみつき、夢中になる。保育者の手を握り、引っ張って嬉しさを伝える。担任の声掛けで集まり、消防士の話や保育者の消防訓練を見る。その後、園庭で友達と好きな遊びを楽しむ。鬼ごっこやケーキを作ったり、年長児の遊びを見て、バスマットとタイヤでトランポリンを作りの真似をしたりして身体を動かす。避難訓練の消火訓練では、水が出る消火器を見ることができ、良い経験だった。園庭遊びでは、年上児の遊びに興味を持ち真似をしようとする姿が見られた。興味を持った気持ちを受け止め、危険がないように見守っていく。…

2歳すみれ組2024年度9月の保育日誌

9月3日(火) 雨 伊藤
スズランテープで金魚を作る。ねじり、テープ止め、シールで目を付ける。保育者に手伝ってもらいながら作る子や、自分でして完成する子もいる。その後、5歳児と盆踊りをし、コップにお金(べー)を入れて、紙袋を持って5歳室に買い物に行く。お金と品物のやりとりを楽しむ姿がある。金魚は細かい工程だったが、すぐに完成し、買い物材料にもなったので良かった。おまつり、買い物ごっこも一人ずつが、お金と袋を持ったので、自発的に楽しむ様子があり、日野まつりの導入にもなった。また、買い物ごっこ異年齢児との交流も計画したい。

9月11日(水) 晴れ 髙島
スターオセロは、以前遊んだこともあり、楽しく参加をする。低月齢児には個別で「赤色にするよ」と伝えると理解して夢中で色を変える。体を小さくしたり、這い這いで異動し、手を伸ばしたりしてカードを裏返す。ジャンボカルタでは読み札と合うイラストを小走りで探し回ったり、距離を置き全体を見て札を探したりする。勝敗を理解して、負けたことを悔しがる姿も見せる。ルールのあるゲームで、友達と協力し、伸び伸び身体を動かして遊ぶことが出来た。カルタは少し難しいかと思っていたが、ルールを理解し楽しく参加する姿に成長を感じる。楽しく挑戦できる活動を工夫していく。

9月20日(金) 晴れ 藤原
幼児クラスがバス遠足で不在のため、3歳児クラスで遊ぶ。クラスにある玩具と異なり、興味を示し、好きな玩具を出して遊び始める。プラレールやままごと、恐竜などで友達と一緒に会話を楽しむ。スカートを履き、カバンを持ち、ごっこ遊びをする児もいる。広々としたスペースで、好きな玩具を見つけて遊ぶ姿が見られた。友達同士でごっこ遊びをすると数名が集まって同じ遊びをしていた。ごっこ遊びをする児が増えて来たので、遊びが広がるように環境を設定していく。

9月25日(水) 晴れ 伊藤
こんにゃくちぎりは、今まで食育に参加しなかった子も触れる姿がある。指に力を入れてちぎる子や、保育者に手伝ってもらいながら、ちぎる子がいる。その後、第一公園に行くと、滑り台やゴツゴツ石の渡り歩きを楽しむ。5丁目公園に移動し、広場では、かけっこをしたり、虫探しをしたりして楽しむ。食育は殆どのこが参加していたので、今後も計画して経験を増やしたい。公園は近場の2か所を回り、5丁目公園は初めてだったが、広場で大きく体を動かし、子ども同士で散策していたので良かった。また訪れたい。…

2歳すみれ組2024年度8月の保育日誌

8月8日(木) 晴れ 伊藤

米粉を見て、触れ、匂いを嗅いでから、一人ずつに粘土を渡し、机毎に食紅をのせこねる。感触が「気持ちいい」や「柔らかい」と言う。ヘラやローラー、型抜きを使い好きな形にする。おにぎりやケーキ等に見立てて会話が弾む。こね続ける事も楽しかったようで、途中硬くなると水を足して柔らかくする。
米粉自体を見たところから興味を示し、指や手のひらに力を入れて粘土の感触を楽しむ。量を多めに準備し、色の変化もつけたので集中し、想像力が膨らんでいた。油粘土でも、形作りを楽しみたい。

8月15日(木) 晴れ 伊藤

4歳児と交流をする。兄姉児がいる児は、喜んで抱き着く。一緒にダンスで体を動かしてから、テラスで氷遊びをする。赤・青・黄・緑に分けタライに入れると、カップで混ぜ合わせたり、溶けていく色水で「ジュースができたよ」と保育者に持ってきたり「かんぱい」と他児と楽しんだりする。4歳児との交流を張り切り、期待を持つ姿が見られた。遊びはそれぞれだが、関わりが持てるよう今後も交流の機会を持ちたい。

8月20日(火) 晴れ 高島

手ぬぐいやタオル生地、ハンカチで洗濯ごっこをする。保育者が泡を作ると、興味を示す児が少ないが水遊びをしてから、泡に気づき洗濯遊びをする。洗濯ばさみを指先でつまみ干す動作を楽しむ。泡が苦手な児は、水車やジョーロで水の動きや感触を楽しむ。泡と水のタライを用意し、選んで水遊びを楽しむことが出来た。違う素材を用意し、さまざまな感触を感じられたと思う。手先の感覚を高めていけるよう引き続き感触遊びを組み入れていく。

8月28日(水) 曇り 藤原

かたいね」「チクチクするね」と戻す前の春雨に触れる。柔らかくすると「やわらかくなった」「きもちいいね」と不思議そうな表情を見せる児もいる。食紅で色をつけた春雨を準備するとさらに、興味を示す。フォークを使いスパゲッティのように絡めて容器に入れたり、「ラーメン」「アイス」「かき氷」など思い思いのイメージしたものを保育者に見せたりして楽しむ。戻す前と後の春雨を用意することで、感触の違いを感じる事ができた。感触遊びを通して、感性が育まれていくよう活動を考えていく。…

2歳すみれ組2024年度7月の保育日誌

7月3(水) 晴れ 髙島
テーブルを準備すると、活動に期待を持ち玩具を片付けて席に座りだす。保育者が、そら豆の殻むきの話をし、手本を見せると「すごい」「やりたい」と意欲を持つ。「やりたい」「できた」「いっぱい(はいっている)」「もっとやりたい」と夢中になって参加をする。その後、駅前へ散歩に行く。「きれいだね」「○○色がいいね」とゆったりと七夕飾りを見る。そら豆の殻むき、散歩と慌ただしい活動になってしまったが、準備などスムーズに進みクラス全体の成長を感じる。活動の流れが身につき、期待を持って参加することが出来たと思う。食育のそら豆の殻むきは、殻が硬かったが保育者の真似をして剥くことが出来ると嬉しそうな表情で達成感を感じていた。すぐに、手を差し伸べるのではなく、様子をみながらさりげなく手を差し伸べることを心掛けていく。

7月11日(木) 曇り時々雨 藤原
園庭へ行こうとすると雨が降ってきたため、室内で過ごす。ダンスをした後、スズランテープを細く裂いたり、シャワーのように上に投げたりする。テーブルにスズランテープを蜘蛛の巣のようにすると、くぐったり、跨いだりして遊ぶ。体を洗う真似をしたり、寝たりなど、ごっこ遊びを楽しむ。スズランテープを細く裂いたものを容器に入れて食べ物に見立てたり、スポンジに見立てて洗う真似をしたりする児もいた。蜘蛛の巣のようにすると、「くもの巣みたいだね」や「つかまっちゃった」と言い、中に入ったり、跨いだり、くぐったりして楽しむ姿が見られた。ごっこ遊びへ発展して遊ぶことができたのでよかった。様々な素材に触れながら、遊びが広がるようにしていく。

7月19日(金) 晴れ 伊藤
氷を見せて、遊ぶことを伝えてタライごとに色分けする。同じ色でコップに入れたり、何色かの氷を入れたりして色の違いを楽しむ。氷の硬さを手や足に付ける子もいる。水を足して、溶けてくると、混ぜ合わせを始める子がいる。変化する色水に「ジュース」「お茶だよ」と会話が膨らむ。氷は、大小の大きさにしたので、手にしやすかったようで、感触を実感できたと思う。透明のコップに入った色の配色や溶けて混ぜ合わせることも積極的にする子が多く、一人一人が楽しめていたと思う。この時期に出来る水遊びに変化を付けて遊べるよう計画していく。

 

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2歳すみれ組2024年度6月の保育日誌

6月6日(木) 晴れ 伊藤
野菜の歌から、カボチャの写真を見せて種の部分を取ることを伝える。香りや手触りが気になり、見てるだけの子もいる。興味のある子は2個、3個と意欲的に取る。歯科健診は怖いと泣く子を見て泣き始める子もいたが、ほとんどの子が、医師の言葉に従って大きく口を開けていた。その後は、室内遊びで過ごす。種取りに興味はあるものの、ねっとりした感じを見て手が出ない子がいたが、積極的に取り組む姿も多かったので、今後も色々な食材に触れる機会を作っていきたい。歯科健診は、怖がる子がいたので、内科健診の際には、絵本や紙芝居などを使って、抵抗なく臨めるようにしたい。体に大切なことも知らせていく。

6月13日(木) 晴れ 髙島
友達と手を繋ぐことを楽しみ、保育者の声掛けで並ぶ。「どこいくの?」「こっち?」と進行方向を指差し歩行する。途中、制作遊びで作ったアジサイの花を見つけると「いっしょだね」「かわいいね」と観察をする。「電車は?」「バス見る?」と歩行中の景色を楽しみにする。乗物に興味があり、歩行中もクレーン車やバスから目を離すことが難しい児もいる。期待が持てるような声掛けをして、歩行中の安全を確保していく。一人一人の運動量が異なり、帰園時の歩行中「つかれた」とゆっくりになってしまう児もいる。均等に運動が出来たり、怪我が増えたりしないよう、散歩の歩行を大切にして身体づくりをしていく。

6月20日(月) 曇り 藤原
地域交流だったが、地域の方の参加がなかったため、1歳児と一緒に泥んこ遊びをする。初めての泥んこ遊びに戸惑う児や傍観する児もいて、他児が遊んでいる様子を見て遊び始める。ジョウロで雨どいに水や玩具を流して遊ぶ。水たまりに入り、泥の感触を楽しむ姿も見られる。初めての泥んこ遊びで、裸足で外に行くことを躊躇する児もいたが、慣れると「気持ちいいね」と言う。泥んこを嫌がる児もいたが、雨どいやスプリンクラーを用意することで水を汲んで遊んでいたので良かった。雨どいを鉄棒に固定したが、子どもたちが水を入れるのは高かったため、次回は低い鉄棒に固定しようと思う。気温や暑さを見ながら、泥んこ遊びが楽しめるようにする。

6月28日(金) 雨 髙島
自分の好きな曲が聞こえると身体を動かし、ダンスを楽しむ。新しい曲では、保育者の動きを見て楽しむ児とその様子を伺う児かいる。保育室ではバランスボードやストーン、段ボール丸太を繋げてサーキットコースを考え、友達と身体を動かす。テラスのままごとでは、料理を作り、一人ずつ誕生会を開き楽しむ。テラスを使い、遊ぶスペースを広くし静と動の遊びを取り入れた。室内だけでなくテラスも使用したことで、気分も変わり落ち着いて楽しめたと思う。バランスボードやストーンでトラブルもあったが、その中で友達と貸し借りをする姿も多く見られ成長を感じる。引き続き、保育者が仲介して友達との関わり方を伝えていきたい。梅雨の時期でも、心地よく過ごせるよう室温湿度だけでなく、活動も工夫していく。…

2歳すみれ組2024年度5月の保育日誌

5月8日(月) 晴れ時々曇り 伊藤
外に行く仕度をすると、「お散歩行く?」と聞いてくる子ども達が多く、早く靴を履きたくて出入口に集まる。園庭では、5歳児の土作りに興味を示し、真似てザルの土ふるいや入替に参加する子がいる。タイヤを重ねてバスに見立てて乗り合い、「どこに行く?」「着いたよ」と会話し、他児を誘いながら楽しむ。久しぶりの園庭で、思い思いの遊びが展開する。会話をしながら、参加する子も増えて遊びが膨らんでいた。声を掛け合い、遊ぶ仲間が変化していくのも成長を感じる。他クラスの活動に関心を持って挑戦する姿もあり、クラス外との交流の機会も持ちたいと思う。思いが通らない時に代弁したり、仲立ちをして言葉を知らせたりしていきたい。

5月13日(月) 雨 髙島
保育者が今日の遊びの話を伝えると、興味を持って聞く姿が見られる。見本の児が段ボールを丸めて円柱にした物を渡ると「やりたい」と手をあげる。足の指に力をいれ、広げてバランスをとり渡る。お絵かきでは、板に貼った模造紙に興味を持ち立って手や体を上下や左右にして楽しむ。静と動の活動を組み入れ、好きな遊びを楽しむことが出来た。他児が楽しんでいる姿を見て「やってみよう」「やってみたい」と感じて挑戦する気持ちを大切に出来るよう、遊びの展開も考えていきたい。日中を通して、気持ちを言葉より行動や態度で相手に伝える児が多く、危険な場面が多い。一人一人に丁寧な応答が難しい面もあるが、平等に関われるようにしていけるよう工夫をする

5月22日(水) 晴れ 髙島
散歩に期待を持ち、準備を進める。友達と手を繋ぎ、景色を楽しむ。花やスーパーなど知っている景色や物を見つけると夢中になって保育者に教え、家での出来事を教える。公園で、地域の方と追いかけっこをしてみようとしたり、歩行中に「バイバイ」と手を振ったりして園外の人との関わりを楽しむ児もいる。遊具や道に慣れ、簡単な交通ルールなど経験を積み重ねられるように、繰り返し同じ公園へ行く。出発時間も昨日より早かったので、歩行中の景色や気づきに丁寧に応えることが出来た。子ども達からも、家の人と体験した話が次々と出てきて楽しい散歩になった。子どもの様子で一日の活動やタイムスケジュールが変わってくるが、欲求が満たされる活動、スケジュールを組み立てていく。

5月28日(火) 曇り時々雨 藤原
音楽が流れると保育者の真似をしてダンスをする。遊びの設定をしている時に待つことが出来るようになり、スペースマットを見て「あか」など色を言う児がいる。スペースマットを橋に見立てることで、はみ出ないように慎重に歩く。トンネルでは、くぐったり寝そべったりして遊んで楽しむ姿が見られる。少しずつダンスに興味が出て、踊る児が増えてきたが音楽が流れると気持ちが高揚して走り回る児もいるので怪我のないように注意して見ていく。スペースマットでは、置き方を変えていくことで遊びも広がっていき、楽しんでいた。トンネルでは、繋げずに単体にすることでトラブルが起きてしまったので、環境設定を考える上で工夫していく必要があると感じた。…

2歳すみれ組2024年度4月の保育日誌

4月1日(月) 曇り時々雨 髙島
新担任に戸惑うことなく、伸び伸び遊ぶ。新入園児が登園すると気になり、玩具を手渡したり、寄り添って気に掛けたりする姿が見られる。高月齢児はさまざまな姿を見せ、新担任の様子や反応を見る。低月齢児は、環境が変わったが戸惑うことなく好きな遊びを楽しむ。新担任、新保育室など環境が変わったので気持ちが高揚している児が多く見られる。室内を走り回る児が多いので安全を確保するため、活動の工夫が必要だと思う。ひとりひとりのペースを大切にしながら、新担任と関係を作っていけるよう担任同士連携を取っていく。思いもよらない動きをする年齢なので、伸び伸び活動できるスペースも作るようにする。

4月8日(月) 晴れ 藤原
年長児と手を繋いで、西公園周辺を散歩する。桜やチューリップが咲いているのを見て「きれいだね」と言い、地面にアリやダンゴムシがいるか探しながら歩く。バスが通り「バイバイ」と手を振る。園へ戻り、園庭で桜の花びらを集めたり、ログハウスの中で友達と一緒にままごとをしたりして楽しむ。進級して初めての散歩で年長児と手を繋いで歩き、ほとんどの児がよく歩くが、数名は色々なことに興味を示し、壁や手すりを触ったり、前の児を抜かそうとしたりするため、保育者が注意して怪我のないように見守る。繰り返し歩き散歩をして、歩くペースを把握しながら、楽しめるように工夫していく。

4月15日(月) 晴れ 伊藤
身体測定後に園庭に出て、シャボン玉をすると走ってつかまえようとする子が多い。すみれ組だけになったところで、ユニ棒や三角コーンを並べると、ジャンプや跨いだり、バランスをとって歩いて楽しむ。片付けも積極的に手伝う姿がある。園庭に全園児がいた為、シャボン玉を手にできなかったり、幼児クラスも集中してきたので、危なくないように声をかけるべきだった。ユニ棒は自クラスだけになってからにしたので、短時間だがゆったり遊べたと思う。園庭での遊びに配慮しながら、新しいことも経験できるように計画していく。

4月23日(火) 曇り 髙島
戸外で遊びことを好み、保育者が今日の活動の話をすると「さんぽ」とやりたいことを言葉で伝える。保育室で涙を流していた児も、外へ行く準備をして、期待を持つ。園庭では保育者が引いた白線の上を友達や保育者と走り楽しむ。渦のように引いた白線の上を、体を左右に動かしバランスをとりながら歩く。高月齢児は、一日の生活の流れがわかり保育者の声掛けで、自分でやろうという姿が見られてきた。低月齢児は言葉も不明瞭な点もあり、難しい面がある。一人一人の思いを受けとめる事が大事な時期だが、活動によっては一斉になってしまう。自己の思いが強く、どのように対応してよいのか戸惑うが、担任同士で話していき日々の活動を工夫していく。…