2歳すみれ組2024年度2月のクラスだより
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1月10日(金) 晴れ 藤原
公園の広場で凧揚げをする。腕を高く上げて走ったり、凧が揚がる様子を確認したりする。上手く凧が上がり、「みて」と保育者に見せる。広場の下にある公園に移動し、初めての遊具に喜ぶ。高い滑り台を滑り、揺れる遊具では友達と交代で乗って楽しむ姿が見られる。砂場の塀を1本橋に見立て、バランスを取って歩いたり、友達同士で追いかけっこをしたりして遊ぶ。広い公園の広場で凧揚げをして、自由に走りながら楽しむ姿が見られた。新しい公園では珍しい遊具があり、子ども同士で順番を守りながら遊んでいたが、途中で割り込む子もいたため、順番を守る大切さを知らせていく。
1月14日木) 晴れ 伊藤
正月遊びの絵本でコマを紹介し、先日シール貼りをしたコマを回す。簡単に回す子もいるが、指の使い方が難しくて回せない子は両手を使い、ゆっくりだが動かせるようになる子もいる。その後、洋光台3丁目公園に行ってしっぽ取りをする。自らオニ役になる子もいて走って楽しむ。他園が遊具側に行ったので、駅横公園に移動する。滑り台やオオカミごっこをして楽しむ。コマはシールを貼ったことを覚えていて、回す面白さを知る事が出来たと思う。戸外ではゲームをしたり、場所の移動をしたりしたがそれも楽しんでいたので良かった。子ども達の順応性を感じた。
1月22日(水) 晴れ 髙島
人形劇のため、幼児クラスへ移動すると「何が始まるの?」と期待を持つ。場面が変わるたびに「次、なにかな?」「もう終わりかな?」と保育者に聞いて来る。最前列で見ていた児は、瞬きを忘れたかのように夢中になって見る。知っている曲や、リズムの良い音楽が流れると、リズムに合わせて手を叩く。「3まいのお札」では、怖さから顔の表情が繰り返し変わる。見ることが難しい児は、保育者の後ろに隠れて、ちらっと、繰り返し見る。最後には「また見ようね」「楽しかったね」と保育者や友達と話をする。保育者と子どもたちが一斉に楽しさを共有する機会が少ないので、良い機会だった。人形劇を一緒に見ながら、話をしたり、驚いたり楽しい時間を過ごせた。一時間という長い時間だったが、夢中になり成長も感じられた。保護者と同じ目線で子どもたちを見ることが出来て良い機会だと思う。
1月27日(月) 曇り 藤原
カボチャの種取りをする。2回目だったこともあり、感触を嫌がる児もいなく、積極的に取り組む姿が見られる。綿を見て「フワフワしてるね」「かぼちゃのにおいがする」と食育を楽しむ。散歩へ行くと、梅の花を見つけて「ポップコーンみたい」や「きれいだね」と景色を楽しみながら歩く。公園では滑り台や追いかけっこをして遊ぶ。「むっくりくまさんやる?」と友だちを誘って、保育者と一緒に集団遊びをする。食育では、同じ食材を2回やることで前回やらなかった児も積極的に取り組む姿が見られた。散歩中に景色を楽しむ様子が見られたので、子どもの気付きや発見を大切にしながら、散歩が楽しめるようにする。
食事
食具の持ち方を気にして食べる子どもが増え、食べこぼしが減る。机と体が離れている時は、椅子を前に引くことで姿勢が直ることや、食器に手を添えるように必要に応じて知らせる。見た目で「食べない」と言う児がいるが、一口食べて美味しいと分かると食べ始める。一口食べてみようと思えるように、声掛けを工夫しながら食べられる食材が増えるようにしていく。
睡眠
トイレを済ませ、それぞれの好きな絵本やぬいぐるみなどを持ち一人で入眠する児もいる。体力が付き午睡しない児や入眠時間が遅くなる児が増える。布団の上で絵本を読んだり横になったりして身体を休める。室温を調節して、ゆっくりと体を休めるようにしていく。
排泄
布パンツで過ごす児は、ほぼ自立し「トイレ行ってくる」と保育者に伝え排泄をする。排便に成功する児もいる。紙パンツの児も濡れていない時便座に座って排尿する子が増える。トイレでの排尿経験を積んで自信に繋げていき成功したときには褒めたり、嬉しさを共感したりして意欲に繫がるようにする。トイレ後の手洗いも声をかけて衛生面に配慮する。
健康
咳、鼻風邪を引いている児が多い。鼻水が出ている事に気が付き、「鼻が出た」と拭いたり、かんだりするが上手に鼻水を出すことが難しい。鼻のかみかたを知らせていく。外遊び後は丁寧に手洗い、うがいが出来るように保育者も一緒に行っていく。室内の空気の入れ替えや加湿器を使って感染症の予防をする。
身体発達
距離のある公園までの道中を景色や会話を楽しみながら歩いている。保育者と手を繋がず、子ども同士の手繋ぎで列に並び歩く子がいる。斜面では手を使わず登ったり、足で踏ん張りブレーキをかけながら下ったりする子がいる。様々な全身を使う遊びを取り入れていく。不安定なところは体の使い方を知らせ、自信に繋げる。
情緒面
自我が芽生え、自己表出している。活動の流れや身支度などの行動に時間を要する子がいる。気持ちが落ち着いて見通しが持てるように伝え、時間に余裕を持つように配慮する。進級クラスで遊ぶ時間を作ったり、給食を食べたりして、期待感と共に安心して過ごせるようにする。
言葉
友達とごっこ遊びや見立て遊びを行うなかで玩具の貸し借りを言葉にする。休みの日の体験や家族の事を、保育者に伝えたりする子が増える。共感し、自分から話したいという思いを大切にして、言葉のやりとりを楽しんでいくようにする。友達の様子を見て、肯定する時もあるが「~はダメ。」と強く否定することもある。優しい言い方を知らせる。