4歳あさがお組2022年度5月の保育日誌

5月9日(月) 曇り  中野

今週から当番を導入する。自分たちで作った当番表の順番や手伝いの内容を聞き、当番になった子は、「お当番さんだから」と意欲的に取り組んでいる。当番活動は進級当初から楽しみにしていた子が多く、皆やる気を見せている。率先して行おうとする姿を褒め、やってみようとする気持ちを引き出していく。紙プロペラ作りは長細い紙にクレヨンで絵を描き、切り込みをハサミで切る。「切り込みだけを切る」ことを殆どの子が理解し、組み立てて遊ぶ。出来上がりは椅子に立って落とし、回って落ちていく様子を楽しんでいる。自分で作った玩具で友達とどちらがよく回るか・早く落ちるかを競争している。作る経験を増やして廃材工作遊びに繫げていく。

 

5月23日(月) 晴れ  中野

園庭で平均台・跳び箱を出して遊ぶ。ユニ棒を用意すると、子どもたちが自分で高さを調節して、並べている。どの子も活き活きと活動に参加して、身体を動かすことを楽しんでいる。ユニ棒は4段を跳ぶ子もいて、自信をもって取り組んでいる。途中から2歳児クラスも一緒に遊び、間に入れてあげる姿が見られる。跳び箱(3段)は手をついて跳ぶことはまだ難しく、上に乗り飛び降りるのを楽しんでいる。平均台は慣れ親しんでいるので、動物の模倣をして渡り、余裕が感じられる。今後も運動遊びを積極的に取り入れて、色々な身体の動かし方を体験し、出来たことを一緒に喜んで思いを共有していく。

 

5月20日(金) 曇り  中野

幼児合同のなかよし散歩を心待ちにしていた子どもたちは、水筒を持って登園し、期待を膨らませている。公園ではジャンケン列車や仲良しグループでチームを組み、リレーをし、異年齢での遊びを楽しむ。ゲーム後はひまわり組の子からラムネを配られ、子ども同士で「美味しい」と感想を言い合う姿がある。自由時間は広場を思う存分走って汗を流している。帰りはさくら組と手繋ぎして帰園し、交流を深める。自分の水筒を肩にかけての初めての散歩だったので、どの子も嬉しそうにしているのが印象的だった。仲良しグループにまだ慣れていないので、グループごとに集まるのが難しく感じる。今後、一緒に遊ぶ時にグループを意識できるようにしていき、異年齢で遊ぶ機会を増やしていければと思う。

 

5月30日(月) 晴れ  中野

日差しが強く朝から気温が上昇して暑い。子どもたちは遊びながら水道の水を飲み、水分補給する姿が目立つ。まだ暑さに慣れていないので、体調に留意しながら無理のない活動をしていく。2週間前に蒔いたアサガオの種が芽を出し、プランターに植え付けをする。夏野菜の栽培の経験から、土をプランターに入れるなどの流れがわかり、土の量を自分たちで調整している。水遊びやシャワーが始まり、タオル・泥んこ服を箱に入れるようになったので、丁寧に流れを伝えて準備する姿を見守っていく。アサガオの植え付けは数人ずつ興味のある子が行うが、石探し(鉢底用)・土入れ・植え付けを全体の子が体験することができた。成長の過程をじっくり観察し、世話を楽しんで食育へと繋げていく。

育児あれこれ