3歳さくら組2021年度3月のまとめ

健康

季節の変化で鼻水の出る子が増える。手洗い、うがいの他に水分補給を心掛け、健康的に過ごせるようにする。また、気温にあった衣服の調整や室温、湿度管理を心掛ける。体をよく動かし遊ぶことで、食欲も増す。食への興味が出てきているので、献立を一緒に確認し、ゆったりと味わえるようにしていく。気に入った遊びをじっくりと楽しみ、のびのびと過ごしていけるようにする。

人間関係

友達と遊ぶ楽しさを感じたり、やり取りをしたりする中で相手の気持ちに気付く。自分の気持ちを相手に主張するが、徐々に相手の気持ちを態度や表情で感じ取れるようになる。困っている子がいると、心配する様子も見られる。自分の気持ちを相手に伝えるだけではなく、相手の気持ちに気付いて、行動していけるように仲立ちをしていく。

環境

散歩中に、つくしや桜の芽吹きを感じて、「春、見つけた」と発見を楽しむ。子どもが発見したことを、みんなで共有して、友達との繋がりを感じていく。園庭では、ダンゴ虫や蟻を見つけて観察したり、捕まえたりする。自然に触れて、春の訪れを感じられるようにする。

言葉

興味の幅が広がったことで語彙も増え、自分が知っていることを相手に伝えたり、経験、体験したことを話したりする。一つの話についての会話が長くなり、保育者が質問したことに対して考えながら答えようとする。子どもの話に丁寧に向き合い、言葉で表現すること楽しさを味わっていく。

表現

ブロックなど保育室にある玩具を組み合わせ、イメージしたものを形にして友達と見せ合いながら遊ぶ。ごっご遊びがさかんになり、役になりきりながら、作り上げたものを使って遊ぶ。子どもたちの世界観を大切にした環境作りをしていく。卒園児へのプレゼントつくりでは、写真立ての装飾をする。絵の具で割り箸に色を塗り、その割り箸やその他の素材をボンドなどで貼る。自分たちで選んだものを「どこにしようかな?」と考えながら、取り組む。プレゼントを5歳児に渡し、喜んでもらったことで嬉しそうにする。相手に喜んでもらった経験を通して、相手の気持ちにも気付けるようにしていく。

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