4歳あさがお組2020年度1月のまとめ

健康

腹痛や発熱の為、休む子もいたが、概ね体調を崩すこともなく元気に登園する。手洗い指導の紙芝居では、体調を崩すことの不快さをイメージしながら見ることが出来て、清潔にすることが健康に繋がることを理解してきている。清潔や衛生に関する習慣は、その必要性を理解できるように、見通しをもって「できる」ことに繋げていくことで、自発的に習慣が身についていくようにする。戸外では、羽根つきや中当て、鬼ごっこなどで思う存分体を動かし、自ら上着を脱ぐこともある。進んで体を動かそうとする意欲が育つように、環境を用意していく。

人間関係

園庭では、友達とのごっこ遊びや集団遊びの中で、気持ちの行き違いから揉めてしまい、時には手が出てしまうこともある。子どもの話を聞き取り、論点を整理しながら、気持ちを汲み取り、自分たちで解決策を見い出せるように援助をしていく。室内では、カルタ遊びや絵カードを使い、友達とやりとりをしながら遊んでいる。文字を読める子は読み手になったり、読むことが難しい子は五十音表を見たり、友達に聞いたりして遊ぶ。友達と楽しむ中で、ルールを教え合ったり、やり方を確認したりする姿を認めていく。

環境

散歩中、冬の寒い中でも咲いている水仙や梅の花に気付いたり、花の香りを嗅いでみたりする。香りについて、自分の経験から得た同じ香りの物の名前や嗅いだ場所などの話を楽んでいる。育てているほうれん草や小かぶの成長を子ども同士伝えたり、水やりをしたり、自発的に世話をしている。自然と触れ合う機会を作り、こどもが身近に関われるようにしていく。

言葉

正月に経験したことや思ったこと発表する。恥ずかしがる姿はなく、一人一人が皆の前で発表することを心待ちにする。自分の番になると、嬉しそうに思い出しながらゆっくりと話す。友達の発表にも興味を持ち、相手の気持ちに気付き、話しを聞くようになる。ひらがなに興味を持ち、カルタや五十音表を見て覚えようとする。

自分の気持ちや考えを伝える姿や相手の気持ちを聞く姿が見られる。子ども同士の言葉のやり取りを見守り、自分の思いが相手に伝わる楽しさや、嬉しさに共感していけるようにする。

表現

節分に向けて、鬼のお面と豆入れを制作する。ビー玉転がし絵では、絵の具に浸したビー玉を好きな色の画用紙の上で転がし、動きを楽しんだり、絵の具の軌跡を目で追ったりしている。顔のパーツは、自分で好きなように切り抜き、個性豊かな表情の鬼面ができ上がる。豆入れはカラーセロファンを使い、バックの中が確認できるようにする。バックのマチがないことから、セロファンが破れてしまう。制作物は、使用用途に合わせて素材を選んだり、内容を考えたりしていく。

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