4歳あさがお組2020年度10月の保育日誌

10月9日(金)雨 松崎

ハロウィンの話が子どもたちの間から出るようになる。ハロウィンの壁面にしてみるか聞いてみると「やりたい」と声が上がる。画用紙を何色に塗るかを聞くと「オレンジ」「紫」と色々出てくる。「かぼちゃがオレンジだから、紫がいいんじゃないか」という一人の意見に皆も同意する。「あんまり紫だとお友達で怖い子もいるから」と言葉を添える子もいる。薄紫に決まる。何色を合わせればいい?と聞くと、「赤と青」と答える。「そっち塗っていない」「こっちも」と話しながら皆で塗り上げていく。子ども同士の話から、遊びを取り入れて自分たちで考えたり、話をしながら進めたりすることを大事にしてみる。子ども同士の意見を尊重し、日頃恥ずかしくて発言を控えめにする子もちょっとした一言を保育者が拾い、遊びとして広げることで自己肯定感を高めていけるようにする。

 

10月14日(水)曇り 松崎

登園後園庭にて過ごす。園庭の小屋にお風呂マットをたくさん敷き、あさがお組の子どもたちでごっこ遊びを楽しむ。避難訓練の放送が入り、気付いて保育者のところへ来る子と、声を掛けられて気付く子がいる。特に保育者から声を掛けなくても、お互いに口をふさぐところを見たり、声を掛け合って行動するような様子があったりする。西公園へも上手に避難行動していた。

避難訓練を毎月2回行っていることで、しっかり行動として身に付いている様子が見られる。口をふさいだり、「おかしも」も言葉に意味が分かっていたり、子ども自らが行動していた。子どもから「煙が出たら床を小さいかっこうで歩くよ」と発言もあり、皆にもそのことを伝え、理解を深めることができた。紙芝居もまた読んでいきたい。

 

10月20日(火)曇り 松崎

室内遊び後、園庭でダンスの練習を行う。隊形を今までと変える事があり、子どもたちも覚えながら楽しむ姿が見られる。室内に戻り、手洗い、うがい、水分補給後、イーサン先生との英語に参加する。イーサン先生の歌や踊りには楽しそうで、絵カードなど会話のみになると子どもたちも意識が他に向くようだった。イーサン先生の雰囲気は、子どもたちも慣れ親しんでいるが、他国の言語のみで、子どもたちに話し掛ける時には、保育者が仲立ちしてイーサン先生が何を伝えたいのか話しながら子どもたちの興味が出るようにする。日常の中で、イーサン先生の話したこととして英単語を口にしたり、話題に出したりしながら意欲に繋げていく。

 

10月26日(月)晴れ 松崎

室内で遊んだ後、クラスごとに集まり、朝の会をする。運動会ということに期待を持った表情をする。園庭で並び、はじまりの言葉、園長先生の言葉に耳を傾け、うた、ダンスを元気よく行う。あさがお組のダンスでは、遊んでいた時以上の意欲で取り組む。玉入れは相手チームに負けないように頑張って入れている。ルールもしっかり把握していて、リレーもやり方を理解しスムーズに進行し楽しむ。

ダンスの時、休みの子が多いこともあり、後日DVDを取り直すことにする。子どもたちもダンスの前、少し緊張した表情もあったが、そのピリッとした様子で自分たちから隊形移動に気付いたり、とても頑張っていた。大いに褒めて、自信に繋げていきたい。

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