食事
野菜が苦手な子が多く、減らしても全く口に入れずに終わったり、他児の真似をしていらないという姿も見られる。絵本、図鑑、ままごとを通して食材を知り、興味が持てるようにしていく。食欲のある子には、よく噛むことを知らせて、ゆったりと食事が楽しめるようにする。器や食具の持ち方は、安定するように保育者が手を添えて伝える。
睡眠
入眠前には、絵本の読み聞かせをしたり、好きな絵本や人形を持って布団に横になり、安心して入眠している。気温に応じて室内の温度調節や換気に留意し、心地良く眠れるように敷布団も間隔に余裕を持つ。
排泄
排泄を知らせたり、オムツに出ていてもトイレで排泄している。積極的に便座に座る子や、すぐに立ち上がってしまう子もいるので時間に余裕を持って活動し、安心してトイレに行けるよう配慮する。紙パンツが汚れたら替えることで気持ちよさを伝えていく。
健康
発熱で休み、欠席が長引く子もいるので、休息の時間を十分確保し、新型コロナウィルスの影響で家庭で過ごす日が増えているので、園の生活に無理なく過ごせるように保護者と様子を伝え合う。鼻が出たり、衣服の汚れに気づいた時は、鼻の拭き方や着脱の仕方を知らせ、清潔に過ごすせるようにする。手洗いを保育者と一緒に行い、感染症の予防をする。
身体発達
散歩や、公園で段差や傾斜のある場所でバランスを取りながら進んだり、段ボール滑りで手や足を意識して動かす遊びを楽しみ、散歩先まで期待感を持って歩く。身支度から、着る、脱ぐ、履くなどの、手足、指先の使い方を知らせて出来た喜びも育んでいく。ダンスや体操では、保育者を真似して、難しい動きも喜んでいるので、動きに変化をつけながら繰り返し楽しむ。
情緒面
「自分で」と主張する反面、「出来ない」と助けを求める時もあるので、気づいたことやしてみたいことを探り、気持ちが表せるように関わり、体験できた喜びが持てるようにする。友達の様子を気にして優しく声をかけ、助ける場面があるので、子ども同士のやりとりにも共感して思いやりの気持ちを持って関われるように時には仲立ちをしていく。
言葉
友達の名前を読んだり、見立て遊びを展開する姿が見られる。会話が繋がるように「○〇だね」や「～してみようね」と様子を表し、リズミカルな言葉のある絵本を使用して語彙を増やしていく。一人一人の思いをくみ取り、共感して「順番」や「貸し借り」ができるように時には代弁をし、わかりやすく優しい言葉で接することを知らせる。
