5歳ひまわり組2019年度8月のまとめ

健康

天気の移り変わりが激しく、熱や嘔吐、下痢の症状が出て欠席する子がいる。病み上がりの子には給食の量を調節して提供する。各家庭と子どもの状態を伝え合い、様子を見ていく。また子どもたちには、感染を防ぐため、手洗いうがい消毒を呼びかける。天気の良い日はプールに入る。バタ足水合戦をしたり、水に顔をつけられる子は、潜って泳いだり、ビート板を押して泳いだりする。プール遊びを喜ぶ子が多く、ダイナミックに遊ぶ。またプールに入れない日は、シャワーを浴びて汗を流し、肌を清潔に保つ心地良さを感じる。

人間関係

欠席が多い日は異年齢で活動する。普段と流れや場所が変わると戸惑いも見られたが、保育者に確認しながら自分の支度を済ませたり、3・4歳児の支度を気にしたりする。運動会活動で異年齢グループを作ると同じグループのメンバーを覚えて、年下児の名前を呼び、活動を共にする。廃材遊びの場面では、作りながら友達の意見を聞き入れたり、意見を伝えたりする姿がある。譲れない意志もそれぞれに見られ、話し合いながら解決しようとする子、そのままその場を離れる子がいる。時には間に入って気持ちを言葉にして受けとめたり、新しい提案をしたりするなどして、一人一人が自分の気持ちを大切にできるように見守る。

環境

カブトムシを用意してクラスで飼育する。名前を付けたり、餌を交代であげたり、土を作ったりする。興味をもち、様子を観察するが、暑さのため一匹が死んでしまう。悲しそうな表情をする子や、死について理解しようとする子など、それぞれに受けとめようとする。雨の日が多い夏だったが、そのため夕方に虹が見られたりする。みんなでテラスに出て虹を観察して、大きさに感動したり、色を楽しんだりする姿がある。

言語

長期間休んでいた子に対して、その子の休みの間のクラスの活動について話す時間を持つと、子どもたちから説明しようとする。質問されると言葉を足して詳しく話そうとする。廃材遊びの際に、何を作るかたずねると、仲の良い友達同士で相談しながら決めようとする子がいる。また作りながら、アイデアを出し合ったり、アドバイスをしたりする姿がある。

表現

廃材を用意すると、箱を組み合わせたり、発泡スチロールを壊したりして楽しむ。徐々に作りたい物のイメージを持ち、廃材を使って形にしようとする。スポンジの形を生かしてマシュマロに見立てお菓子入れを作ったり、ダンボールからパズルを作ろうとしたりする。また、運動会の活動で万国旗に自画像を描く。自分の顔を鏡で見ながら、旗に絵の具を使って表現する。自分の顔を改めてみて他の子と比べて違いに気付いたりする。

育児あれこれ