健康
園庭や散歩先の公園で、ルールのある集団遊びに取り組み、積極的に身体を動かしている。部屋に戻る時には汗や砂などによる汚れに気付き、着替えようとする。
季節の変わり目の不安定な気候で、鼻水や咳が出る子もいるので体調には十分気を付けていく。
手洗いや歯磨きが雑になりがちなので、丁寧にできるよう声掛けしていく。
人間関係
遊びの中で自分の思いを出せるが、うまく伝わらずにトラブルになる時もある。遊びの様子を見守りながら一人一人の気持ちを丁寧に聞き、友達との関わりが持てるように援助する。
環境
ロッカーや玩具棚の配置を変え、見通しがつきやすいようにする。ロッカーが一列に並んだことで全体が見やすくなり、片付けの時には友達にも声掛けをする姿が見られる。遊びや生活の様子を見て、配置を考えていく。
パーテーションを広く壁面として使い、絵や作品の装飾を工夫する。
言葉
自分の思いを強く主張できる子もいれば、言葉で伝えられずに保育者に仲立ちを求めたり涙を見せる子もいる。思いを相手に伝え、スッキリと出来るよう仲立ちや見守りをしていく。
紙芝居や絵本では長めの話も集中して見て、気に入ったものは繰り返し保育者に「読んで」と求める。いろいろなお話の世界を楽しんでいきたい。
表現
遠足に向けてお弁当の絵を描いたり、遠足後には印象画を描いたりする。中には、どう描いたらいいのかと描き出しを戸惑う子もいたが、友達や保育者と会話をするうちにイメージが膨らみのびのびと描く。画用紙いっぱいにクレヨンで力強く描き、友達と見せ合って喜ぶ。これからも、いろいろな手法でイメージを表現することを楽しんでいきたい。