健康
少しずつ生活の流れがわかり始め、自ら行動しようとする姿が見られる。毎日の生活リズムをなるべく変えずに、繰り返し行うことで習慣化していく。また、子どもたちが自分で身の回りのことを取り組みやすいように、動線を考えながら環境を整えていく。排泄の感覚がわかり、自ら「トイレに行きたい」と伝える子が増える。子どもたちの排泄間隔に合わせて、いつでも安心してトイレにいけるようにしていく。「今日の給食は、何かな?」と食事の時間を楽しみにしている。選り好みは見られるが、食べられる量を調整し、食べられた満足感を味わえるようにしていく。
人間関係
ごっこ遊びや見立て遊びを通して、友達との関わりが深まる。自分の思いを主張することで、トラブルになることがある。保育者が仲立ちをして、相手の気持ちがわかるようにしていく。年上児の遊びを真似して遊びの幅が広がったり、泣いている年下児に優しく関わったりして異年齢児との関りが増えている。異年齢児で過ごすことで、様々な経験をしていけるようにする。
環境
園庭でダンゴムシやアリを見つけては、観察したり捕まえたりして戸外で過ごすことを楽しむ。子どもたちの発見に丁寧に応えて、疑問があれば保育者も一緒に図鑑などで調べて興味を深めていく。クラスで栽培している「なす」の水やりを通して、生長を観察し、食への興味を持てるようにしていく。
言葉
自分の知っている言葉を使い、相手に思いを伝えようとする。友達に対して、自分の思いが強くなり、強い口調で伝えることもある。うまく相手に伝えられない時は、わかりやすい言葉で丁寧にやりとりをして、気持ちに寄り添いながら安心して言葉で表現していけるようにする。
表現
体操をすることに慣れてきて、保育者の動きを真似て思いっきり体を動かすことが増えてくる。今後はリズム感のよい体操などを取り入れながら、気に入った動きを見つけて、楽しんで体を動かしていけるようにする。