健康
新入園児、進級児共に新しい環境に戸惑い、不安を感じたり、甘えたりする姿は見られたが、保育者と一対一で遊んだり、スキンシップを取ったりすることで安心して過ごすことができるようになってきた。また、身の回りのことに意欲的な子どもが多く、布パンツを履いて過ごしたり、自分で衣服の着脱をしたりしている。自分でしようとする様子を見守りながら自分でできた時には大いに認め、自信に繋げていく。
人間関係
保育者とごっこ遊びを通してやりとりを楽しんだり、気の合う友だちを誘って遊びを共有したりする姿がある。場所や玩具の取り合いになる場面もあるため、保育者が仲立ちとなって友だちとの関わりを楽しめるようにしていった。また、年下児と関わることに興味を示す子どもの姿もあり、頭を撫でたり、「かわいいね」「ばあ」などと声をかけたりして喜んでいる。
環境
戸外で遊ぶことを喜ぶ姿がある。園庭や散歩先で動植物に触れて驚いたり、喜んだりして楽しんでいる。保育者も一緒に探索遊びをしたり、子どもの気持ちに共感したりして、様々なものに触れて遊ぶ楽しさを感じられるようにしていった。
言葉
絵本や紙芝居、シアターなどを見ることを喜び、保育者の言葉を真似たり、見たり聞いたりしたことを口ずさんだりして楽しむ姿がある。また、ごっこ遊びをする中で、「いってきます」「おかえり」など、日常的な挨拶のやりとりをする姿もあった。言葉を使う楽しさを感じられるよう、繰り返し読み聞かせしたり、気持ちを汲み取って言葉にしたりして関わっていった。
表現
季節の製作物としてこいのぼりの製作遊び行い、ビニール袋風船に絵の具を付けて画用紙へのスタンピングをした。「お花みたい」「袋?ふわふわだね」など、見たり触ったりしながら製作遊びを楽しむ姿があった。「お花みたいだね」「ペタペタ楽しいね」などと声をかけながら、イメージが広がるようにしたり、満足感を味わったりできるよう関わっていた。
食育
自分で食べ進める子が多く、全食して中身がなくなった皿を保育者に見せて喜ぶ姿や、好きなメニューはおかわりする姿もった。様々な食材に触れ、味わって食事ができるよう、雰囲気を大切にしながら食事を楽しめるよう関わっていく。