健康
便意があると、便意を感じたことを保育者に知らせ、トイレで排便をしようとする姿が見られた。トイレでできた姿を認めて一緒に喜び、自信につなげていった。ほとんどの子が一日布パンツで過ごすことが出来るようになり、トイレで排泄ができている。排泄後の後始末ができるよう、お尻の拭き方を丁寧に伝えていった。入眠時、友だちが起きていると落ち着かず、一緒に遊ぼうとする姿があった。安心して入眠できるよう、その時々の子どもの気持ちに寄り添い、欲求や甘えを受け止めながら関わっていった。
人間関係
友だちを誘ったり、友だちの遊びに加わったりと自ら関わりを持とうとする姿が見られた。時折、言葉が足りなかったり、自分の思いを押し通そうとしたりして、トラブルになりそうな場面もあった。場面に合わせて、保育者も一緒に遊んだり、側について見守ったりして関わりを楽しめるようにしていった。
環境
4月から環境が変わることを楽しみにしている子や不安に感じている子など様々あるが、友だちや保育者との関わりを楽しみながら安心して生活している。不安を感じているときには寄り添い、優しく話しかけたり側に付いたりして情緒の安定を図っていった。
言葉
ひな祭りの歌やアニメソングなどを覚え、口ずさむ姿があった。保育者も一緒に歌って楽しさを共有するようにしていった。友だちに遊具を取られると泣き叫んで保育者にアピールする姿がある。自分の気持ちを言葉で伝えられるよう仲立ちをしたり、貸し借りのやりとりの仕方を繰り返し伝えたりしていった。
表現
ブロックを使い作りたいものをイメージしながら組み立てて持ち遊んだり、パズルのピースをはめ合わせて遊んだりと手先を使って楽しむ姿が多く見られた。また、マットと積木の斜面を上がり降りしたりジャンプしたり、滑り降りたりと全身を使っていろいろな体の動作を楽しんでいた。塗り絵やお絵描きでは、太線を意識して枠内を塗りつぶすようにペン先を細かく動かして色をつけられる子の姿が見られた。色塗りをじっくりと楽しむ様子を見守ったり、枠の中を塗ろうとする姿を認めたりして色塗りの楽しさに共感していった。
食育
食べこぼすことはほとんどなく、最後まで自分で食べられる子の姿が多かった。下手持ちや三点持ちで食具を使って食べる姿や食器を持ち上げて食べている姿を認め、食べる意欲に繋げていった。