食事
給食時、席に着くと、「今日のご飯はなにー?」と食べるものが気になり尋ねる子の姿がある。2歳児を中心に配膳前にその日の献立を伝えるように心がけ、食べる楽しみにつながるようにしていった。
排泄
トイレで排尿が出ると、「おしっこ出た~」と保育者に伝えてアピールする子の姿がある。一人だけでなく他の保育者にも積極的に伝えようとする姿があり、認められたい思いを受け止めて言葉をかけ、嬉しさに共感していった。
健康
朝夕が寒くなり、トレーナーや長袖を重ねて着ている子の姿があった。日中は日が差すと寒さは和らぐので、衣服の調節を行い過ごしやすいよう配慮していった。
睡眠
入眠時、保育者が側について寝かしつけをしようとすると、「一人で寝るからトントンしないで」と自分の思いを言葉で伝える子の姿があった。子どもの気持ちを尊重し、できる限りは見守っていき、子どもの様子に応じて入眠を促していった。
身体発達
製作遊びではひも通しを行い、穴に毛糸の先端を挿し込んだり、反対側から引き出したりする両手のそれぞれの動作がスムーズにできる子や難しい子の姿が見られた。難しい子には援助をし、活動の面白さを味わえるよう関わっていた。
情緒
食べる準備を行ったり、食べ終わったりとものごとを行う早さを友だちと競うような言い方をする子の姿が出てきた。相手に対して、“自分の方が先だった”とわざわざ伝える姿に対抗心の表れが見られる。また、言われた側は悔しい気持ちから、「うるさい」と言い放ち、苛立っている様子が感じられた。早い・遅いではなく、ものごとを自分で行うことができる姿をお互いに認め合える関係性を作っていけるよう、言葉かけを工夫していきたい。
言葉
伝えられる喜びを感じられるようになり、保育者に話しかけることが盛んになっている。子どもが一方的に話すばかりでなく、会話になるよう保育者からもその話題について尋ねたり、友だちが話そうとしている場面では相手の話を聞いたりするよう促して、コミニュケーションを取る楽しさを共有していった。