2歳うさぎ組2017年度5月のまとめ

食事

おかずや汁の具など苦手な食材を除いたり、自分でもスプーンを使って取り除いて食べようとする姿が見られた。食べ物を丸々残すのではなく、食べられる物は食べようとする意欲を認めていった。食が細い子は家庭でも食べが少なく、うどんを提供して欲しいと要望があったので給食室とも連携して少しでも食べられるように配慮していった。

排泄

遊び中に便意を感じてトイレに行き、排泄できる姿が見られた。トイレでの排尿が上手な子はトレパンを用意してもらい、トレーニングを始めた。パンツが濡れると気持ちが悪いのが分かり、自ら脱いで替えようとする姿もあった。排尿間隔を掴んで時間を見ながらトイレに誘っていきたい。

健康

機嫌や元気は悪くないが便がゆるかったり水様便になったりする子が見られ、症状も続くことがあった。便の様子は保護者に伝えたり牛乳を控えたりしながら様子を見守り、他の子へ感染することの無いように気を付けていった。

睡眠

食後は自分の布団を見つけて横になり、保育者に背中をさすってもらいながら心地良く入眠している。中には、体力がついてきてなかなか寝付けない子も見られたが、一人ひとりのリズムに合わせるようにした。

身体発達

風船遊びでは打ち上げると動きを目で追い、連続して打ち上げられる活発な動きや、結び目を引っ張って上空に飛ばしたりする手先の動きなどそれぞれに合った楽しみ方で遊ぶ姿が見られた。また、なぐり描きでは一歳児に比べて画用紙全体に沢山の線を描けたり筆圧もあり、しっかりとした線を描けている姿が多く見られた。

情緒

家でも友だちの名前を言ったり、「○○ちゃ~ん」と名前を呼び、自分の所へ誘い掛ける姿が見られるようになり、友だちの存在が大きくなってきているように感じる。友だちと関わろうとするが上手くできないこともあり、仲立ちが必要になる。お互いの思いを代弁していき、相手の思いを知って受け入れられるような関わりが持てるようにしていきたい。

言葉

会話のやりとりだけでなく、歌を口ずさむのも上手になり、部分的に歌詞を変えて歌ったりする子の姿も見られた。保育者が正しい歌詞を教えてもにっこりしながら違う歌詞で楽しげに歌っている。本当の歌詞を分かっていて替え歌を楽しんでいるのだと感じた。して欲しいことを身振りで表現する子には保育者が子どもの要求を言葉で代弁していき、発語へとつながるように色々と話し掛けていくように関わっていった。

育児あれこれ