食事
野菜が苦手な子もあって、汁の具やおかずが残ってしまう事もあった。
食べてみようという気持ちになるように言葉を掛けていくが、食べられな
い時には無理強いせず切り上げていった。中には、食べてみたら食べられ
た子もあったので、「おいしかったね」など言葉を掛け様々な食べ物に関
心が持てるように心掛けていった。
排泄
一人ひとりの排尿間隔が違うので、活動の合間や時間を見て個々に声を
掛けてトイレへと誘っていった。「おなか痛い」とおしっこが出るのを知
らせてくれる子もあったり、少しずつ尿意を感じてトイレへ行こうとする
姿もでてきた。トイレで排尿できた事を褒めたり、一緒に喜んでいった。
健康
園庭で水遊びを行った。ほとんどの子が抵抗なく水に親しみ、暑い日差
しの日でも心地よく過ごす事が出来た。泡遊びや氷、色水なども用意して
日々の遊びも工夫していった。気温の高い日も続いたので、水遊びの合間
にも水分補給を摂るようにしていった。
睡眠
水遊びで体も疲れていると思うので、室温、湿度などに配慮して、快適
に入眠し、休息が十分に摂れるように配慮していった。目覚めの悪い子も
あるので、音楽をかけたり、優しく言葉を掛けてゆっくりと起こしていく
ように心掛けた。
身体発達
のりを使って製作を行った。使い方を伝えるとのりを使う事をとても喜
び、一人ひとり集中して取り組めた。ほとんど保育者が手を添えなくても
できる子もあったり、画用紙の上に直接のりを付けたりしていた。最初は
使い方も理解していない様子の子もあったが、のりを使っていくうちに少
しずつ使い方も分かってきて、魚の形の画用紙いっぱいに鱗の色紙を貼っ
ていた。今後ものりや粘土などを使い、指先を使った遊びを楽しんでいき
たい。
情緒
友達が遊んでいる様子が気になり、「何してるの?」と声を掛けて一緒
に遊んだり、「○○ちゃんお薬どうぞ」など少人数の友だちと身近な玩具
を工夫してごっこ遊びを楽しむ姿があった。友達の使っている玩具が使い
たくて取り合ったりする時もあったので、お互いの気持ちを代弁したり、
環境を整えお互い納得して遊びだせるように関わっていった。
言葉
カエルの手遊び歌を覚えて、保育者や友達と一緒に口ずさんで歌うこと
を楽しんでいた。
ままごと遊びの中で「お迎えにきましたよ」や「カードでいいですか
?」など日常の中での言葉を再現しながら友達や保育者とやりとりを楽し
んでいた。