食事
意欲的に食事に向かう子も多く、「おかわり、ちょうだい」と自らお代わりもしてよく食べている。好きな食べ物ばかりではなく、他の食材にも興味が持てるように声掛けを工夫し、バランスよく食べられるように配慮していった。
排泄
紙パンツだった子も布パンツを持って来てもらい日中は布パンツで全員過ごしている。排尿間隔も十分にあく子もあれば、間隔が日によって様々な子もあったので個々の様子に合わせてトイレに誘っていくようにした。おしっこが出た後に知らせてくる子もあったので「出たのがよくわかったね」など言葉を掛け前向きな気持ちになるようにしていった。
健康
天気の良い日には、散歩や園庭へ出掛けのびのびと体を動かして遊んだり、砂の感触を味わったり、虫探しや草花集めなど身近な自然物に興味を持つ事ができた。日差しの強い日もあったので、お茶を用意し水分補給を充分に取っていくようにした。
睡眠
4月は新しい環境に慣れず眠れなかった子も自分から布団に入って保育者に背中を擦ってもらったりしながら入眠できるようになってきた。
室温の高い日もあったので、エアコンで室温を調節していき心地よく眠れる環境を作っていった。
身体発達
レゴブロックの色にもこだわり、青一色で恐竜に見立てて形を作ってみたり、囲いを作って家に見立ててみたりと工夫して遊ぶ姿がみられてきた。また、なぐり描きでは、ダイナミックに腕を動かしてぐるぐると渦巻きをかいたり、丸を描けるようになった子もあり、手先を使った遊びも楽しんでいった。
情緒
新しい環境や保育者にも慣れて、朝も泣かずに登園できるようになったり、一日落ち着いて過ごしている。“自分で”と何でもやってみようとする姿もあるので、見守ったり、言葉を掛けたりしながら、やってみようという気持ちに共感し、十分に褒めて自信へとつながっていくように配慮していった。
言葉
ままごと遊びの時などお店やさんになりきったりして、保育者や友達とはっきりとした口調で言葉のやりとりを楽しんでいた。また、絵本を読んでいる時など「これはなに?」「ここに○○いるよ」など指差しをして盛んに保育者に話かけていた。子ども達の言葉に耳を傾け、言葉を返したり、うなずいたりして話したい気持ちを大切にしていった。