食事
苦手な食べ物もあった子もいたが、少しずつ食べられるようになってきて、汁茶碗を保育者に見せて「見てー、ピカピカになったよ。」と嬉しそうにし、食欲も食事の量も増えてきたように思う。「たくさん食べられたね。」など言葉を掛けて共に喜び、褒めていった。
排泄
寒くなってきたのもあってか、排尿間隔が短くなったり、遊びに夢中になって漏れてしまう子もある。トイレを装飾したことで楽しく行けるようになった子もあり、トイレに誘うと嫌がらずに行けるようになった。「○○が終わったらトイレにいこうね。」など一人ひとりに合わせて言葉を掛けて誘っていった。
健康
天気の良い日には、散歩や園庭に出掛けて遊んだ。園庭では簡単な鬼ごっこをして走り回ったり、散歩に出掛けた時には、紅葉した葉っぱや木の実、秋の果物、野菜などを見たり、触れたりして身近な秋自然を感じる事ができた。朝と日中の温度差があったので、その日の気温に応じて衣服の調節を行い、厚着にならないよう努めた。
睡眠
一人で布団に入って眠ったり、背中を擦ってもらったり、保育者の手を握ったりして安心して眠りにつく。
身体発達
レゴブロックでは、色々と形を組み合わせてハウスを作ったり、人形の机やベットを作ったりして工夫しながらじっくりと作る事を楽しんでいた。製作遊びでは、木の実を使って毛糸を付けた画用紙にボンドで顔や動物など自分で考えた物を作った。どんぐりの目や小枝の口、木の葉の羽など様々なアイデアがみられた。
情緒 気の合う友達もできてきて、「○○ちゃん遊ぼう」と誘い、ままごと遊びを一緒に楽しんでいる。自分の欲しい玩具を友達から取ったり、たくさんの玩具を一人で使いたくて、物の取り合いになる事もあった。お互いの思いを受け止めて代弁したり、同じ玩具を探したりして仲立ちしていった。
言葉
おむすびころりんのエプロンシアターを真似て「おむすびころりんすっとんとん~」と歌を覚えてエプロンを付けて遊んだり、大きな栗の木の下で、まつぼっくりなど秋の歌も歌っていった。人形を使って、お母さん役になり、「4時にお迎えきますね」など保育者や友達と保育園ごっこをして会話のやりとりを楽しんでいた。