健康
夏の暑さがやや落ち着き、戸外での活動ができる日が増えた。走ったり、遊びに夢中になったりとまだ汗をかくことが多かったため、しっかりと水分補給を行っていった。また、室内では、室温の変化が激しかったため、エアコンの調整をこまめに行いながら快適に過ごすことができるようにしていった。 おやつ後には、使い終わったお皿やコップを自ら片付けようとする子が多い。自分で口や手を拭くことはまだ難しく、拭かないまま遊び始めようとしてしまうため「口を拭こうね」と側に付き援助し、清潔に過ごせるようにしていった。
人間関係
友だちと追いかけ合ったり、年下児の頭をなでたりと関わって一緒に遊ぶことを楽しんでいる。その反面、玩具を使う際には、同じものが使いたくなり、黙って取ったり、取られたことが嫌で相手を叩いてしまったりすることがある。それぞれの気持ちに寄り添いながら関わっていった。
環境
戸外で活動できる日が増え、水遊びを行うこともできた。やや水に抵抗のある子もいたため、じっくり慣れていけるように関わっていった。タライに入った水の中に砂を入れ、泥水にしたり、泥を手の平で触ったりと水の変化や感触をしっかりと楽しむ子どもたちだった。
言葉
気になるものや人を指差し、「これは?」と保育者に尋ねたり、「○○ちゃんはどこ?」「○○はどれ?」などと尋ねられると「これ」と指差ししたりする。絵本が好きで、同じ絵本を何度も読んでほしいと要求する子も多い。言葉がはっきりしない子が多いため、ゆっくりと丁寧に発音しながら伝えていくことに留意していった。
表現 好みの音楽を要求し流してもらうと喜んで踊ったり、掛け声に合わせて声を発したりと楽しむ。「楽しいね」「上手だね」などと声をかけると、嬉しそうに笑顔を向けたり、恥ずかしがったりしながら表現することを楽しんでいる。
食育
スプーンを使うことを促すとスプーンを手に握り、使おうとする姿が多いが、まだ食材をすくうことが難しいためか、反対の手でつかみ食べをすることのほうが多い。スプーンですくって置いておくと口に運んで食べることができるため、さりげなく援助しながら食事を進めていった。食材を全て食べ終えるとお皿を積み重ねたり、床に投げたりという様子も見られたため、側に付き「終わったね」「おかわりが食べたいのかな」などと声をかけ、思いを汲みながら見守っていった。