1歳りす組2023年度8月のまとめ

健康

手足口病が流行し体調を崩す子があった。夏の疲れや気温差も少し感じられるようになったためか鼻水がよく出る子もいた。こまめに鼻水を拭き清潔に過ごせるようにし、水分補給もしっかりと行いながら様子を見ていった。検温や室温管理もこまめに行い、体調の変化に留意していった。
トイレに座ることに興味を持つ子もおり、座って排尿があると「出たよ」と伝える姿もあった。「すごいね」「出たね」などと声をかけ心地よさや喜びに共感しながら見守っていった。

人間関係

友だちや年上児の遊びに興味を持ち一緒に遊ぼうとし、黙って玩具を取ろうとする姿が見られた。「一緒に遊びたいね」「同じものを探そうか」などと気持ちに共感しながら仲立ちをしていった。「貸してって言おうね」と声をかけると言葉や仕草で伝えようとする姿もあったため、十分に認めながら友だちと一緒に遊ぶ楽しさを味わえるように関わっていった。

環境

外気温が高い日や天候の悪い日が続き、外での水遊びが難しく室内遊びの日が続いた。パズルや粘土などの机上での遊びが多くなる中で遊び方も理解できるようになり、遊び方に変化が見られるようになってきた。積み木やマットなどを使った運動遊びでは年上児を真似て両足で跳ぼうとする子もいた。安全に遊べるように側に付き見守り、楽しさに共感していった。年上児や保育者が一緒に楽しむことで遊び方が広がっていき、より楽しむことができていた。

言葉

要求や気づいたことをはっきりと話すことができ保育者とのやりとりを楽しむ子や喃語や片言で伝えようとする子など様々な姿が見られる。しっかりとそれぞれの発語に耳を傾け一緒にやり取りを楽しんだり、伝えたいことを汲み取りはっきりと発音したりし発語を促していったりとそれぞれに合った応答をしていった。

表現

氷遊びでは、頬に手を当て「冷たいよ」と言ったり、冷たさに驚き、ゆっくりと触れようとしたりしながら楽しんでいた。保育者が氷を砕く様子を見て喜んだり、溶けて水になっていく様子をじっくり観察したりする姿もあった。「水になった」「小さくなった」と保育者に伝える子もあった。子どもの気づきに共感したり共有したりしながら見守っていった。

食育

どの子も意欲的に食べており保育者が介助しようとすると嫌がり、自分で好みのものを口に運んでよく食べている。食べられるようになった食材が増えた子、苦手が出てきた子など様々な様子がある。「○○もおいしいよ」「いっぱい食べられたね」などと声をかけ、楽しさや喜びを感じながら食事ができるように関わっていった。

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