健康
寒暖差が激しく、咳、鼻水の出る子はいたが、比較的どの子も元気に登園していた。天候の良い日には、園庭に出て太陽の光に当たったり、しっかりと体を動かして遊んだりして元気よく過ごしていった。季節の変わり目で体調を崩しやすくなるため、保護者と情報共有しながら対応をしていった。
人間関係
保育者に甘えたい気持ちから抱っこを求めたり、「先生と」などと言い一緒に何かをやることを求めたりする姿があった。子どもからの要求をしっかりと受け止めながら、友だちとの関わりも楽しめるように仲立ちをしていった。「これ使う?」「これも使っていい?」などと友だち同士で声をかけようとする姿も見られるようになっているため、声をかけ合う姿を見守っていった。
環境
天候が不安定な日が続いたこともあり、室内で過ごすことが多くなった。室内を広々と使い、好みの遊びを自由に選択できる環境を整えていった。机上での遊びでは、製作遊びに挑戦したり、パズルやままごと遊びに集中して取り組んだりして過ごしていた。興味を示す遊びが十分に楽しめるように側に付いたり、集中して遊ぶことができるよう棚で仕切り、コーナーを設けたりして環境を整えて見守っていった。
言葉
絵本を自分なりに読んだり、保育者の読み聞かせを真似たりと一人一人楽しんでいた。友だちとのやりとりもどんどん増えてきており、「これ一緒にしよう」「あっちで遊ぼう」などと遊びに誘い合って楽しんでいった。
表現
前月に続きダンスを好み楽しんでいた。新しい曲にも触れ、楽しみ方が広がっていったように感じた。
机上遊びでは、のりを使った製作遊びやお絵描きなどを通して表現することを楽しんでいった。友だちや保育者と作った物を見せ合って楽しむ子どもたちだった。顔を描いた際には、目や口の位置を理解してかける子もいた。それぞれの製作物をしっかりと受け止め、作る楽しさを伝えていけるように関わっていった。
食育
スプーンや手掴みで口に運び、比較的落ち着いてよく食べていた。中には、食材の好き嫌いが見られるようになり、和え物や汁物が残る子も出てきた。無理なく楽しんで食べられるように声をかけたり、援助をしたりしていった。また、食べたい気持ちから口にいっぱい詰め込む子もあるため、よく噛んで食べるよう声をかけていった。