1歳りす組2022年度12月のまとめ

健康

雪が降ったり、気温の低い日が続いたりと気候の変化から、鼻水が出る子がいた。「鼻水出たね、きれいにしようね」と声をかけ、こまめに拭き取り清潔にする心地良さを感じられるようにしていった。衣服の着脱や靴を履くことなど、意欲的に自分でしようとする姿が見られた。難しい所や前後、左右の違いなど、さり気なく援助しながら「自分でできた」という満足感が味わえるようにじっくりと関わっていった。

人間関係

気の合う友だちに積極的に関わって遊ぼうとする姿が増えてきた。また一人遊びになっていても、同じ空間で友だちと同じ遊びをする姿もあった。「○○ちゃんと同じだね」「一緒に作ろうか」など仲立ちし、子ども同士の関わりを見守っていった。中には、友だちの遊びに興味を持つが、玩具を黙って使おうとしてトラブルになることがあったため、気持ちを代弁し仲立ちをしていった。

環境

雪が積もった日には、室内に雪を持ってきて雪遊びを楽しんだ。積極的に雪に触れて遊び、ままごとのお椀に雪を入れて食べる真似をしたり、包丁で雪を切る真似やスプーンで潰したりして見立て遊びを楽しむ姿があった。雪を固く握りしめ、雪が解けて水になる様子を観察する姿もあった。「雪、冷たいね」「お水になったね」などと声をかけ、保育者も一緒に遊びながら雪の感触を楽しめるように関わっていった。

言葉

自分の要求や気持ちを簡単な言葉や指差しで、保育者に伝えようとする姿が見られた。歌を口ずさんだり、ごっこ遊びで保育者や友だちとのやりとりを楽しんだりする姿もあった。言葉で上手く伝えられず、指差しや喃語になる子もいるため、表情や仕草から思いをくみ取り、言葉に置きかえていき、ゆったりと関わっていった。

表現

季節の行事にちなんで、クリスマスリース作りやお絵描きをしたり、踊りを楽しんだりした。リース作りでは、飾りになる折り紙やおはながみを破ったり、丸めたりしてリース台に貼り付けていった。扱いやすい素材だったようで、色とりどりの紙で飾り付け心ゆくまで楽しみながら製作する姿が見られた。踊りも保育者と一緒に踊り、終わると「もう一回」と繰り返し楽しんで踊っていた。子どもたちの楽しい気持ちに共感しながら関わり、表現する楽しさが味わえるようにしていった。

食育

スプーンを使って食べようとする姿が増えてきたが、手づかみになることもあった。「スプーンを使ってみようか」「どうやって持つ?」など食具を使って食べることができるよう声かけしながら援助していった。おやつ後は自分で使った食器を片付け、口拭きをする姿があった。自分でしようとする姿を認めたり難しい所は手を添えたりしながら、意欲に繋げていった。

育児あれこれ