1歳りす組2022年度10月のまとめ

健康

朝夕はひんやりとするが日中は暑くなることがあったので、水分補給をしたり、薄着で過ごせるよう衣服の調節をしたりしていった。また寒暖差から、鼻水が出る子が多くいた。「鼻水出たね、きれいにしようね」と声をかけ、こまめに拭き取り清潔にする心地良さを感じられるようにしていった。パンツ交換の際、トイレに誘うと意欲的にトイレに座ってみようとする姿が見られた。タイミングが合うと排尿できる子もいたため、一人一人の様子を見ながら誘っていくようにしていった。

人間関係

友だちの名前を呼んで一緒に遊ぼうとしたり、同じ玩具や絵本を見つけ、友だちの側で組み立てたり、絵本をめくって見たりする姿が見られた。「○○ちゃんと一緒だね」と友だちと同じ遊びを楽しむ姿に共感しながら子ども同士の関わりを見守っていった。友だちの遊びに興味を持ち、玩具を黙って使おうとしてトラブルになることがあったため、「貸してって言おうね」と言葉を添えながら仲立ちをしていった。

環境

天候の良い日は陽ざしが強くなることもあったが、心地よい風が吹き過ごしやすくなってきたため、園庭で遊ぶ機会を多く持つことができた。2歳児の姿を真似をして、空を見上げ雲の動きに気づいたり、飛行機雲を発見したりして観察することを楽しむ姿があった。保育者も一緒に観察して、子どもの気付きや発見に共感しながらゆったりと関わっていった。

言葉

保育者や友だちとの関わりの中で、自分の要求や気付いたことを伝えるようになってきた。歌を口ずさんだり、ごっこ遊びの中でやりとりを楽しんだりする姿も増えてきている。中には、言葉で上手く伝えられず、指差しや喃語になる子もいるため、思いを受け止め、正しい言葉で繰り返したり、ゆっくりと話すことを意識したりしながら発語を促していった。

表現

トンボの羽や目の形に切った紙にクレパスで色塗りをした。塗るスペースが少なかったが、自分で好きな色を選んで点打ちや線を描くことを楽しむ姿があった。クレパスを握る力がしっかりとしてきて、中には力強く線や点を描く子もいた。今後も季節にちなんだ製作を取り入れ、色々な素材に触れさせて製作する楽しさ味わわせていきたい。

食育

好き嫌いなく何でも食べる子もいるが、苦手な食材があると見た目から食べようとしない子がいた。「これは○○だよ」「おいしいよ」など声をかけると、興味を持ち食べてみようとする姿もあった。絵本や手遊びなどで色々な食材に関心を持たせていきたい。また意欲的に食べるが、手づかみになる姿もあった。「スプーンを使ってみようね」「どうやって持つ?」など食具を使って食べることができるよう見守っていった。

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