1歳りす組2015年度12月のまとめ

食事

スプーンや手づかみで自分で食べたり、おかわりもして、意欲的に食べている。野菜やくだものを指差して「これはなに?」と聞いたり、保育者が「にんじん」など答えを言うと、真似をしてその言葉を繰り返し言う子もいた。楽しい食事になるように、子どもと会話を楽しんだりしながら関わっていった。また、苦手な物があると「これいらん。」など言葉で伝えてくれてくれたりするので無理強いはせず、子ども一人ひとりのペースに合わせていくようにしていった。

排泄

タイミングが合うとトイレで排泄出来る子が増えてきた。トイレでできたときにはしっかりと褒めていき次もトイレでしようと思えるように関わっていった。また、「しっこでる。」や「ちー。」とおしっこが出ることを言葉で伝えてくれることが多くなってきた。子どもの様子に合わせてトイレに誘うなど、個々に対応していった。

健康

咳や鼻水が出る子もいたが熱も出ず、元気に過ごすことができた。鼻水が出ている時は、ティッシュでこまめに拭いたり、ティッシュを自分でとり鼻水を拭く子もいた。また、子どもの体調に変化を感じた時には検温をしたり、水分をこまめに摂るように心がけていった。

睡眠

布団に入るとすぐに眠りについていた子も体力がついてきており、なかなか寝つけなかったり、周りの友だちが気になって寝られない姿があった。保育者が側に付き背中をさすったり、子守唄を歌うと、安心して眠りについた。眠くなったら心地良く入眠できるよう、落ち着いた雰囲気を作っていった。

身体発達

室内あそびが多かったので、キーボードに合わせて両手を広げて走って「とんぼ」になったり、ハイハイして「かたつむり」になったり、コロコロ転がって「どんぐり」になったりと表現あそびを多く取り入れて楽しんだ。最初は保育者の動きを真似して身体を動かしていたが、繰り返し楽しんでいくうちに曲が聞こえてくると、すぐに反応して自分から率先して身体を動かす姿が多く見られた。リズムあそびやマットあそびなど今後も取り入れていき、全身を使ってのあそびを更に楽しんでいきたい。また、レゴブロックや粘土あそびなどの指先を使ったあそびにも興味を持つ子が多いので引き続き楽しめるよう日々のあそびを工夫していきたい。

情緒

“自分でやりたい”という気持ちが強くなり、保育者の援助を嫌がる子がいた。子どもの気持ちを大切にしながら、優しく見守っていきさりげなく援助していった。出来た時には一緒に喜び、嬉しい気持ちに共感していった。

言葉

レゴブロックで形を作ると「おうち作ったよ。」や「バスだよ。」など、あるものに見立て、言葉にして表したり、「大きい」「こわれた」などと見て感じた事を、簡単な言葉にする姿があった。子どもの気づきに耳を傾け、共感していきながら、受け答えしていった。

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