健康
朝夕涼しくなってきたが、日中はまだ気温が高い日が続いたため、室内で過ごせるようにしていった。気温差から鼻水が出る子がいた。家庭と子どもの様子を伝え合い、一人一人の体調を把握しながらこまめに連携を図っていった。また室温に配慮したり水分補給を行ったりしながら体調に留意していった。
人間関係
一人遊びになることはあるが、同年齢や年上児の友だちの遊ぶ様子に興味を持ち同じ玩具で遊ぼうとしたり、年上児の側で過ごそうとしたりする姿が見られた。頭を撫でてもらい嬉しそうに笑ったり、ままごと遊びに入れてもらったりと微笑ましい姿もあった。仲立ちしながら友だちと関わる楽しさが味わえるように見守っていった。
環境
年上児の遊びに興味を持ち、同じ玩具で遊ぼうとする姿が見られた。月齢の大きい子はパズル遊びに興味を持ち、パズルのピースをパズル台に押し当てはめようとしたり、上手くはまった時は手をたたいて喜んだりする姿があった。また積木を積んだり、ブロックを組み合わせて長く繋げたりする姿も少しずつ増えてきた。保育者も一緒に遊びながら手先を使った遊びが楽しめるように環境を整えていきたい。
言葉
喃語や表情、一語文などで自分の思いを表現したり、指差しで伝えたりする姿が増えてきた。思いを受け止めて「○○したいね」「一緒に○○しようか」など声をかけると、頷いたり保育者に抱きついたりして自分の思いが伝わった嬉しさを表現する姿もあった。子どもの発する言葉をしっかりと受け止め、簡単な言葉でやりとりを楽しみながら発語につなげていきたい。
表現
親しみのある音楽に合わせて体を動かして楽しんだり、年上児の真似をして「はらぺこあおむし」の音楽に合わせて絵本のページをめくったりして楽しむ姿があった。保育者が「はらぺこあおむし」の歌を口ずさむと、体を揺らしたり、歌詞の語尾をつぶやいたりする姿もあった。「楽しいね」「一緒に歌おうか」と声をかけ、楽しい気持ちに共感していった。
食育
完了リズムの子は、家庭と連携を図り完了食に移行した。意欲的に手づかみやスプーンですくって食べたり、コップやお椀を持ってお茶や汁などを上手に飲んだりする姿も見られるようになってきた。咀嚼や嚥下の様子を丁寧に見守りながら「モグモグしようね」「おいしいね」と声をかけ、楽しい雰囲気の中で食べることができるよう見守っていった。