食事
中期食や後期食の食材の大きさも、詰まらせることなく口を動かして喜んで食べる姿が見られた。食べている途中で眠くなり、機嫌が悪くなって口を開けなくなる子もいた。無理強いせず、「おいしいね」など言葉かけをしながら、一人一人のペースで楽しく食事が摂れるようにしていった。
排泄
排便後にシャワーをする際、泣いて嫌がる姿が多かった。おむつ交換の気持ち良さが感じられるよう、優しく声をかけながら手早く行っていった。
健康
鼻水がよく出るようになり、発熱などで体調を崩す姿が見られた。こまめに検温を行い、食欲の有無や機嫌の良し悪しなど、いつもの様子との違いに留意しながら、体調の変化に気を付けていった。
睡眠
眠たくなると、布団の上で優しく背中をさすると入眠できる子や、抱っこ紐で抱っこをすると、すぐに入眠する子などさまざまだった。午前、午後と二回寝のリズムがつき、一時間半から二時間近く寝られる姿もあった。睡眠中に寝返りをしてうつ伏せになる姿もあったので、すぐに仰向けにし睡眠チェックもきちんと行うなど安全面に配慮していった。
身体発達
お座りが安定してきて、お座りで遊ぶ時間が少しずつ長くなっている子もいた。腹ばいの体勢で、気に入った玩具を取ろうと、お腹を軸にして方向転換をする姿も見られる。また、四つんばいで少しずつ進もうとする子もおり、ずりばいでの移動距離も長くなってきているので、保育者は側で見守りながら、安全に体を動かして遊べるよう環境を整えていった。
情緒
一日を通して情緒が安定してきて、保育者の声かけや触れ合いの中でよく笑い、楽しさや嬉しさを表現するようになってきた。年上の子の声かけに、声を上げて喜ぶ姿も見られる。歌を歌ったり一緒に絵本を読んだりするなどし、保育者や友だちとやりとりするを楽しさが味わえるようにしていきたい。
言葉
食事を見ると、「まんまんま」と喃語で食べたいことを伝える姿があった。また、保育者を呼ぶように、大きな声を発してアピールする姿も見られた。子どもの声や喃語に応答的に関わっていき、思いを受け止めてもらう喜びが味わえるようにしていった。